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2009年04月22日

ミカルディス+HCTZ→ミコンビ配合錠

ARBと利尿剤の配合剤としてはエカード配合錠コディオ配合錠が発売になったばかりですが、それに続いてミコンビ配合錠が出てくるようです。

アステラス製薬:「ミコンビ配合錠」が製造販売承認を取得
http://www.astellas.com/jp/corporate/news/detail/post-45.html

ARBはテルミサルタン(=ミカルディス)とヒドロクロロチアジドの配合錠ということで、以下のような組み合わせになるとのこと。

ミコンビ配合錠AP
テルミサルタン40mg+ヒドロクロロチアジド12.5mg

ミコンビ配合錠BP
テルミサルタン80mg+ヒドロクロロチアジド12.5mg


利尿剤ではなくARBの用量を変更しており、低用量の方に「AP」、高用量の方に「BP」という記号が付いています。


(関連記事)

2009/01/31 ARBとHCTZの合剤-エカード、コディオ
http://blog.kumagaip.jp/article/26133576.html

2009/03/05 コディオ配合錠「ザ・パワー」
http://blog.kumagaip.jp/article/27391014.html

2009/04/05 [コディオ配合錠]厚生労働省コード他
http://blog.kumagaip.jp/article/28292011.html

この記事へのコメント
販売するならセフゾンかフロモックスとビオRの方がいいけどなあ。
Posted by ぽんた at 2009年04月23日 08:17
まず、唐突に関係ないことを書きこんで謝ります。
昨日、かかりつけ医と調剤薬局にいきました。
頂いた薬をネットで調べていて、ここにたどりつきました。
立場や肩書きを超えた「本音の情報交換の場」としてもご利用くださいと書かれてありましたので、患者の本音を書かせて頂きます。
胃の調子が悪く通院しており、首も痛いのでボルタレンテープを処方してもらいました。
医師から7×10センチのがいいか、10×14センチの大判がいいかと聞かれましたので、大きいほうをお願いしました。
処方はボルタレンテープ30mgとなりました。
ところが、門前薬局によって帰宅して、ビニール袋を開けると、心なしか小さいような気が・・・。
開封して計ってみると小さいほうでした。
どこで、どう間違ったのか。
そして、1か月後の昨日、通院して、開業医にそのことを伝えました。
医師は謝罪して、看護婦にボルタレンは30でお願いします
とわざわざ伝達してくれました。
いただいた処方箋を見ると「ボルタレン30mg(10×14センチ)」と書かれてありました。
これで大丈夫と思い薬局へ
薬局で出てきたものを見ると、アラまた、小さいサイズが
ここで思いました「ははーん、先月間違ったのは薬局だな」
私が指摘して確認してもらうと、たしかに間違いであるとのこと、
でも「うちには置いてないから明日とりにくるように」
あれあれ、医師はご自分の非であるか否か定かではないのに、謝罪までされたのに、薬剤師さんのこの態度は・・・・。
おまけになんとか管理料などといろいろとられている。
シートを輪ゴムで止めるだけで、なんとか管理料?
薬を間違われるし、明日こいと言われるし
というのが昨日の出来事です。
なんとか管理料はぼったくりと感じる患者です。
Posted by 通りすがりの患者 at 2009年04月23日 13:22
>ぽんたs
単純に抗菌薬と菌を混ぜた錠剤を作るのが難しいんでしょう
かたや化合物,かたや生物なので粒子の均一化などが化合物同士を混ぜるよりはるかに扱いが難しいと思います
製造コストが割りに合わないからどこもそういう試みをしないんでしょうね

>通りすがりの患者s
商売だから管理料をこれでもかってとっちゃう薬局は結構ある
も厳密に言えば勝手にやると違法な気がするが現状は・・・
ボルタレンのテープが無いくらいなら普通は別の薬局に取りに行けっていうと思う
近くに行ける薬局がないならともかくね
そういう薬局には2度と行かないほうがいいよ
患者さん側も調剤ミスは民事訴訟を起せるレベルだと認識しといたほうがいいかと

高血圧の合剤に関しては第一選択でもないのに弱めの合剤をなぜ作るんでしょうね
実際に高圧作用の強い単剤を使ったほうが安価で血圧もコントロールできている場合が多いしそれでもダメな場合に少ない用量の薬なんて出さないでしょう・・・
たまーにMRと医者の犠牲になっている患者が処方箋来ますけどね
Posted by とおりすがり at 2009年04月23日 14:03
>通りすがりの患者さま

 謝罪された医師は素晴らしいと思いますが、
内情はわかりません。同業者からみてわかることを書いてみますね。

 医師の処方された薬が、門前の薬局にないということは、あまりないです。
想像するに、医師は「初めて」ボルタレンテープ30mgを処方したのではないかと。

 さらに、医師の自筆の処方箋でない場合、
医師ではなくて受付の事務さんなんかが、
医師の指示によってコンピュータに入力して、
処方箋を出している場合があります。

 医師が「初めて」の薬を出した場合、
伝達ミスによって間違った処方箋を出すことも、
結構ありえます。

 つまり、1回目の処方箋は、本当に医師の
(正確には病院の)ミスの可能性もあります。

 私の勤務している薬局では、
薬剤師の調剤ミスは、平均で3ヶ月に1回。
病院の処方ミスは、平均で1日に10回。
後者の方が圧倒的に多いのです。

 もちろん、あくまで私の勤務している薬局の
データではありますが。

 病院がひどすぎるというのもありますが、
うちの薬局では、最大の仕事は、
「病院の処方ミスを通さない」ことです。

 薬剤師の仕事の1つは、
処方箋をチェックして、正しいかどうかを確認すること、です。
シートを輪ゴムで止めるなんて仕事じゃありません。


 もっとも、それでも通りすがりの患者様のかかられた薬局は、ひどいと思います。

 薬がないにしても、対応の方法はいろいろありますからね。
患者様に不快な思いをさせただけで、失格だと思います。


 ここから先は、自分の愚痴も入ります。(苦笑)

