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2016年04月14日

[薬局新聞]東洋医学や在宅訪問の取組みも

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第2回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL2


 引き続き、あおい薬局の寺本仁先生にお話をお伺いいたします。

 薬局で仕事をしながら音楽活動もする中、東洋医学の勉強にも力を入れていたようですね。

「現在に通じる「漢方・気功・養生」は一つに繋がっていて、西洋医学とも相性が良さそうだと、勉強する中で気がつき始めました。そんな時、音楽活動の相方が肺がんになり、余命2ヶ月の宣告。しかし、食養生や瞑想など実践してもらうことで4年以上生き生きと活動する姿を近くで見ることができました。彼の死をきっかけに自分の祖母や来局される常連さんのために在宅訪問をしたいと思うようになりました」

 そんな折に訪問依頼があったのですね。

「患者さんの家の近くには10件以上の薬局があったのですが、すべて断られたとのこと。それを聞いてどうにかできないかと考え、まだ訪問の届けすら知らない状況で引き受けることを決意しました。その晩に製薬会社時代の先輩が在宅訪問をしているという話を思い出し、都内で在宅訪問についての講義の情報を教えてもらいました。そして翌日、川添哲嗣先生のお話を最前列で聞くことになったのです。これがきっかけで翌月には在宅訪問を開始し、患者さんの状態把握を漢方以外の方法でできないものかと考え、バイタルサイン講習会へも参加するようにもなりました」

 次回も引き続き、取り組みについてお伺いいたします。


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