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2016年11月18日

[薬局新聞]EBMは誰でも実践できる

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第23回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL23


 引き続き、はるか薬局三条支局(愛知県名古屋市)の山本雅洋先生にお話をお伺いいたします。

 論文抄読会はどのように行っているのでしょうか。

「具体的には,仮想症例シナリオを作成し,そこでの患者さんや医師からの質問をきっかけに,それにマッチする英語論文を当日までに予めこちらで用意し,ネットで告知をします。抄読会当日はそれらと論文を読むためのチェックシートを用いて,論文の批判的吟味をして,最終的には目の前の患者さんへの対応方法や,医師への情報提供の仕方などを視聴者の方々と一緒に議論してゆきます」

 参加者の方々の反応はいかがでしょうか。

「実際にJJCLIPの抄読会を視聴した薬剤師の先生方の中で,自ら進んで臨床疑問を立てて,エビデンスを探して,読んで,吟味して,行動される方々が少しずつ増えています。EBMは医療者ならば誰でも実践が可能性です。現在は月に一度のネット抄読会の開催を中心に活動しておりますが,今後は活動の継続性を担保するために,JJCLIPをNPO法人へと移行するための手続きを行っています」

 次回は、山本先生ご自身の取り組みと今後の展望についてお伺いいたします。



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