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2015年03月31日

[日経DI]国試合格率63%に二重のカラクリ!?

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」

3月27日、第100回薬剤師国家試験の合格者が発表されました。日経DI Onlineでも報じられていましたね。

続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:国試合格率63%に二重のカラクリ!?
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201503/541371.html

臨床検査データブック 2015-2016

 4260020757
07:21 | Comment(2) | 日経DI

この記事へのコメント

現在以下の画像が閲覧できます。すぐに消えるでしょうから御覧になる方はお早めに。

薬ゼミ自己採点分布図補正前と補正後
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org164225.gif
100回薬剤師国家試験大学別真の合格率
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org163900.gif

受験者のほぼ全員が参加している薬ゼミの自己採点を見ると、補正前の合格率は50%台半ばでした。受験者の分布からすると今回の問題は難しすぎたようです。補正で履いたゲタが14-5点。全員のグラフが右に移動して合格者は1500人ほど増えています。同程度の難易度だった99回で補正が発動されなかった理由はわかりません。今回は昨年ギリギリで落ちた一浪組が大量に合格し合格者数を押し上げました。なんと一部の低学力の大学では既卒の合格率が新卒の合格率を上回っています。ちなみに今年も2000人ほど卒業延期者が出てますから、来年の既卒受験者は7500人以上になります。薬ゼミの得点分布をみても、今年の救済策から漏れたひとたちは今後も国試突破は無理そうで、薬学部に6年以上在籍して無資格の学士(薬学)が大量に出現するのは避けられないでしょう。

去年5月日本保険薬局協会での東京薬科大今西理事長の発言
「100人の定員を迎え、6年後に半分が卒業、その2割が国試に合格。結果としてゴールしたのは10人しかいないが、偏差値35で10人も合格したことがすばらしいのか。それとも100人のうち10人しか薬剤師になれなかったと見るべきか、判断つきがたいが、これが今の現状」
Posted by 関係者が補正なし合格 at 2015年04月01日 10:42
>関係者が補正なし合格様
情報ありがとうございます。
この水準が適正かどうか、もちろん今後議論されていくのでしょう。大学の淘汰再編はもちろんですが、業界構造にまで影響が出てきそうですね。
Posted by くま☆ at 2015年04月26日 19:44
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