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2014年11月18日
レボフロキサシン錠500r「DSEP」はクラビット錠500rのオーソライズドジェネリック
先日、レボフロキサシン錠500rのジェネリック医薬品5社の製品について話題にしました。
(関連記事)
薬局のオモテとウラ: クラビット錠とレボフロキサシン錠GE5社を写真で比較
今回、第一三共エスファがクラビット錠500rのオーソライズドジェネリック(AG)を出すという話は聞いていましたが、その製剤見本をお持ちいただきましたのでご紹介いたします。
驚いたのが、クラビット錠500rの製剤見本も一緒に持ってきたことです。さすが、AGを発売するだけのことはありますね。
クラビット錠500rの製剤見本はいつも見慣れているものですね。
そしてレボフロキサシン錠500r「DSEP」の製剤見本がこちら。
クラビット錠500rのそれと並べてみるとよくわかりますが、製剤見本のパッケージの作り方までほぼ同じです。子会社なので、当たり前と言えば当たり前かもしれませんが…。
レボフロキサシン錠500r「DSEP」を取り出してみます。
耳の部分こそ色味が違えど、クラビット錠を忠実に再現しているのはPTPも同じようですね。
クラビット錠500rとレボフロキサシン錠500r「DSEP」を並べてみます。場所は違えど、どちらのPTPにも同じマークがあるのが分かります。
PTPの大きさも全く同じ!
拡大してご覧ください。異なるのは印字だけです。
パンフレットの裏側にはAGについての説明が書かれていました。
効能・効果の面で言いますと、現在、クラビット錠は結核への適応拡大を計画しているとのことですが、AGであるレボフロキサシン錠500r「DSEP」も同時に申請しているとのこと。AGは「先発と同一」を名乗るのですから、そのあたりの足並みも揃うということなのでしょうね。
カンデサルタン(先発品:ブロプレス)のように先行発売こそなりませんでしたが、AGのアドバンテージはどこまで生きるでしょうかね。
▽ 感染症非専門医・薬剤師のための 感染症コンサルテーション
13:54
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