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2017年09月07日

[薬局新聞]時間のロスなど利便性考え始めた“零売”

薬局新聞連載の「かかりつけ薬剤師パーソナル」第49回です。

かかりつけ薬剤師PERSONAL49


 引き続き、池袋セルフメディケーション(東京都)の長澤育弘先生にお話をお伺いいたします。

 独立は考えていたけれど、最初から零売を行う薬局を開局するつもりではなかったと伺いました。

「2016年1月に池袋セルフメディケーションの母体となる株式会社長澤薬品を開業しました。この頃は、薬局をやるつもりはなくローションの原料となるグリセリンを輸入する会社として開設しました。門前薬局のバッシングが行われている真っ最中で、何とか薬剤師として新しい取り組みができないかを考えていました」

 どうして零売を始めたのでしょうか。

「一言で言うと「そのほうが便利!」だと思ったからです。湿布28枚のために半休を取るサラリーマンやちょっとしたステロイド軟膏のために3時間待たされている子連れのお母さん達を目の当たりにし、そもそも軽い症状の医薬品は薬局で出したほうが時間ロスもないし、保険制度にも負担掛けない、その方が良いのでは?と思ったのです。薬には副作用があり、勿論安全性を考えて慎重に使う必要があると思います。ただその一方、そもそも湿布1枚、軟膏1本にどれほどのリスクがあるのか?とも思うわけです」

 次回も長澤先生の取り組みについてお伺いいたします。



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