新着記事
10/11
10/03
10/01
09/21
09/17
09/10
08/29
08/23
08/12
08/05
07/26
07/17
07/16
07/09
07/02
06/25
06/18
06/07
05/30
05/28

2014年07月15日

ロサルヒドに続く配合剤の後発品統一名称第二弾

後発医薬品がどんどん出てくる中で、配合剤の後発品はどんな名前を付けるんだ?と心配していた頃もありましたが、先陣を切ってプレミネント配合錠の後発品「ロサルヒド」が発売になったのは先月の話。

ロサルタンカリウム」と「ヒドロクロロチアジド」の頭をとったネーミングですが、中身が何かというのが名前から分かりやすく、なるほどなと思っていました。

そもそも、配合剤の後発医薬品の名称が分かりにくくならないようにと、日本ジェネリック医薬品学会が推奨という形で、こうして統一名称を決めているのですよね(あくまで「推奨」であって、強制ではない様子)。

そしてさらに、ロサルヒドに続けと、その他の配合剤の後発医薬品統一名称が発表になったようです。こちらは日経DIの記事。

日本ジェネリック医薬品学会、配合剤の統一ブランド名称案発表:DI Online

今回発表されたのは、エックスフォージ配合錠、コディオ配合錠、カデュエット配合錠、ゾシン静注用の4剤だということで、どんな名前になっているのか見てみますと…。

エックスフォージ:アムバロ(AMVALO)

コディオ:バルヒディオ(VALHYDIO)

カデュエット:アマルエット(AMALUET)

ゾシン:タゾピペ(TAZOPIPE)


う〜ん、なんとも分かりにくいと感じるのは、慣れていないせいでしょうか。そもそも、ちょっと発音がしにくいように思いますね。

個別に見てみますと、

○ エックスフォージ:バルサルタン・アムロジピン→アムバロ

アムロジピンとバルサルタンなので、そのまま組み合わせますと「アムバル」ですが、語尾が「ロ」に変化しています。いっそのこと逆にして「バルアム」も、案外悪くないように思うのは私だけでしょうか。

○ コディオ:バルサルタン・ヒドロクロロチアジド→バルヒディオ

ロサルヒドの流れを受ければ、素直に「バルサヒド」となって、それが一番すっきりするように思いますが、コディオの「ディオ」を持ってきたかったのでしょうかね。

○ カデュエット:アムロジピン・アトルバスタチン→アマルエット

こちらもやはり、カデュエットの「エット」を入れたかったのでしょうか。「アマル」はアムロジピンとアトルバスタチンの頭をとって、馴染ませた感じでしょうかね。

○ ゾシン:タゾバクタム・ピペラシリン→タゾピペ

今回の中ではタゾピペが一番素直ですね。成分も連想しやすい名前です。「ピ」「ペ」と半濁音が続くのでやや発音しにくいのがネックかも。

万が一のことを考え、それぞれの第2案もあるようです。エックスフォージ:「アムサルピン」、コディオ:「バルヒドタン」、カデュエット:「アマロスタン」ということで、こうしてみますと第1案の方が、まだ(と言っては失礼ですが…苦笑)よさそうですね。

今日のジェネリック医薬品〈2014‐2015〉

 4524265635

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス(非公開):

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL(承認後の表示となります)
http://blog.sakura.ne.jp/tb/101713393


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...