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2018年10月26日

[薬局新聞]権限を行使することで患者に貢献するカナダの薬剤師

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第88回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL88


 引き続き、Medicine Center Pharmacy(カナダ)の青山慎平先生にお話をお伺いいたします。

 同じ“薬剤師”でも、カナダと日本の間に大きな違いがありますね。

「特に薬剤師の権限の違いが大きいですね。第2回の紙面でも触れましたが、ずっと飲んでいる薬があと数日分しかなく、でも病院の予約がとれたのが来週で、それまでの薬が足りないような場合。薬剤師が妥当だと判断だとすれば、薬を調剤することが可能です。もちろん状況把握した上で行いますが、患者の困った状況を薬剤師の力で打開することができます。こういう時って薬剤師として患者に貢献できているなと感じますし、患者からしたら便利で楽だし、権限っていいなと思いますね」

 ちょっと日本では考えられないですね。

「一方で、権限は重いなと感じることも多々あります。多くの場合、薬局にいる薬剤師は私一人なので、いつも一人で判断しなくてはいけません。一緒に働くアシスタントからは、『カウンセリング!』とか『ドクターから電話です』『インフルエンザの注射お願いします』『相互作用のアラートです』など、ただでさえ忙しい中、あっちで呼ばれこっちで呼ばれます。もうそんなに呼ばないでよ、ってたまに思います(笑)。カナダでの薬剤師の仕事は大変なことが多い一方、自分の知識を最大限利用し、行使するための権限もあるため、非常にやりがいのある面白い仕事だと思います」

 次回は今後の展望についてお伺いします。


[薬局新聞]自主性が求められたカナダでのインターン

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第87回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL87


 引き続き、Medicine Center Pharmacy(カナダ)の青山慎平先生にお話をお伺いいたします。

 今回は、移民の国であるカナダで働くということがどういうことなのか教えてください。

「カナダでとても驚いたのが、薬局でインターンをしていた時ですね。とにかく、放任主義なんですよ。日本ですと、まずはオリエンテーションがあって、見学、それからゆっくり実務を学んでいく。服薬指導も隣についてもらって、内容が間違っていないかしっかり確認してもらいますよね。それを想像していたのですが実際は、初日から『はい、服薬指導やって』『ぼーっとしてないで、電話に出てもらえる?』と、何も教わることなく始まります。この日ほど薬局の業務が嫌いになったことはなかったですね(笑)」

 ものすごく大きなギャップですね。

「これがいわゆる“カルチャーショック”でした。日本育ちであれば、ヒエラルキー(上下関係)の強い環境で育っています。上司の言うことを聞く『従順性』が比較的必要とされるのかなと。逆にカナダは、言われる前に自分から行動する『自主性』が求められるので、何もせずに待っていると、怒られるわけです。カナダは人口の2-3割が移民で占められているので、薬局の職場も国籍は様々です。他の国の文化や考え方を理解することはとても重要だと毎回、痛感しています」

 引き続き、青山先生のお話をお伺いします。


2018年10月24日

[日経DI]医療機関のクチコミ情報は信頼できるか

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 インターネットが広く普及して、世の中大きく変わったなと思います。ネット上の「クチコミ」はその代表例の1つでしょう。私自身も、飲食店やお店を選ぶときによく利用しますし、特に初めて利用するお店は、訪れる前からその「クチコミ」でかなり印象が左右されます。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:医療機関のクチコミ情報は信頼できるか
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201810/558351.html

2018年10月18日

[日経DI]生活保護の後発品原則化に思う「悪意なき悪意」

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 先日も話題にしましたが、今月(2018年10月)から生活保護を受給している患者さんの処方は、後発医薬品での調剤が原則とされましたね。読者の皆様の薬局ではどんな様子でしょうか。幸い、私の薬局では大きなトラブルは生じていませんが、ネットでこの件に関連して不快な思いをした人の声が大きな反響を呼んでいました。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:生活保護の後発品原則化に思う「悪意なき悪意」
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201810/558221.html

2018年10月16日

[薬局新聞]どの薬が何日分必要ですか?

