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2018年06月21日

[薬局新聞]その後の人生について考え社会人から薬学部へ

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第76回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL76


 今回から、兵庫県神戸市の清水篤司先生にお話をお伺いいたします。

 清水先生は慶應義塾大学法学部をご卒業後、社会人を経て薬学部に入学するという経歴をお持ちだと伺いました。

「中学高校時代の先生の影響もあり、また漠然と司法試験を目指すという選択肢もあり、法学部へ進学しました。卒業後は国内の化学メーカーに就職し、人事、総務、広報等に関わる様々な業務を行いました。そんな中、命に関わるような非常にショッキングな出来事があり、それが一つのきっかけとなってその会社を退社。大げさでなく、その後の人生について考えました」

 おこがましさは承知の上ですが、私も社会人を経て薬学部に入学しましたので、境遇は違えど、一脈相通ずるものがあります。

「私も初めてお会いする前から親近感がありました。その出来事で間違いなく人生観が変わりましたし、言い方は変ですが、”残りの人生はいただいた時間”的な発想が生まれました。退職後、地元神戸に戻り宅建の資格を取得、更に友人の勧めもあり理系への転向を考えました。塾の講師とスポーツジムのトレーナーを掛け持ちしながら受験勉強をし、神戸学院大学薬学部に進学しました」

 次回以降、清水先生の取り組みについてご紹介いたします。


2018年06月19日

[日経DI]「なし崩しスタート」は避けたい遠隔服薬指導

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 しばらく前から、遠隔服薬指導についての話題をちらほら聞くようになりましたね。まだまだ断片的にしか理解できていませんが、私なりにイメージして、その可能性と限界について考えてみました。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:「なし崩しスタート」は避けたい遠隔服薬指導
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201806/556559.html

2018年06月14日

[日経DI]薬局にも来るか? QRコードでお支払い

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

QRコード決済


 以前、薬局でのクレジットカード決済の導入について、本コラムで話題にしました。最近はスマートフォン(スマホ)の普及に伴い、「おサイフケータイ」や「ApplePay」など、現金を持ち歩かなくても支払いができる環境が整ってきています。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:薬局にも来るか? QRコードでお支払い
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201806/556448.html

2018年06月08日

[薬局新聞]影響力のある人物による発信

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第75回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL75


当該ツイートはこちら。




 若者からの支持が高い高須クリニック院長の高須克弥氏。Twitterを巧みに使いこなし、その発言は多くの賛同を集め、ときに批判を受けていますが、そんな中、今回ある一つのツイートが話題になっています。

「咳がとまらん。ブロン一気飲み。体によくないからよいこは真似してはいけません。なう」とブロンを片手にラッパ飲みのポーズを決める高須氏。これに対して、多くの反響が寄せられている。

 「影響力のある方なのでこういうツイートはやめていただきたい。「よいこはまねをしない」かもしれないけど、高須先生もやってるなら(中略)と真似をする恐れがあります」

 「日本が、市販薬のリスクを軽く見積もる国であることを残念に思います。実際に依存症に苦しむ方、副作用被害者もいる訳で」

 「信じられない!! 冗談でもやめて下さい!! 真似する人いたら高須先生の責任です よ。医師という立場を考えてアップして下さい」

 「医師免許をお持ちの方なので、本当に真似をしちゃだめだというなら何故わざわざツイートなさるのでしょうか。高須先生が良くて他の人は真似をしてはいけないのは何故ですか」

 こうした反響が寄せられることは、おそらく想定済みのことでしょう。今後は医薬品の適正使用に向けた発信をお願いしたいものです。


2018年06月07日

[日経DI]後発品の採用で感じた、製薬企業の「愛」

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 もう半年ほど前になるのですが、ルプラック(一般名トラセミド)の後発医薬品であるトラセミド錠「KO」が発売されました。この記事を書いている2018年6月上旬の時点では、寿製薬1社からのみの発売。私の薬局でも採用に向けて情報収集に当たりました。今回は、その際にあったちょっとユニークな出来事をご紹介します。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:後発品の採用で感じた、製薬企業の「愛」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201806/556338.html

2018年06月02日

[薬局新聞]アルクマおくすり手帳

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第74回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL74


