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2018年11月15日

[日経DI]車選びの相談で考えた、選ばれる薬剤師の条件

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 先日、十年来の知人から連絡が入りました。近々、車を買い替えたいので相談に乗ってほしいとのこと。私が以前、自動車ディーラーに勤務していたことを知っての頼みですので、二つ返事で引き受けました。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:車選びの相談で考えた、選ばれる薬剤師の条件
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201811/558681.html


2018年11月10日

[薬局新聞]限界まで挑戦しながら海外での薬剤師キャリアを模索

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第89回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL89


 引き続き、Medicine Center Pharmacy(カナダ)の青山慎平先生にお話をお伺いいたします。

 今後の展望についてお聞かせください。

「カナダは、各々の薬剤師の経験と知識、責任感などによって、与えられる薬物療法の内容が変わってきます。例えば、条件が揃えばACE Inhibitorやスタチン系薬剤のクラス変更も認められています。カナダの薬剤師に与えられている権限を最大限使えるように勉学に励んでいきたいですね。また海外で働く薬剤師のキャリアをもっと模索したいですね。カナダ卒の薬剤師でさえ難関であるこちらの病院薬剤師とか、新興国の国際協力の分野にも関わってみたいですね。一度きりの人生ですし、自分にどこまでできるか限界まで挑戦していきたいです」

 そのバイタリティに敬服します。

「日本の若い世代の薬剤師が挑戦できるように裾野を広げてゆくこともしたいですね。短期の海外留学はよくありますが、海外で薬剤師になるというのはまだまだハードルが高いイメージが先行していますからね。別に英語が得意でなくても、はっきりとした目的意識がなくてもいいんです。海外の薬剤師ってかっこいいなっていうぐらいで目指してみてもいいと私は思うんですよ、私も最初はそうでしたし」

 青山先生、6回に渡ってありがとうございました。


2018年11月08日

[日経DI]患者さんから学ぶ「老い」との付き合い方

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 唐突な話ですが、私自身、アラフォーと呼ぶにはちょっと厳しい年齢に差し掛かってきて、日々“老い”を実感することが増えてきました。例えば、昔は平気で徹マン(徹夜で麻雀)できていたのが、このところ夜遅くまで起きていられないとか、夜更かしした次の日は朝から辛いとか。あるいは、お昼ご飯をたくさん食べると夕飯が食べられなかったり、夜遅くに食事をすると翌朝胸焼けしたり。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:患者さんから学ぶ「老い」との付き合い方
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201811/558539.html

2018年11月01日

[日経DI]現場に何のメリットが? 不可解な「共同販売」

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 医薬品業界には、非常に複雑な仕組みがあるようです。同じ成分を含みながら、複数の会社が異なる名前で先発医薬品として販売するいわゆる「一物二名称」の問題は以前にも話題にしましたが、今回また違ったややこしい話に直面しました。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:現場に何のメリットが? 不可解な「共同販売」
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201811/558482.html

2018年10月26日

[薬局新聞]権限を行使することで患者に貢献するカナダの薬剤師

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第88回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL88


 引き続き、Medicine Center Pharmacy(カナダ)の青山慎平先生にお話をお伺いいたします。

 同じ“薬剤師”でも、カナダと日本の間に大きな違いがありますね。

「特に薬剤師の権限の違いが大きいですね。第2回の紙面でも触れましたが、ずっと飲んでいる薬があと数日分しかなく、でも病院の予約がとれたのが来週で、それまでの薬が足りないような場合。薬剤師が妥当だと判断だとすれば、薬を調剤することが可能です。もちろん状況把握した上で行いますが、患者の困った状況を薬剤師の力で打開することができます。こういう時って薬剤師として患者に貢献できているなと感じますし、患者からしたら便利で楽だし、権限っていいなと思いますね」