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第86回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL86


 引き続き、Medicine Center Pharmacy(カナダ)の青山慎平先生にお話をお伺いいたします。

 青山先生は日本でも薬剤師として働いた経験がおありですが、カナダとの違いはお感じですか。

「カナダでも日本でも薬剤師のやることは基本変わらないのですが、あえて1つ違いを言えば、カナダの薬剤師は、疾患からその薬物療法そのものを見直す機会が多いですね。保険医療制度の違いもありますが、1) 控除額に到達するまでは完全に患者負担 (保険適用になるのは一部) 2) 処方箋に記載された薬から患者が欲しい薬だけを選ぶことができる、という背景から、患者は本当に必要な薬を最小限もらいたい、と考えているんですよ」

 日本は処方箋に記載のすべてのお薬を渡すことが前提ですので、大きな違いですね。

「ですから患者が処方箋を持ってきた時に、最初に交わす会話は、『今日はどの薬が何日分必要ですか?』なんです。そこで、今日は気管支炎と言われた、腰痛がひどい等々、色々話してくれるわけです。処方された薬が高価だと、他に安価な処方箋薬はないか、OTCで代替できないかなど更に話し合いをすることになります。こういう話をするためには、各疾患の標準治療をNon-prescription therapyからPrescription Therapyまで精通していないといけないので、薬剤師の能力を存分に発揮できる面白さを感じています」

 次回も引き続き、青山先生にお話をお伺いします。


2018年10月12日

[日経DI]「おくすりカウンター」経営破綻を耳にして

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 「スマホで受け付け、駅で受け取り」をコンセプトとした調剤薬局、「おくすりカウンター」の運営会社が、9月末に経営破綻したことがニュースになっています。規模は違いますが、私も過去に薬局を畳んだ経験がありますので、非常に心が痛むとともに、この会社の経営者や従業員の方の気持ちが少し分かるような気がします。おこがましいとは思いつつ、「おくすりカウンター」がうまくいかなかった原因について、私なりに考えてみたいと思います。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:「おくすりカウンター」経営破綻を耳にして
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201810/558156.html

2018年10月09日

[薬局新聞]患者の治療へ積極的に関われるカナダの薬剤師

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第85回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL85


 引き続き、Medicine Center Pharmacy(カナダ)の青山慎平先生にお話をお伺いいたします。

 青山先生は日本でも薬剤師として働いた経験をお持ちですが、カナダと日本との間に違いはお感じですか。

「カナダで薬剤師として働いてみて良かったと感じたことは、やろうと思えば幾らでも患者の治療に積極的に関わることができることです。 Professional Judgementという言葉をこちらでは良く使いますが、薬学的な知識や経験に基づいた薬剤師による状況判断をいいます」

 例えば、どんな事があるのでしょうか。

「毎日飲み続けている薬がなくなってしまった。次の受診日まで1週間分の薬が足りない。カナダの薬剤師は処方箋の延長やエマージェンシーリフィルができるので、薬剤師の権限で薬を渡すケースもあれば、病院で処方箋をもらってきてと言うこともできる。薬剤師一人一人によって対応が違うし、状況によって判断が異なってくるのです」

 日本ではなかなか考えられないことですね。

「海外の薬剤師というと、ワクチン接種や処方権など表面的な部分に目が行きがちですが、実はその時々の判断力が必要とされる職種であると私は考えています。権限を行使できることは責任があって大変ですが、薬剤師の仕事にやりがいをもっている人には最高の場所だと思っています」

 引き続き、青山先生の取り組みについてお伺いいたします。


2018年10月03日

[日経DI]「週休3日の薬剤師」もアリだと思う今日この頃

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

 先日、つけっぱなしにしていたテレビから、「週休3日という働き方を提案している」という話が流れてきました。ちょっと気になって目を向けてみると、その週休3日を「まずは薬局で働く薬剤師から取り入れている」などと話しています。えっ、と思って、その番組を見始めました。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:「週休3日の薬剤師」もアリだと思う今日この頃
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201810/558049.html

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