 今回は、手前味噌ではありますが、私の薬局で作成しました「アルクマおくすり手帳」について紹介させていただきます。

 “お薬手帳”と言えば、昨今、多くの電子お薬手帳が開発され、薬局でも導入するところが増えています。利用する患者さんもスマホにアプリを入れることで処方薬の管理・把握がしやすくなり、今後の主流となっていくことは間違いありません。

 そんな中、紙媒体のお薬手帳を、たとえオリジナルとは言え作ったところで、“今更感”をお持ちの方は少なくないでしょう。確かに、機能的な向上が見込めるものではありませんし、手間や費用をそこまでかけずに、市販のもので十分では?と私自身も感じていました。

 しかし実際にこの「アルクマおくすり手帳」をリリースしてみて感じたのは、キャラクター一つでお薬手帳はここまで変わるのか、ということです。もちろんすべての方ではありませんが、多くの利用者から、とても大きな反響が寄せられました。

 お薬手帳の利用促進については、もちろん正攻法で訴えることも必要ですが、「利用する人が持ちたくなる」という観点から、今一度考えてみる必要があるのかもしれません。各薬局において、地域や利用者の特性に応じたお薬手帳への工夫が大切ではないかと感じました。


アルクマおくすり手帳(表紙)

2018年05月31日

[日経DI]「基本料1」が激減、大手チェーンに吹く逆風

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 2018年度調剤報酬改定の影響が徐々に見えてきました。5月に入り、日本調剤(東京都千代田区)が2018年3月期決算を発表。また5月10日には、日本保険薬局協会(NPhA)の医療制度検討委員会が「平成30年度調剤報酬改定の影響度に関する調査報告書」を公表しました。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:「基本料1」が激減、大手チェーンに吹く逆風
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201805/556195.html

2018年05月23日

[日経DI]困ったらリアルとネット、どっちに聞く?

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 読者の皆さんは、業務中に困った問題が生じた時、どのように対処しているのでしょうか。相談できる同僚や仲間、あるいは判断を仰ぐことができる上司が職場内にいればいいのですが、1人薬剤師だとそうもいきません。かくいう私もその1人です。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:困ったらリアルとネット、どっちに聞く?
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201805/556081.html

2018年05月19日

[薬局新聞]冒険的発想でチャレンジし続ける

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第73回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL73


 引き続き、株式会社バンブー(神奈川県)の竹中孝行先生にお話をお伺いいたします。

 今後の薬局アワードについてどのような展望をお持ちでしょうか。

「最近では嬉しいお声を聞くことも増えてきました。全国で予選大会のようなものをできたら嬉しいですね。薬局のことを一般の方に知ってもらうことを目的としていますが、まだまだ一般の方の来場は半数程度ですし、一般メディアに取り上げられたこともありません。また学生にもより多く参加してもらいたいです。もっと世の中の多くの方が注目してくださるように、工夫や仕掛けをし続けなければならないと思っています。まずは継続することが大切だと思っていますので、続けられる仕組み作りに専念しているところです」

 竹中先生ご自身としてはいかがでしょうか。

「私個人としては、今までと変わらず、みんなが輝ける場を作りたいという思いを大切に、突き詰めていきたいと思っております。一人でできることは限られますので、人々、地域、そして社会により大きく貢献できるように、仲間とともに会社を成長させていくことが大切だと感じています。そのためには、まずは、薬局、介護、美容、各々の事業の店舗を深め、そして拡げていきます。冒険的発想を忘れずにチャレンジし続けたいと思います」

 竹中先生、4回に渡ってありがとうございました。


2018年05月18日

[日経DI]「正しい記録」はトラブル防止の役に立つか

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」



 皆さん、「ドラレコ」ってご存知でしょうか。車を運転する方ならピンとくるかもしれません。正確には「ドライブレコーダー」と呼ばれ、車に取り付けて走行中や停車中の映像や音声を記録しておくものです。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:「正しい記録」はトラブル防止の役に立つか
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201805/555995.html

2018年05月12日

[薬局新聞]業界内外の活性化へ繋がる

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第72回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL72


