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2008年11月17日
2年に1度の薬剤師調査が行われます

今年平成20年は2年に1度の薬剤師調査の年です。厚生労働省から、届出についてサイトにアップされています。
厚生労働省:医師・歯科医師・薬剤師の皆様に届出のお願い
http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/11/tp1117-1.html
2006年に当ブログで届出について書きましたところ、多くの方からコメントを頂き、大変勉強させていただきました。この届出をしないと罰則があるということや、この調査の意義自体を問う声もあがっていました。
2006/12/16 薬剤師の届出
http://blog.kumagaip.jp/article/2415349.html
罰則については、根拠となる条文を掲載しておきます。薬剤師法をご覧ください。
第2章 免許
(届出)
第9条 薬剤師は、厚生労働省令で定める2年ごとの年の12月31日現在における氏名、住所その他厚生労働省令で定める事項を、当該年の翌年1月15日までに、その住所地の都道府県知事を経由して厚生労働大臣に届け出なければならない。
第5章 罰則
第32条 次の各号のいずれかに該当する者は、50万円以下の罰金に処する。
(中略)
3.第9条の規定に違反した者
しかしながら罰則が適用されるケースというのは現実問題としてあるのかどうか。仮に適用されるとするならば、どういう形になるのか。大きな疑問が残ります。

クリックで拡大
それからひとつ気になるのが、上記厚生労働省のサイトにある表記です。
医師、歯科医師の方は、届出を行わないと「医師等資格確認検索システム」 (http://licenseif.mhlw.go.jp/search/) に氏名等が掲載されません。
【参考】薬剤師の方は、「薬剤師資格確認検索システム」(http://yakuzaishi.mhlw.go.jp/search/)で閲覧できます。
ということで、医師・歯科医師は届出をしないと掲載されませんが、薬剤師は届出を行わなくとも「薬剤師資格確認検索システム」に掲載されるということでしょうか。
(参考)
平成18年12月31日現在の届出薬剤師数 総数:252533人
(内訳)薬局125254人、病院・診療所48964人、医薬品関係企業45415人、その他32900人
平成16年12月31日現在の届出薬剤師数 総数:241369人
(内訳)薬局116303人、病院・診療所48094人、医薬品関係企業45261人、その他31711人
22:30
| Comment(2)
| ウラ
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国勢調査みたいに5年に1度でもいい、と
(あれも意味ないけど)
文中最後のほうでも触れていますが、医師や歯科医師にとっては「検索システム」に載らなくなってしまうのであれば提出率に変化があるのかもしれません。薬剤師はどうか分かりませんが…