 ちょっと日本では考えられないですね。

「一方で、権限は重いなと感じることも多々あります。多くの場合、薬局にいる薬剤師は私一人なので、いつも一人で判断しなくてはいけません。一緒に働くアシスタントからは、『カウンセリング!』とか『ドクターから電話です』『インフルエンザの注射お願いします』『相互作用のアラートです』など、ただでさえ忙しい中、あっちで呼ばれこっちで呼ばれます。もうそんなに呼ばないでよ、ってたまに思います(笑)。カナダでの薬剤師の仕事は大変なことが多い一方、自分の知識を最大限利用し、行使するための権限もあるため、非常にやりがいのある面白い仕事だと思います」

 次回は今後の展望についてお伺いします。


[薬局新聞]自主性が求められたカナダでのインターン

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第87回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL87


 引き続き、Medicine Center Pharmacy(カナダ)の青山慎平先生にお話をお伺いいたします。

 今回は、移民の国であるカナダで働くということがどういうことなのか教えてください。

「カナダでとても驚いたのが、薬局でインターンをしていた時ですね。とにかく、放任主義なんですよ。日本ですと、まずはオリエンテーションがあって、見学、それからゆっくり実務を学んでいく。服薬指導も隣についてもらって、内容が間違っていないかしっかり確認してもらいますよね。それを想像していたのですが実際は、初日から『はい、服薬指導やって』『ぼーっとしてないで、電話に出てもらえる?』と、何も教わることなく始まります。この日ほど薬局の業務が嫌いになったことはなかったですね(笑)」

 ものすごく大きなギャップですね。

「これがいわゆる“カルチャーショック”でした。日本育ちであれば、ヒエラルキー(上下関係)の強い環境で育っています。上司の言うことを聞く『従順性』が比較的必要とされるのかなと。逆にカナダは、言われる前に自分から行動する『自主性』が求められるので、何もせずに待っていると、怒られるわけです。カナダは人口の2-3割が移民で占められているので、薬局の職場も国籍は様々です。他の国の文化や考え方を理解することはとても重要だと毎回、痛感しています」

 引き続き、青山先生のお話をお伺いします。


2018年10月24日

[日経DI]医療機関のクチコミ情報は信頼できるか

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 インターネットが広く普及して、世の中大きく変わったなと思います。ネット上の「クチコミ」はその代表例の1つでしょう。私自身も、飲食店やお店を選ぶときによく利用しますし、特に初めて利用するお店は、訪れる前からその「クチコミ」でかなり印象が左右されます。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:医療機関のクチコミ情報は信頼できるか
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201810/558351.html

2018年10月18日

[日経DI]生活保護の後発品原則化に思う「悪意なき悪意」

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 先日も話題にしましたが、今月(2018年10月)から生活保護を受給している患者さんの処方は、後発医薬品での調剤が原則とされましたね。読者の皆様の薬局ではどんな様子でしょうか。幸い、私の薬局では大きなトラブルは生じていませんが、ネットでこの件に関連して不快な思いをした人の声が大きな反響を呼んでいました。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:生活保護の後発品原則化に思う「悪意なき悪意」
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201810/558221.html

2018年10月16日

[薬局新聞]どの薬が何日分必要ですか?

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第86回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL86


 引き続き、Medicine Center Pharmacy(カナダ)の青山慎平先生にお話をお伺いいたします。

 青山先生は日本でも薬剤師として働いた経験がおありですが、カナダとの違いはお感じですか。

「カナダでも日本でも薬剤師のやることは基本変わらないのですが、あえて1つ違いを言えば、カナダの薬剤師は、疾患からその薬物療法そのものを見直す機会が多いですね。保険医療制度の違いもありますが、1) 控除額に到達するまでは完全に患者負担 (保険適用になるのは一部) 2) 処方箋に記載された薬から患者が欲しい薬だけを選ぶことができる、という背景から、患者は本当に必要な薬を最小限もらいたい、と考えているんですよ」