 引き続き、株式会社バンブー(神奈川県)の竹中孝行先生にお話をお伺いいたします。

 様々な想いが込められている薬局アワードですが、竹中先生ご自身にとってはどういうものなのでしょうか。

「薬局アワードは、人とのつながり、イベント企画、薬局運営、ウェブの知識など、自分が今までやってきたことを活かせる集大成と位置づけています。特にイベントの部分では、一般の方に向けたものであるという部分で、経験がありましたし、一緒に企画するメンバーも異なる業種の方も多いので、一般目線でのイベントができると思いました」

 薬局業界の内部的な活性化、そして世間に広く発信していくことを両立させていることが絶妙と感じます。

「素晴らしい取り組みをされている薬局や薬剤師の方にお会いする中で、こういった方達にスポットが当たれば、若手の薬剤師、薬学生、そしてこれから薬学部を目指そうとしている子供たちに刺激、夢を与えられるという思いもありました。また、一般の方が薬局の取り組み、薬剤師の仕事を知ることで、自分でかかりつけ薬局を探し、選ぼうとする方が増え、様々な良い変化が起こるのではと期待しています」

 次回は今後の展望についてお伺いいたします。


2018年05月11日

アルクマおくすり手帳が信濃毎日新聞に掲載されました

アルクマとアルクマおくすり手帳


弊薬局で作成した「アルクマお薬手帳」ですが、地元の信濃毎日新聞社というところから取材をいただきまして、本日付朝刊に記事を掲載していただきました。

昨日の取材の際、お話をしたあとに「記事用の写真をお願いします」と言われ、アルクマお薬手帳を携えて撮影タイムに。記者さんから「目線はちょっと伏し目がちにしてこのあたりで」「笑顔でお願いします」と言われながら緊張の中の撮影。今日の記事に採用していただいたのがこちらの写真です。

信濃毎日新聞 アルクマおくすり手帳記事

新聞を開いた瞬間、涙で記事が見えませんでした(嘘

ということで、ぜひアルクマお薬手帳をご活用ください。

アルクマおくすり手帳 - ららくま薬局(公式)

2018年05月10日

MeijiSeikaファルマの「Dear Pharmacist」に掲載されました

MeijiSeikaファルマが発行する薬剤師向け情報誌「Dear Pharmacist」2018年早春号に掲載されました。その中にあります「十年後のワタシ」というコーナーです(以前の掲載はこちら)。

Dear Pharmacist


過去には、川添哲嗣氏や山本雄一郎氏が同コーナーに登場しているので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

内容をご覧になりたいという奇特な方は、MeijiSeikaファルマのMR氏にお問い合わせいただければと思います。

20:52 | Comment(0) | ウラ

2018年05月09日

[日経DI]意外に簡単? オリジナルのお薬手帳づくり

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

アルクマとアルクマおくすり手帳


 今年の2月に、鹿児島県の薬剤師の原崎大作さんが中心となって「西郷どんおくすり手帳」を作成したという新聞記事を読みました。この記事に触発されて、私も“ご当地お薬手帳”を作ってみることにしました。どのくらいの知名度があるのかは分かりませんが、長野県のご当地キャラと言えば、やっぱり「アルクマ」です。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:意外に簡単? オリジナルのお薬手帳づくり
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201805/555925.html

アルクマおくすり手帳

2018年05月01日

[薬局新聞]背景・思い・患者視点の選考

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第71回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL71

 引き続き、株式会社バンブー(神奈川県)の竹中孝行先生にお話をお伺いいたします。

 竹中先生の想いをお伺いする前に、薬局アワードとはどんなものなのか教えていただけますか。

「全国の薬局からインターネットを通じてエントリーを募ります。薬局の取り組み、思い・背景など、記入いただいた内容から一次選考を行い、通過された薬局を集めた「薬局アワード作戦会議(親睦会)」を行います。その後、「患者視点」「独創性」「社会性」などの6つの評価項目を軸に二次選考を行い、最終的に6組の薬局に取り組みや思いについてご発表いただきます」

 どのように選考が行われるのでしょうか。

「最終的な目的は「薬局の取り組みを世の中に知ってもらうこと」。特に「背景・思い」「患者視点」を重視させていただきます。審査は、取り組みを行う背景に人々の健康を思う薬局スタッフ全体の思い・情熱を感じるか、また取り組みそのものが信頼を得ることができ、人々の健康に寄与するものかといった観点から行われます。二次選考から一般の方にもご参加いただいています。決勝となる当日のイベントでは特別審査員だけでなく、会場に集まった人全員の電子投票で最優秀賞、特別賞が決まります」

