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2006年07月29日

[サンプル入手]ボグリボースODフィルム「QQ」

7月27日の記事『ボグリボースODフィルム「QQ」』で「サンプルがない」と書いたからではないでしょうが、メーカーが早速情報&サンプル提供に来てくださいました。

後発医薬品であるものの「ODフィルム」という初めての剤形ということで、あちこちで反響があるとMR氏よりお伺いしました。パンフレットでもやはりYシャツのポケットに入った絵を用い、薄さを強調したものになっています。

200607284.JPG
新発売のパンフレット

売りは薄さだけではなく、もう一つ。口腔内崩壊錠よりも素早い口解けということもお話いただきました。通常、OD錠は数十秒かかるのに対し、このODフィルムは約8秒だということです。

200607285.JPG
製剤見本

私も試しに口に含んでみました。

フィルム自体透明だと勝手に思い込んでいたのですが、白くてわりとしっかりしています。ホクナリンテープのライナーをちょっと厚く柔らかくした感じとでも言いましょうか。

肝心の味は冬姫様のコメントにいただきましたように「不思議」というのがぴったりです(笑。清涼感はそんなに強くなく、解けてしまえば服用したのかしないのかも忘れてしまうくらい。そういう意味ではちょっと不安かもしれません。

200607286.JPG
製剤見本(裏と表)

実は一つ、疑問に思うことがありまして。
ベイスンOD錠の発売が2004年7月で、ボグリボースODフィルム「QQ」がそれから約2年で発売になったわけですが。後発医薬品とはいえ2年程度で発売まで漕ぎ着けられるものなのでしょうか。

場合によってはベイスンOD錠の存在を知らないうちからODフィルムの開発をしていたわけで、それはそれで凄いことだなと思うわけです。救急薬品工業自体、この口腔内崩壊フィルムというのは力を入れて開発しているようですが。

対する販売側の持田製薬ですが、いくつか後発医薬品を持っています。「今後後発品にシフトしていくわけではないが、いい後発品があれば手かげて行きたい」というお話でした。
19:45 | Comment(0) | ウラ

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「+α」のあるジェネリック:具体例
Excerpt: このエントリーは前回『「+α」のあるジェネリック』の続きです。 先発品と効果が同等で、 価格が安く、 さらに製剤的な工夫を施してあり、 先発品と比べて使い勝手のいいジェネリックがあれば..
Weblog: 陽だまり絵日記
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