 日本は処方箋に記載のすべてのお薬を渡すことが前提ですので、大きな違いですね。

「ですから患者が処方箋を持ってきた時に、最初に交わす会話は、『今日はどの薬が何日分必要ですか?』なんです。そこで、今日は気管支炎と言われた、腰痛がひどい等々、色々話してくれるわけです。処方された薬が高価だと、他に安価な処方箋薬はないか、OTCで代替できないかなど更に話し合いをすることになります。こういう話をするためには、各疾患の標準治療をNon-prescription therapyからPrescription Therapyまで精通していないといけないので、薬剤師の能力を存分に発揮できる面白さを感じています」

 次回も引き続き、青山先生にお話をお伺いします。


2018年10月12日

[日経DI]「おくすりカウンター」経営破綻を耳にして

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 「スマホで受け付け、駅で受け取り」をコンセプトとした調剤薬局、「おくすりカウンター」の運営会社が、9月末に経営破綻したことがニュースになっています。規模は違いますが、私も過去に薬局を畳んだ経験がありますので、非常に心が痛むとともに、この会社の経営者や従業員の方の気持ちが少し分かるような気がします。おこがましいとは思いつつ、「おくすりカウンター」がうまくいかなかった原因について、私なりに考えてみたいと思います。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:「おくすりカウンター」経営破綻を耳にして
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201810/558156.html

2018年10月09日

[薬局新聞]患者の治療へ積極的に関われるカナダの薬剤師

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第85回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL85


 引き続き、Medicine Center Pharmacy(カナダ)の青山慎平先生にお話をお伺いいたします。

 青山先生は日本でも薬剤師として働いた経験をお持ちですが、カナダと日本との間に違いはお感じですか。

「カナダで薬剤師として働いてみて良かったと感じたことは、やろうと思えば幾らでも患者の治療に積極的に関わることができることです。 Professional Judgementという言葉をこちらでは良く使いますが、薬学的な知識や経験に基づいた薬剤師による状況判断をいいます」

 例えば、どんな事があるのでしょうか。

「毎日飲み続けている薬がなくなってしまった。次の受診日まで1週間分の薬が足りない。カナダの薬剤師は処方箋の延長やエマージェンシーリフィルができるので、薬剤師の権限で薬を渡すケースもあれば、病院で処方箋をもらってきてと言うこともできる。薬剤師一人一人によって対応が違うし、状況によって判断が異なってくるのです」

 日本ではなかなか考えられないことですね。

「海外の薬剤師というと、ワクチン接種や処方権など表面的な部分に目が行きがちですが、実はその時々の判断力が必要とされる職種であると私は考えています。権限を行使できることは責任があって大変ですが、薬剤師の仕事にやりがいをもっている人には最高の場所だと思っています」

 引き続き、青山先生の取り組みについてお伺いいたします。


2018年10月03日

[日経DI]「週休3日の薬剤師」もアリだと思う今日この頃

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 先日、つけっぱなしにしていたテレビから、「週休3日という働き方を提案している」という話が流れてきました。ちょっと気になって目を向けてみると、その週休3日を「まずは薬局で働く薬剤師から取り入れている」などと話しています。えっ、と思って、その番組を見始めました。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:「週休3日の薬剤師」もアリだと思う今日この頃
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201810/558049.html

2018年09月27日

[日経DI]卸の“調剤提案”に感じた、いら立ちと気付き

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 先週、当コラムで話題にした、使用期限の短いナウゼリン細粒1%。実は気になってメーカーにも確認したのですが、「使用期限が半年を切るものは市場に流通しないようにしている」という返答をもらいました。なるほど、メーカー側も(各社基準はあるにせよ)そういった部分に配慮しているのですね。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:卸の“調剤提案”に感じた、いら立ちと気付き
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201809/557934.html

2018年09月20日

[日経DI]使用期限が1年を切っている薬が納品されたら

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 先日のことです。備蓄していない医薬品が処方されるというのは唐突なもので、ナウゼリン細粒1%と記載された処方箋が持ち込まれました。某医薬品卸に発注したところ、入荷は翌日とのこと。患者さんに確認すると、まだ自宅に手持ちの薬があるとのことで、そのまま手配をお願いしました。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:使用期限が1年を切っている薬が納品されたら
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201809/557855.html

