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2017年08月16日

[review]薬剤師・管理栄養士のための今日からはじめる薬局栄養指導



まだまだこれからの感がある「健康サポート薬局」ですが、そうした大きな流れの中で、薬局の薬剤師に求められる役割がますます多岐にわたることは間違いありません。薬剤師の栄養指導もそうしたものの一つに挙げられます。

既に薬局に管理栄養士が在籍し、栄養指導を行っているところもありますが、今後より多くの薬局において、薬剤師が管理栄養士と協働したり、また薬剤師自身が栄養指導をする機会も多くなることでしょう。

私もそうですが、薬局の薬剤師はどちらかと言えば「栄養」にあまりなじみがありません。お薬を渡す際に食事のことを聞かれても、通り一遍とまでは言いませんが、あまり踏み込んだ話ができないのが実情ではないかと思います。

そんな私たち(?)にぴったりなのが、「薬剤師・管理栄養士のための今日からはじめる薬局栄養指導」です。先進的に栄養指導に取り組んでいる3つの薬局グループの薬剤師と管理栄養士によって書かれています。

内容はと言いますと、薬局での具体的な取り組みがケーススタディとして紹介されています。結構しっかり取り組んでいるところですので、なかなかすぐにここまでのことは難しいかもしれませんが、自治体や医師会とも協力しているところもあるなど、大いに参考になりそうです。

疾患ごとの指導についても充実していて、「高血圧」「骨粗しょう症」「肥満症」など、15のカテゴリーに分類し、それに対してカロリーや塩分、野菜の量など、具体的に、またかなり踏み込んで解説されています。

(個人的に)非常に役に立ったのは、コラムにまとめられていた「外食メニュー&市販食品のエネルギー・栄養素」の一覧です。マクドナルドのダブルチーズバーガーに始まり、またマクドナルドだけでなくロッテリアの各メニュも掲載されています。また、牛丼は吉野家と松屋に分かれて各メニューがまとめられています。

もちろん、公表されているものですので新しいものではないのですが、こうしてまとめられていると情報へのアクセスの容易性が格段に良くなりますね。

今日からはじめる薬局栄養指導

巻末にはカラー写真が入ったレシピもまとめられており、とてもおいしそうに作られています。

今日からはじめる薬局栄養指導

私が一番感心したのは、「風邪症候群」の栄養指導の部分です。本論とはちょっとずれるのかもしれませんが「長時間の話は避ける」「食事を作る介助者がいれば一緒に(あるいは患者を先に帰して介助者のみに)説明する」という部分を読んだ時に、執筆した人は現場のことをよく分かっている人なのだなと感じました。

書籍の内容はもちろんですが、実際に薬局の窓口で使えることを想定していること、書いている人がそれを理解しているというのは、内容以上に重要な要素なのではないかと思います。



20:27 | Comment(0) |

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