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2008年07月14日
[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS54
薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第54回です。
かねてから言われているレセプトオンライン請求。それについては既にスケジュールが示されている。保険薬局の多くはレセコンを使用しているため、平成21年4月1日よりオンライン請求になるところがかなりの数に上るのではないかと思う。
オンライン請求への移行には通常数ヶ月を要するため、そろそろ準備に入らなければならないが、「やはり…」と言うべきか。オンライン請求移行に伴って、あるいはサポートそのものについて、レセコン会社に対する不信感が出てくるケースもあるようだ。
保険請求業務の中心となる部分を担うレセコンは今やなくてはならない存在だが、非常に高価である上、どちらかといえばメーカー主導で物事が決まるケースが多い。そういったことを考えると、程度の差はあれ不満を抱えながらレセコンを使用している実態も伺える。
医師会は「日医標準レセプトソフト」を開発、会員向けに提供していると言う。会員を守り、バックアップする立場の日薬も、何らかの対策や方向性を示すことができれば、その存在意義も増すであろう。
(関連リンク)
社会保険診療報酬支払基金:オンライン請求システム
http://www.ssk.or.jp/claimsys/index.html
薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/
かねてから言われているレセプトオンライン請求。それについては既にスケジュールが示されている。保険薬局の多くはレセコンを使用しているため、平成21年4月1日よりオンライン請求になるところがかなりの数に上るのではないかと思う。
オンライン請求への移行には通常数ヶ月を要するため、そろそろ準備に入らなければならないが、「やはり…」と言うべきか。オンライン請求移行に伴って、あるいはサポートそのものについて、レセコン会社に対する不信感が出てくるケースもあるようだ。
保険請求業務の中心となる部分を担うレセコンは今やなくてはならない存在だが、非常に高価である上、どちらかといえばメーカー主導で物事が決まるケースが多い。そういったことを考えると、程度の差はあれ不満を抱えながらレセコンを使用している実態も伺える。
医師会は「日医標準レセプトソフト」を開発、会員向けに提供していると言う。会員を守り、バックアップする立場の日薬も、何らかの対策や方向性を示すことができれば、その存在意義も増すであろう。
(関連リンク)
社会保険診療報酬支払基金:オンライン請求システム
http://www.ssk.or.jp/claimsys/index.html
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20:02
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ところで、今は紙→オンラインも可能だそうです。
最短今月の20日までに書類出せば9月からはオンラインで請求できます。
ゆえに、来年の2月20日がタイムリミットですね(違ったら誰か教えて下さい)。
一応書類はレセ電とオンラインの2種類同時に提出ですが。
「レセプトオンライン接続サービス」を9月より提供開始
(NTTデータ プレスリリース7月15日)
http://www.nttdata.co.jp/release/2008/071500.html
ルーターさえ入れれば、既存のレセコンからでもオンラインで請求できるということらしいです。他社でも同様のものを出すのでしょうか?
おそらくレセコン会社はこういったシステムが出たところで、薬局の案内をはじめるのではないのでしょうか?
ちなみにうちもまだ様子見ですが、お金がかかりそうで、心配です。
国も全面電子請求にするなら、補助を出すとか、可能な限りシステムを統一する、請求後2週間程度で振り込むなどの何かメリットがないと・・・・・
年金問題など、何かIT関連業界ばかりが潤っているような気がしてなりません。
>年金問題など、何かIT関連業界ばかりが潤っているような気がしてなりません
何故、このような事を思われるのでしょうか?
確かな情報をお持ちなのでしょうか?
【レセプトオンライン請求】の記事へのコメントとしていかがなのでしょうか?
厳しいご指摘ありがとうこざいます。
印象で述べただけです。不快に思われましたらお詫びいたします。
確かに年金問題は直接は関係ありませんね。
ただ、新聞報道で年金の個人照合に数千億円も必要と聞くと、どうしてIT関連のシステムづくりというのにはそんなにお金がかかるのだろうかと素人には考えてしまうからです。
私はオンライン請求に反対してるわけではありません。諸外国を見ても、医療費の適正化やエビデンスづくりには出来るだけ早くの導入が必要と考えています。
もちろん現場にも相応の負担は必要とは思います。しかし、いったい新たにどれくらいの負担を強いられるのだろうかと考えるとつい、何かとビジネスになるIT業界が少しうらやましく思ったのかもしれません。
単純に考えて、何十年も医薬品行政の人間が何故コンピューターの会社に再就職するんだろ?って疑問があります。
オンライン化、ITカード、特定健診のデーター管理といい、急速に話が進んできてるので、何かしら違和感を感じます。
IT業界の方は不快に思われるかもしれませんが、他業種の人間は常に色んなことを考えるものです。
それを、きちんと説明し万人に納得させるコメントをお願いします。
常に末端の人間は必死に働いてるのに、批判され辛いものです。
私は個人的には、健康情報を国がデーター管理することには反対です。
まあレセプトのオンラインは仕方ないかもしれませんが、それを分析が何故許されるのか?
これが進めば、病気だと感じたら、機械に入って、血液と画像撮って、コンピューターが病気と薬を判断する世の中になりそうです。
人間の体って、精神面も含めてだから、単純にデーター管理マニュアル化すべきでないって思います。
ゆえに、辛口のコメントになることは申し訳ありません。
コメントありがとうございます。
レセプトオンライン化に関しては、医師会と薬剤師会の対応が大きく違っており、その辺りも不満?の一因なのかもしれません。
個人的にはオンライン化には反対はしませんが、「誰のためのオンライン化か」ということを考えると、物事が早急に進みすぎているのではないか?という懸念はありますよね。