2018年09月17日

[薬局新聞]適応力がついたカナダでの薬剤師生活

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第84回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL84


 今回からMedicine Center Pharmacy(カナダ)の青山慎平先生にお話をお伺いいたします。

 初めてこのコーナーに海外からご登場いただきます。今はどちらにいらっしゃるのでしょうか。

「私は現在、カナダのブリティッシュコロンビア州、Fraser Lakeという小さな町のコミュニティ薬局で薬剤師をしています。なぜカナダなのかと言えば、もちろん『海外の薬学を学ぶため』でもありますが、偶然カナダになったとも言えます。全ての始まりはアメリカへの短期留学でした。内向的で保守的だった私が、自分のやりたい事に挑戦できるような、前向きな性格になったことも大きいなと思っています」

 留学が大きな転機になったのですね。

「国際交流ボランティアで知り合いになったフィリピン人の親友がカナダで薬剤師になることを勧めてくれたんですよ。カナダで薬剤師になったら、お金持ちになれるよって。じゃあやってやろうと思い立ったのが2013年。二年もあれば何とかなるだろうと思っていましたが、結局四年もかかりました。色々と遠回りはしましたが、日本とカナダを行き来している内に、新しい環境への適応力は付いたと思います。薬剤師になった達成感もありますが、自分としてはまだまだこれから勉強して、カナダの他の薬剤師に追いついていかなければと思っています」

 次回以降、青山先生の取り組みについてお伺いいたします。


2018年09月14日

[日経DI]薬剤師の心にぐさりと刺さる、こんな一言

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 薬局で仕事をしたことがある薬剤師であれば、患者さんと話をしている中で、良かったなと思ったり、薬剤師冥利に尽きる一言をもらったりしたことがあるかと思います。私もそのような時は本当にうれしくて、その日は1日中、小躍りしながらピッキングをしています(笑)。

 その一方で、ショックな事を言われる時もありますよね。そんな薬剤師の心にぐさりと刺さる、患者さんからの一言を並べてみました。


続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:薬剤師の心にぐさりと刺さる、こんな一言
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201809/557773.html

2018年09月12日

[薬局新聞]#薬剤師の怖い話

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第83回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL83


 SNSで話題をカテゴライズする際に用いる用いられるハッシュタグ。非常に多くの話題がありますが、Twitterで「#夏だし薬剤師さんの怖い話おしえてください」というハッシュタグが盛り上がっていましたのでご紹介します(編集の都合上一部改変してあります)。

 最も多かったのが(夏に限らずですが)疑義照会の際に“怖い”思いをしたというもの。処方元に「小児禁忌の薬です」と連絡したところ「うちでは(その薬を)出しています!」との返事があったなんて話を聞くとゾッとしますね。また別のケースでは「この薬の用量がちょっと…」と確認をしたところ、医師から「この薬ってなんの薬なの?」と逆に質問されたなんて話も。

 薬局以外の場面では、子供の学童の救急箱の中にモーラステープとモーラスパップが入っていたという話。学童の先生に聞くと、自分の分が余ったから家から持って来たという返事があったということで、日常に潜むリスクの多さに気づかされます。

 こうした話題を目にした人からは「薬剤知識のない医師が想像以上に多い」「医師や処方に疑いを持たない患者が少なくない」と嘆きの声が上がる一方、「薬剤師さんが防波堤になって医療事故を防いでくれていることも多いのかも」という一般の方の声もありました。

 面白おかしいものから本当に笑えないものまで、たくさんのつぶやきがあります。ぜひ、Twitterを覗いてみてください。


2018年09月06日

[日経DI]生活保護の後発品原則化、現場はやはり心配

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 10月1日まで、残り1カ月を切りました。薬局で働く身としては、この日以降のことが少し気がかりなところです。そう、来る10月1日は、生活保護の患者さんの処方が原則として後発医薬品になるのです。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:生活保護の後発品原則化、現場はやはり心配
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201809/557685.html

