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2016年05月26日

[薬局新聞]災害時の連絡手段確保が重要

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第6回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL6


 引き続き、水元由香先生にお話をお伺いいたします。

 今回の地震でいろいろと困難に直面したと思いますが、大きなものは何がおありでしょうか。

「木曜日の夜の前震の際ですが、一番困ったのが電話の不通です。病院やスタッフに連絡しようにも連絡が付かず、病院に被害状況を確認しに、直接向かいました。危険な状況ではありましたが、棚から薬品が落ちていたりしないか、何か壊れてはいないか、また患者さんの様子もとても気になりましたから。ちょっと話は違いますが、台風の時に田んぼを見に行くおじいちゃんの気持ちが分かりました」

 電話がつながらなかったらほぼ連絡が取れないですよね。普段、電話はあまりしなくても、緊急時はやはり必要ですね。

「地震の後、病院に電話以外の連絡手段の見直し(メーリングリストやLINEなど)を検討してもらうよう伝えました。これまで連絡網は電話だけでしたので、それ以外の方法が必要だと強く感じました。幸い、薬局スタッフの中ではLINEグループを作っていましたので、LINEをしている人とは地震の際も連絡が取れたのですよね」

 薬局や地域での防災対策を考える上でも有用な情報と思います。

 次回も被災時の状況についてお話しいただきます。



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