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2014年11月08日

カナグルとテネリアの配合剤が現在P3

田辺三菱製薬の糖尿病治療薬にカナグル(同:カナグリフロジン)とテネリア(一般名:テネリグリプチン)があります。カナグルはSGLT2阻害薬、テネリアはDPP-4阻害薬で、いずれも比較的新しいものですね。

その2剤の配合剤が開発されています。田辺三菱のホームページによりますと、既にフェーズ3だということです。逆算すると発売は…いつくらいになりますかね。

研究開発パイプライン|研究開発情報|田辺三菱製薬株式会社

医療費削減を名目に配合剤が正義とされる世の中ですので、この流れには逆らえません。現状これだけ種類が多いのに、この先さらにということであれば、いろいろな心配が出てきます。

薬局としては在庫の心配が真っ先に上がりそうですが、薬効重複による重複投与もあるでしょう。また、数がこれだけ多くなると、何の配合剤があるのか、また用量はどうなのか、といった部分で把握が難しくなります。

配合剤に関して、何らかのルールがあってもいいのではないのかなと個人的には思いますね。

ところで、気になるのはこのテネリアとカナグルの配合剤の名称。「カナグル+テネリア」ですので、ぜひ「カナリア」にしてください。そうすれば絶対に忘れませんから!

SGLT2阻害薬入門―新時代の2型糖尿病治療薬

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