2018年09月02日

[review]誰も教えてくれなかった実践薬歴



心待ちにしていたという方も少なくないでしょう。山本雄一郎氏執筆の第2弾「誰も教えてくれなかった実践薬歴」がいよいよ発売されました。ちなみに第1弾はご存知「薬局で使える実践薬学」、当ブログでもご紹介しました。

薬局のオモテとウラ: [review]薬局で使える実践薬学
http://blog.kumagaip.jp/article/178985295.html

その際に山本氏本人から「“薬局薬学のエディター”堂々と名乗ることにします」というコメントが寄せられましたが、その言葉通り、「誰も教えてくれなかった実践薬歴」の冒頭では、

こんにちは、“薬局薬学のエディター”こと山本雄一郎です


と、名乗っています。氏の功績は、(非常に幅広い)薬学を「薬局薬学」に個別最適化し、現場に即した形で提供していることだと個人的には思っており、その肩書として「エディター」というのはまさにぴったりハマります。

肝心のこの本の中身ですが、山本氏の講演等を聞いたことがある人ならば、どこかで耳にしている内容も少なくないでしょう。書籍化されたことでそれらが体系的にまとめられているのと、手元において繰り返し記憶に留めることができるのが大きなメリットです。

Twitterでこの本を手にした人があげている感想がありましたのでいくつかご紹介します。













ということで、前作は通称“鈍器”と呼ばれていましたが、「誰も教えてくれなかった実践薬歴」は“利器”に決定しました(そこかよ)。

私が個人的に好きなのは、チャプター3「薬歴は薬学を通して患者を理解するためのツールである」の中の「すぐに答える、そこにアセスメントはあるのか」の部分です(P.92)。導入に出てくる電話対応、それから患者対応も、表面的なやりとりで終わらない、患者さんが抱えているものをいかに見抜くかが肝要ですよね。

ちょっと話がずれましたが、つまりこの本は薬歴のテクニックとか小手先の内容で終わるような内容ではないということです(やや強引にまとめました…苦笑)。読み手によっていろいろな理解や解釈ができるというのもこの本のよさでしょうね。

11:54 | Comment(3) |

2018年08月28日

[日経DI]個人情報の確認で「名前は教えられない」って…

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 つい先日のことです。車の自賠責保険を扱うある保険会社から、薬局に電話がかかってきました。交通事故の処理の際は基本的に健康保険を使わずに、自賠責保険で対応するケースが大半です。今回もそうした内容の問い合わせだろうと予想して話を伺いました。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:個人情報の確認で「名前は教えられない」って…
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201808/557565.html

2018年08月23日

[日経DI]国の検討会で繰り返される「我田引水」の構図

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 8月初め、プロトンポンプ阻害薬(PPI)のスイッチOTC化が否決されました。多くのメディアでニュースになっていましたので、ご存知の方も多いのではないかと思います。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:国の検討会で繰り返される「我田引水」の構図
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201808/557488.html

2018年08月11日

[薬局新聞]大きな関心が寄せられる医薬品医療機器制度部会

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第82回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL82


 厚生労働省の厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会。ご存知のように、7月に2度の部会が開かれました。本来的には医薬品や医療機器に関する新たな制度や施策を立案するための場所なのですが、議論は混迷気味。それに対して様々な声があがっています。

 混迷している大きな原因として、出席している各委員の間に、今後の「制度医療」について議論するという共通認識がないことが指摘されています。また、医師会の委員を中心に医薬分業の是非が蒸し返される中、厚労省や薬剤師会、更には有識者や患者団体も、「いつまでたっても医師会への忖度をやめることができない」と呆れる声もあがっています。

