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2017年06月17日

[薬局新聞]経済学者の薬剤師業務に対する批判

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第42回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL42


 アゴラなどを主宰する経済学者の池田信夫氏が、加計学園の獣医師問題に続き、薬剤師免許への批判を行っています。Twitterより、いくつかご紹介いたします(一部順序を入れ替えるなど、編集を加えてあります)。

「薬剤師なんかいらない。医師の出した処方箋でコンビニやネットで買えばいい。日本以外の国はそうなっている」

「薬剤師がまだゴチャゴチャいってくるが、これは獣医より存在価値が低い。今は「調剤」なんかしないんだから、コンビニの店員が処方箋どおり売れば十分」

「「処方どおりに薬を渡す」仕事はあるでしょうが、それは「衛生管理に気をつけて食物を提供する」仕事と同じ。「薬剤資格」はあってもいいが、業務独占は必要ない」

「薬剤師免許は単なる競争制限ではなく、医療費の国民負担を膨張させているのが大問題。厚労省も規制改革せざるをえないだろう。調剤薬局がパチンコ屋よりもうかるようになった。医薬分業なんて、今や意味がない」

「薬剤師なんか資格認定で十分。薬学部に6年も行かなくても、処方箋の通り薬を出すのはバイトでもできる。ゼロリスクを求める人は、資格をもつ(高い)薬局で買えばいい」

 経済学という一面からの考察で、また独占業務に対する嫌悪感が強く現れています。薬剤師が嫌いということではないと思いますが、冷静に読むのはなかなか難しいかもしれませんね。



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