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2014年07月14日
愛知県でのボルタレンサポに針混入は自作自演!
以前、コラムでも話題にしたことがありますが、ノバルティス社のボルタレンサポに針が混入したという事件がありました。
薬局のオモテとウラ: [日経DI]「坐薬に針混入事件」で調剤監査の大切さを再認識
その後しばらく話を聞かないなと思っていたところ、今日になってこんな報道がされていました。細かい部分はいろいろと突っ込みどころもある記事なのですが、一般紙なのでやむを得ないでしょう。
座薬に縫い針は「自作自演」 容疑の男、書類送検へ:朝日新聞デジタル
坐薬に針状のものが混入していたことが最初に出てきたのが埼玉県、更に千葉県でしたが、愛知県でも同様のことが起こり、一体どうなっているのかと、非常に不安に思ったものです。
この愛知県の件に関しては、確実に模倣だったということが明らかになりました。
ボルタレンサポへの針の混入は、この40代男性の自供によって自作自演だったことが判明しましたが、実はノバルティス社の回収しないという対応を見ていますと、当初からこうしたことが分かっていたのではないかという印象を受けます。
インターネット上でも、そのような話(自作自演だということ)を目にしたこともありましたが、確実にアナウンスできるだけの根拠がなかったのでしょうね。
ただそうなると気になるのは埼玉県と千葉県の件です。こちらに関しては、まだ真相が明らかになっていない、というか、なっているのかもしれませんが、私たちが知る段階にありません。
愛知県でのことが解決して、もちろんよかったのですが、しかしなぜこの男性は真似ようと思ったのでしょうかね。先の2件との関連や接点は全くないのでしょうか。現場の人間として、一刻も早い全容解明を望みたいと思います。
▽ ポケット判 治療薬UP-TO-DATE 2014年版

21:22
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| オモテ
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対策を講じろと言われても、この事例では対策とりようがありません。強いて言うならGDP体制の強化ですが、卸も経由した上で医療機関に送られる訳で、製造販売業者であるノ社が保証するのもある程度で限界が来ますね。
コメントありがとうございます。
今回の事例への対応は、ある程度目星がついていたからできたのでしょうね。…となると、埼玉や千葉の件も、しかるべきということになるでしょうか。