「処方意図の解析とは何か」「処方提案とは何か」といった医師会からの“難癖”ともとれる発言に対して、日薬の日和った返答、更に厚労省が「処方意図の解析」資料を撤回するなど、「日薬の敗北」と言われるほどの状況にはたくさんの懸念が寄せられています。

 院内処方回帰の発言に対しては「やれるものならやってみろ」という強気の発言も散見されますが、その一方、日薬には「薬剤師の存在感を高めるように厳しく主張、反論してほしい」「国民に向けてビジョンを語ってほしい」「議論のベクトルを変えるぐらいの決意で臨んでもらいたい」とたくさんの期待が寄せられています。

 未来の薬剤師のためにもここは大きな踏ん張りどころですので、現場の薬剤師としても大きな関心を持って動向を見守ってゆきたいところです。


2018年08月04日

[薬局新聞]オンライン服薬指導が行われるなか薬局へ足を運んでもらう意味とは

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第81回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL81


 大きな話題になっている「オンライン服薬指導」3ヶ所ある特区の薬局が次々と名乗りを上げ、疑義解釈も公表されるなど本格的に動き出しました。今回は、この動きに関するネット上での声をお伝えいたします。

 大きな気がかりとして話題に上るのが、今ある薬剤服用歴管理指導料への影響です。「特区で行われるオンライン服薬指導がどう評価され、現行の薬剤服用歴管理指導の要件がどう変わるのか」特区で行われる取り組みに左右されるだけに、その動向が注目されます。

 中医協においても、「対面服薬指導に診療に比べて遠隔服薬指導が効率的に行えるのであれば、報酬の適正化なども考慮すべき」といった発言も見られますので、次回以降の調剤報酬改定の際には、要件や評価(点数)の見直しは必至です。

 こうした背景に切り込む発言もあります。現在の医薬分業を見直し、「高コストから低コストへ調剤報酬の転換」を指摘する声もあります。今まで不足していたとされる患者本位の姿勢と医療費適正化への更なる貢献が期待されていると言えるでしょう。

 既存の多くの業態がリアルからネットに変化してきた中、医療もその波に飲まれようとしています。「わざわざ薬局に足を運んでもらう意味は何か」を真剣に考える時代になるとの指摘、今後多くの薬剤師が向き合うことになるのでしょうね。


2018年07月31日

[日経DI]弱腰の薬剤師会に「上田事件」を思う

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 前回に引き続き、厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会の議論に関して思うところを書きたいと思います。7月25日に開かれた第5回の部会については、前回(第4回)よりも真っ当な(?)議論が交わされたようですが、それでも前回の医薬分業論議を引きずるような発言があったようですね。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:弱腰の薬剤師会に「上田事件」を思う
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201807/557240.html

2018年07月26日

[薬局新聞]薬剤師になるためのコスト増加と給与減少のギャップ埋めるには

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第80回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL80


 引き続き、兵庫県神戸市の清水篤司先生にお話をお伺いいたします。

 清水先生はある危惧をお持ちだとか。

「薬学部が6年制になったこと、国家試験の合格率が下がっていることなどから、薬剤師になるためのコストは以前と比べて格段に上がっています。が、薬剤師の給与は超長期的には下がっていくという予想が大勢を占めています。私は、以前から、このギャップについて危惧し、対策を模索してきました」

 今後の具体的な方策をお考えだとのこと。

「私自身のことを言いますと、合格から20年弱経過していた宅建士の登録を昨年行いました。複数の講習を受け、県知事に登録を申請する手続きを経て免許を有効化できました。今までファイナンスに特化した勉強は余り出来ていなかったので、それを学ぶ良い機会だと捉えています。毎日忙しい上に収入が頭打ちになる薬局薬剤師の経験があるからこそ、今の手取り収入と将来の資産の両方を確保できるような、手間が掛からない手段へのニーズについては良く分かります。自分が試してみて効果が得られたものを、皆さんにもお伝えしていけたらと思います。こちらの方面からも、参考になる、また実のある情報を発信できるよう頑張って参ります」

 清水先生、5回に渡ってありがとうございました。


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