 薬局を利用する一般の方々の関わりがあるのがとてもよいですよね。次回は開催に至るまでの道のりについてお伺いします。


2018年04月25日

[日経DI]かかりつけ薬剤師指導料、算定しづらい心の内

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 業界内では、この「かかりつけ薬剤師指導料」の算定数の伸びに対して批判的な声が少なからず上がっています。その批判の多くは、主に大手チェーン薬局がこの指導料の算定数を伸ばしていることに対するもののようです(同意書の見直しも、それが起点のようにも思われます)。読者の皆さんの中にも、大手チェーン薬局の算定状況を面白くない思いで見ている方がいることでしょう。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:かかりつけ薬剤師指導料、算定しづらい心の内
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201804/555765.html

2018年04月20日

[薬局新聞]薬局の良さ伝える取組み

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第70回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL70


 今回から、株式会社バンブー(神奈川県)の竹中孝行先生にお話をお伺いいたします。

 非常に幅広いご活躍をなさっているとのこと。

「2012年に会社を設立するまでは、製薬メーカーのMRや薬局で勤務をしていました。学生の頃から独立したいという思いがあり、人生誌の制作・デザインやシニア向けのPC教室、イベント企画などを行う会社を設立・運営していたこともあります。現在私の会社では、薬局を始め、岩盤浴ヨガ、エステサロン、介護事業(デイサービス)などを行っています。“10のチャレンジをしたら1つぐらいいいことがある”、そんなイメージで生きています。最近ようやく、会社や人生の指針を描けるようになってきました」

 「薬局アワード」も主宰なさっているのですよね。

「2016年に、現(株)カケハシの中尾社長と話していたときに、薬局って一般の方に全然良さが伝わっていないよね…という話で盛り上がりました。それをきっかけに、薬局の取り組みを一般の方に発表する機会を作ったら面白いのではないかと、(一社)薬局支援協会を設立。第1回薬局アワードを2017年4月に開催し、第2回を来月5月20日に開催予定です」

 次回は、薬局アワードに込める思いなどをお伺いします。


2018年04月19日

[日経DI]ハリル監督解任で考えた、お金と職務のさじ加減

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 サッカー日本代表監督のハリルホジッチ氏が突然、解任されました。各社の報道によれば解任は2018年4月7日付で、ワールドカップ2カ月前の解任は「異例中の異例」とのこと。これが吉と出るか、凶と出るかは分かりませんが、批判の声が多いようですね。後任の西野監督は大変だと思いますが、いちサッカーファンとして応援を続けたいと思います。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:ハリル監督解任で考えた、お金と職務のさじ加減
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201804/555646.html

2018年04月12日

[薬局新聞]現場の薬剤師が思い描く"みらい"への課題と可能性

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第69回です。今回は新年度スペシャル企画として、「薬剤師みらい会議」に参加した方々にお話をお伺いしました。

かかりつけ薬剤師PERSONAL69


 鹿児島県で開催された薬剤師みらい会議について、中心となって会議を企画した原崎大作先生に、これまで3回に渡ってご紹介いただきました。今回はその会議に参加した方々にご登場いただき、実際の会議の様子や、参加してみての感想などをお話しいただきます。

濱田知津子さん

 私は学校薬剤師とスポーツファーマシストについて話しました。中でも力を入れたのはアンチドーピング活動についてです。例えば国体選手を対象に講習会をしていること、病院からの処方薬、市販薬、健康食品にもドーピング検査に引っかかる成分が入っているものもあり「うっかりドーピング」に繋がるということを伝えました。ドーピングに関する知識はアスリートだけの問題では無く、応援するサポーターも知っておいた方が良いことです。またその話の延長で、鹿児島マラソンのランナーを対象に健康チェックを行うことも紹介しました。薬剤師って色んな事をするんだということを知ってもらえたと思います。

・みらい会議に参加してみて

 私の場合、薬剤師みらい会議ってなに?というところからでしたので、「とりあえず行ってみよう!」という軽い気持ちでの参加でした。色々な職種の方と話す中で、薬剤師の仕事が多岐にわたることはあまり知られていないなと感じました。参加者からの「薬剤師はこんな事が出来ますよ!という話だけでは患者さんとの距離は近づかないのでは?」という厳しい意見には考えさせられました。私達を使ってもらうには、もっともっと歩み寄る必要があると感じました。


