
新着記事
03/16
03/10
03/02
02/10
02/03
01/27
2020年09月05日
フォローアップアプリ「kakari」を導入しました
前回の日経DIのコラムでフォローアップのアプリを導入したことを話題にしました。
フォローアップのアプリを導入してみました:DI Online
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/202009/566950.html
当薬局ではメドピア社のkakariを導入したのですが、それについてこちらでご紹介しようと思います。
kakari | いつもの薬局を、あなたの「かかりつけ薬局」に
コラムにも書きましたが、やはりこのアプリの最大のメリットは、患者さんと双方向のやり取りができるということです。またオンライン服薬指導の機能も備えていますし、別途契約は必要ですが、アプリ内で一部負担金の決済を行うことも可能です。
kakariですが、薬局側は基本的にchrome等のブラウザで操作することになります。Windowsの通知機能にも対応していますので、ログインしてページを開いておくと、処方箋やメッセージ受信の際にデスクトップに通知が表示されます。
こちらは患者一覧の画面です。私のところはまだ少ないですが、患者さんの氏名や最新のやり取りが一覧で表示されます。右側の手帳欄に手帳のマークがある人は、ここから患者さんの電子お薬手帳の内容を確認することも可能です。

処方箋受付の一覧です。一番左はステータスで受付、調剤中、お渡し済みなど、色分けされているのでパッと見て状態の確認が容易です。患者さんがアプリで処方箋を送るときに受け取り希望の時間を入れてあると、それも確認できます。

e薬Link対応の電子お薬手帳でしたら、この画面からワンタイムパスワードを入れて、当該患者さんの手帳の内容を確認することができます。

患者さんとのやり取りの画面です。LINEのような感じでメッセージのやり取りが可能です。処方箋を受け付けていなくても、メッセージのやり取りだけ行うこともできます。

右上のあたりにある「ビデオ通話を予約」というボタンを押すと、この患者さんとビデオ通話ができます。オンライン服薬指導のやりとりもこれですね。事前に予約をしておく必要があります。

これが実際にオンライン服薬指導をしている時の画面です。うちの薬局をかかりつけにしてくれているアルクマさんとやり取りをしています。アルクマおくすり手帳のPRも忘れていないところがニクいですね(笑)

一方の患者さん側はというと、アプリで操作を行います。
アプリをインストール、薬局コードを登録するとこんな感じで薬局が表示されます。ご覧のように、非常にシンプルなアプリです。私も入れてみましたが、「これしかタップするところがないのか!」とやや物足りなく感じたくらいですが、幅広い年齢層が使用することを考えると、このくらいシンプルな方がいいのでしょうね。
「処方箋送信」「通知・お薬相談」の2つのメインと、下の方に電子お薬手帳と切り替える部分があるくらいです。

電子お薬手帳はこんな感じです。

1台のスマホにアプリをインストールしておくと、複数人の登録が可能です。お母さんがお子さんの情報を登録して使用するケースなどがありますね。

これがメッセージのやり取りの画面です。スタンプ機能こそありませんが、LINEのような感じで使えますので、難しさはありません。ビデオ通話の予約もここに表示されますので、患者さん側は時間になったらここからビデオ通話に入ることができます。

既にある写真や、カメラで写真を撮って送ることができます。「百聞は一見にしかず」ではありませんが、電話など言葉で伝えるのが難しい場合はとても役に立ちますね。

私の薬局でも活用を始めていて、早速患者さんがアプリを使って処方箋を送ったり、メッセージ機能を使ってやり取りをして、変化を感じています。それについては、また別途話題にしたいと思います。
ここでご紹介した以外にも、トレーシングレポートやジェネリックの一覧を作成するなど、いろいろな機能があります。まだ私も十分に使っていないので、こちらも触ってみたいと思います。
21:14
| Comment(0)
| ウラ
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL(承認後の表示となります)
http://blog.sakura.ne.jp/tb/187879249
http://blog.sakura.ne.jp/tb/187879249