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2020年12月24日
[review]ドラッグノート2021
ドラッグノートの2021年版が、これまでとかなり変わっていました。旧版(2020年)のものがこちら。
それに対して2021年版はこちらです。
これまでのものはいかにも「ノート」的なイメージでしたが、色使いやキャラクターなども入り、かなり印象が違います。書籍の角が丸くなっているのは書籍そのもののイメージにもかなり影響しますが、ポケットに入れる際にはこの方がありがたかったりします。厚みはこのくらいです。
中身は贅沢にオールカラーです。そして堅苦しいイメージではなく、ややポップな感じがします。よくよく見てみますと、アイコンがあるのが大きな理由だということが分かります。
個人的にはこのアイコンがものすごく好みです。2020年版までは「用」「貯」といった感じに言葉で書かれていたのですが、慣れてしまえばこのアイコンの方が視認性が高そうです。これ、めちゃくちゃかわいいですよね?カプセルを妊婦にしたこのアイデアとセンスに脱帽です(笑)
上から禁忌、妊婦、副作用
情報量の(いい意味での)少なさがこの書籍の持ち味だというのは過去に触れていますが、それを活かしたページ構成になっています。妊婦への投与や小児用量がこのコンパクトさで把握できますし、スピード感を求められる薬局の現場においては重宝するシーンがありそうです。
一つ感じたのは、医薬品の情報がが先発品ベースで掲載されている点です(後発/一般名→先発のガイドはあります)。後発医薬品が発売されている製品はほぼ先発を触ることがない(在庫していないケースも含めて)こともあるので、一般名ベースで掲載されていた方が使い勝手が良いということもあるのかなと感じました。ただその辺りは個人の好みの問題や、薬局の環境もあるかもしれません。
医療用医薬品の添付文書が、製品に添付されなくなることも決まり、医薬品情報をネットで確認する機会が増えそうですが、その前段階として、このくらいの書籍はちょうどいいのかもしれないですね。
▽ ドラッグノート2021
16:21
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