丸田沙生さん

 私は学校薬剤師活動に力をいれていまして、その紹介をしました。私は薬剤師歴14年、学校薬剤師歴6年、2校を担当しています。
 子供達にはまずは心身健康でいるために何をすれば良いのか?を考えてもらい、それでも病気になった時は、薬を正しく使って力を借りることが大切だと伝えています。環境面では、プール学習の際、ブヨが出て困ると相談があり、殺虫剤が効かないブヨ対策としてハッカ油スプレーを作ったりもしています。
特に力を入れているのが保護者にむけての健康教室の実施です。本来の学校薬剤師の活動項目にはありませんが、地域貢献を含め保護者が元気で幸せじゃないと、子供も健康にはならないから、と思うからです。
控えめな活動ではありますが私はとても楽しくやりがいを感じています。

・みらい会議に参加してみて

今後の薬剤師像や薬局の在り方を他職種と描いていく、とても貴重な時間でした。参加して本当によかったと思います。ただ、あまり変化を好まない方には耳の痛い場所だったろうな、とも思います。
 参加後は、学校薬剤師活動をSNSにこまめにアップするようになりました。また、薬剤師会で行う市民公開講座を積極的に宣伝したり、地域の町内会やPTAでも周知するような活動を始めました。


鎌田貴志さん

 みらい会議では、「私にできること(薬剤師にできること)」というテーマで話をしました。 聴講者は非薬剤師が多かったので、「薬剤師とは」から入り、薬剤師・薬局バッシングや薬剤師無能論が独り歩きしてるが、そうではなく、社会的に評価されにくい立ち位置だけれども、できること・やっていることは非常に幅広いということを伝えました。
 また薬物動態学・製剤学・有機化学・薬理学などを駆使して、例えば「飲み忘れたときの対応」「効果が出始める時間推測・効果が続く時間推測」「食事と服薬のタイミング」など、生活背景を考慮した薬の使い方を提案することができるから、何でも相談してほしい! と薬剤師の「活用」を訴えました。

・参加してみて

薬剤師の「利便性」はやはりまだまだ国民には浸透してないと感じました。「薬局は病院を受診した後でないと入れない」と本気で思っている人も少なくありませんでした。他職種連携も大事ですが、それ以上に市民・患者さんへのアピールが必要なのではないかと痛感した時間でした。色んな患者会やイベントに顔を出したり、様々な媒体を通して薬剤師の必要性をアピールするなど、自ら動いて薬剤師の職能をアピールしていくことの重要性を感じました。


吉脇茜さん

 薬剤師みらい会議は今回が第1回でしたが、実は昨年、それに先立って“第0回”のみらい会議が開催され、私はそこにも参加しました。これまで「薬を提供する側」の目線で、「患者さんはきっと〜思っているだろう」と勝手に薬剤師・薬局のイメージを作り上げ、「こうしたらきっと身近に感じてもらえるだろう」「現状で私は患者さんにとって身近な存在だ」と考えていたのですが、第0回みらい会議で覆されました。一言で表すと「薬剤師が思っている距離と、患者側が思っている距離に差がありすぎる!」ということです。
そこで、第1回みらい会議では、薬局薬剤師の仕事内容や、貢献していることの一部(疑義照会での医療費削減に貢献)、それぞれの薬局でいろいろな強みを持っていること、周知されるために始めたことなどを紹介しました。

・みらい会議に参加してみて

 薬剤師と地域の方々との距離を縮めることが、これからの一番の課題だと感じました。そのために、薬剤師が身近な存在であることを周知し、情報を発信しながら本来あるべき業務に対し真摯に取り組むことが重要です。身近に薬局を感じてもらい、気軽に立ち寄り、相談でき、そのことで薬局薬剤師が薬物治療の適正化や医療安全に貢献し、地域で信頼できる存在になりたいと思っています。


