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2017年03月04日
[review]薬局で使える実践薬学
3月2日に発売になりました「薬局で使える実践薬学」。SNSなどでは既に多くの方が入手している報告があるようですが、当ブログでもご紹介いたしましょう。何と言っても、山本雄一郎氏の著書ですからスルーする訳にはいきません(笑)
ご存知のように、山本氏は日経DIで「薬局にソクラテスがやってきた」というコラムを連載しています。今回の書籍はその連載の内容をベースに、大幅加筆、そして書き下ろしをした内容となっています。
ですので、内容的にはものすごく充実しています。ネットで予約をすると気が付きませんが、書籍の厚さはかなりのもの。3cmに迫ろうというその厚さは、その重さとも相まって「鈍器」と呼ぶ人も出ているほどです。ご参考までに厚さはこんな感じです。

コラムに登場するケンシロウやあゆみさんはもちろん、Qちゃん先生やJunJun先生といったお馴染みのメンバーによるやり取りを中心に1つのテーマについて2〜5ページ程度でまとめられていますので、厚いからと言って読み難いという感じは受けません。少しずつ読み進めていくことができそうです。
コラム同様、山本氏お得意の構造式や薬物動態を多彩に活用し、図表も豊富に用いられています。章立てが「4月、5月……12月、1月、2月、3月」という調子に月ごとになっていて、それもユニークですね。
以前に山本氏から、「薬局薬学のエディターでありたい」という言葉を聞いたことがあります。これだけの書籍をまとめられるのであれば、十分にその肩書を名乗っても恥ずかしいものではありません。引き続き、ブログとコラムを楽しみにしたいと思います。
▽ 薬局で使える実践薬学
16:01
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| 本
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鈍器がお役に立てれば幸いです。
“薬局薬学のエディター”堂々と名乗ることにします。引き続きブログとコラムもがんばっていきます。よろしくお願いします('◇')ゞ