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2014年11月07日

「つくしA・M配合散」の「つくし」って一体なに?

つくしA・M配合散


患者さんのお薬手帳を確認したところ、他院で「A・M配合散」がありまして、それを取りあえずメモ。あとから併用薬一覧に入れようと電子薬歴を検索をしていたのですが、「A」と打っても「エイ」と打っても出てこない。半角、全角ともにダメ。

医薬品一覧の中から探そうかと見てみたのですが「エ」のところにありません。「これは困った…」と頭を抱えていたのですが、ハタと「つくしA・M配合散」であることに気が付き、「つくし」で検索したところリストにあって事なきを得ました。

最初から部分一致検索をしろよ!という話ですが。

そんなことって、ありませんか?(苦笑)

なぜ「つくしA・M配合散」なのか。この「つくし」というのはいったい何なのでしょうか。むくむくと疑問が頭をもたげます。直ちにインタビューフォーム(PDF)を見てみましたが、名前の由来は「特になし」とのこと。

ネットを検索していたところ、北多摩薬剤師会のページにそれが書かれていました!

北多摩薬剤師会 おくすり博物館 太田胃酸・星胃腸薬・AM散

ちょっと入り組んでいますので整理しますと、

つくしA・M配合散の製造販売元は富山化学工業

・その富山化学工業の関連会社として東亜薬品という会社が設立される(1940年)

・東亜薬品は「つくし胃腸薬」という商品を作っていた。そのつくしは東亜薬品の商標であるつくしに由来する


ということで、どうやら「つくしA・M配合散」の“つくし”は関連会社だった東亜薬品の商標である“つくし印”からとったものではないかということです。でも「つくしA・M配合散」のパッケージに、つくしはありませんよね…。

これこそインタビューフォームの名前の由来に書いてほしかった…。でも「つくし」の由来が分かってよかった!

…とここまで書いてふと思う。「つくしA・M配合散」の「A・M」は一体何なのか?アルファベットだから、何かの頭文字から取ったような気もしますが。

一つ疑問が解決しましたが、新たな疑問が出てきてしまいました。ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示ください。

つくし (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)

 4834014169

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