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2008年06月06日

後期高齢者におけるお薬手帳の扱い

日薬より「後期高齢者薬剤服用歴管理指導料の算定について」という文章が各都道府県薬剤師会へ、そこから更に各薬局にも流されていることと思います。

内容としては、

・後期高齢者薬剤服用歴管理指導料において、お薬手帳による情報提供は算定要件ではあるが、その目的は患者の安全な医薬品使用のための「服薬情報の一元化」である

・患者対応に際しては、お薬手帳は「強制」あるいは「義務」といった誤解を招くような説明は避け、「患者の安全な服薬を確保するために必須なこと」という趣旨を理解いただく


といったことが挙げられています。


具体的に考えてみますと、単に

「お薬手帳を持っていただくことになりました」


ではダメってことになりますね。算定要件ですから、お薬手帳の交付、またシールや紙による情報提供は確かに必須なのですが、「何故必要なのか」といった部分が抜け落ちてしまっています。

忙しい窓口において、それを説明するのは時間のかかることかもしれません。また説明する側は趣旨を理解しているから、ついつい結論の部分に先走ってしまうのかもしれません。


自分の親しい友人に対して、「お薬手帳ってこんなに良いものなんだよ。是非持ってみてよ。」というつもりで伝えたらいいのかもしれませんね。

多くの場合、患者さんは自分より年上になるので、言葉遣いにはもちろん気をつけねばなりませんが…。
22:42 | Comment(0) | ウラ

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