[日経DI]白黒フィルム販売中止に見る「薬局の未来」

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 新年度を迎えて10日余りが過ぎました。この4月には調剤報酬改定がありましたが、2年前に比べると、かなり静かなスタートだった印象を受けます。そうは言っても、地域支援体制加算の施設基準に関する申請などをはじめ、書類の作成などにもう少し慌ただしい日々が続くことになりそうです。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:白黒フィルム販売中止に見る「薬局の未来」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201804/555588.html

2018年04月04日

[日経DI]患者さんの「先発品希望」には罠がある

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 処方箋のファクスというのはいつも突然に入るものですね。その日も2枚のファクスが入りました。1枚は過去に来局歴のある9歳の子ども、そしてもう1枚は新患で、保険証番号や年齢などから推測するに、その子のお母さんと思われました。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:患者さんの「先発品希望」には罠がある
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201804/555427.html

2018年04月03日

[薬局新聞]互いがリソースとなる社会

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第68回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL68


 引き続き、「薬剤師みらい会議」について、原崎大作先生(鹿児島県)にお話をお伺いいたします。

 非常に幅広い職種が集まった会議ですので、アウトプットも大きかったのではないでしょうか。

「相性のいい人たちが自然発生してポジティブな発信をしてくれるんです。40人が1000人以上のSNS友達がいる人たちで構成していたのでざっくり4万人のタイムラインに、薬剤師みらい会議の名前がでてくる計算ですね。さらに第0回で作った動画のリーチ数は10000人を超えました」

 動画作成に関して言えば大成功ですね。多くの人が集まったからこそ実現できたのでしょうね。動画以外の部分でも得るものが大きかったようですね。

「『かかりつけ薬剤師』もそうですが、地域貢献、まちづくりとかいいながら、医療職だけで集まろうとしますが、やはり限界があります。お互いがリソース(資源)になり合わないといけないと思うんです。“お互い様”の世界になるはずなのに、24時間対応にしても、もちろんそれはそれで素晴らしいですが、片方だけが24時間対応ってどうなんだろうと。そういうものは個人ではなく、リソースをつなげた社会でやるべきなんですよね」

 次回以降、この会議に参加した方々の声をお伝えいたします。


2018年03月27日

[日経DI]かかりつけ薬剤師指導料、名称を変えませんか

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 4月の調剤報酬改定に向けて、ちょっと落ち着かない、気ぜわしい毎日が続きますね。私の地域では、厚生局と薬剤師会による講習会がそれぞれあり、出席してきました。多くの話を聞く中で、私が気になったのは「かかりつけ薬剤師指導料の算定は、複数回来局している人に限る」という部分です。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:かかりつけ薬剤師指導料、名称を変えませんか
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201803/555363.html

2018年03月24日

[薬局新聞]職種問わず街の人と交流する場に

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第67回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL67


 引き続き、「薬剤師みらい会議」について、原崎大作先生(鹿児島県)にお話をお伺いいたします。

 会議に込めた思いというのは、どんなものがあるのでしょうか。

「『かかりつけ薬剤師』と一言で言いますが、いろんな薬剤師がいて、それぞれが良さを持っている。また街の人ともどの人が合うかというのは相性の問題で、スキルの問題じゃないんですよね。だから街の人とミックス出来る場を作りたかったというのもあります」

 この会議、薬剤師だけでなく多くの人が参加したと伺いました。

「美容関係、フォトグラファー、ミスユニバース、飲食店経営、生産者、農業、畜産、建築関係、不動産関係、銀行員などほんとうに様々です。医療関係者は医師と介護職の方も参加しました。メディアの方々からも非常に興味深く取材があり、新聞やテレビなどでも報じていただきました」

 すごいメンバーですね!薬剤師の枠にとらわれないところがとてもよいですね。多職種という表現ですら足りない、多くの人を巻き込んでいるところが素晴らしいと思います。

 次回もこの会議についてお伺いいたします。


2018年03月21日

[日経DI]いい話ではなさそうな電話がかかってきたら

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 「ちょっと薬のことで聞きたいことがあるんだけど」

 処方箋の持ち込みがちょうど途切れたところにかかってきた電話に出たところ、男性がこう切り出します。その声のトーンから「あ、これはあまりいい話ではなさそうだな」と察して、すぐさまその方の情報を伺い、薬歴を確認します。画面に表示された処方内容は下記の通りです(一部省略)。


続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:いい話ではなさそうな電話がかかってきたら
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201803/555273.html

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