 患者様に初めて出す薬の処方を病院に間違えられると、厳しいです。
いかに薬剤師でもこのミスを発見するのは至難です。


 できれば、患者様には家に帰った後でもよいので、
お薬に不審な点があればすぐに連絡いただければ幸いです。

Posted by koneko at 2009年04月23日 19:21
>とおりすがり様

 ARB+少量の利尿薬という合剤は、
「弱い」とは思えませんけど・・・。

 ARBに少量の利尿薬という組み合わせは、
高血圧ガイドラインでも推奨されていますし。
3剤併用の場合は少量の利尿薬も使う、
となっています。

 経済的には、むしろお勧めです。
この手の合剤の薬価は、ほとんどが、元の
ARBの値段+数円、です。
 レセプト上の点数計算では値段がかわらない方もいます。
つまり、「タダで利尿薬がついてくる」んですよ。w

 とはいえ、薬局としては合剤って有難くないです。
在庫管理が面倒になるだけ。複数規格なんてもってのほか。

 しかも、MD/EXだったり、HD/LDだったり、
今度はAP/BPですか。
わかりづらいことこの上ない。
それこそ、調剤過誤のモト、ですね。

 メーカーがいうほど、コンプライアンスがよくなるとも思えませんし。。
合剤のメリットって、なんなんでしょうね。
Posted by koneko at 2009年04月23日 19:44
>皆様
コメントありがとうございます。
ミカルディス錠の規格は20mgと40mgですが、ミコンビ配合錠のテルミサルタンは40mgと80mgなんですね。ミカルディス錠の80mgも発売されてくるのでしょうか。

>koneko様
合剤のメリットはメーカーが言うほどないというのは私も同意です。新薬が出にくい状況ですので、合剤へシフトしているのではないでしょうか。後発医薬品対策という側面ももちろんあるでしょう。

合剤の流れ、ARBに限らずまだまだ出てきそうな感じですので、薬局としては様々な面で頭が痛いですね(苦笑

>通りすがりの患者様
大変お辛い思いをなさったようで、心中お察しいたします。間違いがあってはいけないのが第一ですが、その後の対応がお粗末としか言いようがありません。
Posted by くま☆ at 2009年04月23日 22:15
LDの降圧効果ってそんなに強めでしたっけ?
なぜか中途半端な印象しかないんだけどなぁ・・・

そもそもそんなに血圧下げる必要があるのか,というのも常々疑問を持ってるところなので否定的に書いちゃいました
結局,おおかたの医者も薬剤師も製薬会社も患者より利益のことを第一に考えちゃいますからね
Posted by とおりすがり at 2009年04月23日 22:42
>とおりすがり様

「弱めの合剤」の意味を取り違えておりました。(汗)
「合剤」自体が弱い意味に取ってました。

 LDは確かに微妙ですね。
ARBの容量増やすほうが確実かと。

 それでも、少量の利尿薬は経済的なので、
その点はメリットだとは思います。


Posted by koneko at 2009年04月24日 00:13
あらゆる領域において『厳格な降圧』の重要性を否定するような論文やデータってありましたっけ?
私が不勉強なだけですかね。
あ、もちろん合剤に関しては以前からずっと否定派ですし、メーカーの姿勢には辟易してますが。


話をまた横に戻して申し訳ないですが、外用消炎鎮痛剤の名称に関して、例えば従来の「ボルタレンテープ」「ボルタレンテープL」の表記の方が、現行の「ボルタレンテープ15r」「ボルタレンテープ30r」よりも直感的で、処方ミスや調剤ミスは起こりにくかったんじゃないかなと思っています。

当薬局の門前病院では現在、モーラスパップ、モーラステープ、ボルタレンテープ、ロキソニンテープ、ロキソニンパップ、ナボールテープ、ナボールパップ、MS温シップのサイズ違いおよびその他5種類のパップ剤が採用となっており、それぞれ相当数が常時動いています。
ホント、mg表記になってからややこしくて辛いんです(涙)
ボルタレンテープは15rと30r、モーラスパップは30rと60r。
なぜこんなところで混乱せねばならんのです?LはLでいいでしょ、Lで(怒)

そもそも、内服薬では成分量って大事なことが多いですけど、外用のパップ剤に成分量の明示って必要性を感じたことありました?
ヒューマンエラーが誘発されるだけのような気がしてなりません。

「過ぎたるは及ばざるが如し」なんて使い古された言葉ですよね・・・
Posted by さつき at 2009年04月24日 00:55
あぁ、ていうか逆にLDやらHDやら、MDやらEXやら、APやらBPやらについてですが。

軽い気持ちで、もしかしたら「ちょっとカッコイイでしょ」くらいで各社命名してるのかもしれないですけど、この先ARB持ってる全ての会社が配合錠を出し、更に今後他の薬剤も配合錠が出てくるであろうことを考えると、この規格違いに関する表記は絶対まずいです。
混沌としすぎてるし、どちらが高用量のものか直感的にわかりづらいですから。

処方ミスや調剤ミス続発で、数年以内にルールに沿って名称変更を強制される方に1000ガバス。すげぇ無駄ですな。
Posted by さつき at 2009年04月24日 01:05
>konekos

経済的なメリットについて私の方がかなり不勉強でした
ブロプレス8mgと同等以下の効果がこの薬価で利用できるのであれば患者さんは助かりますね・・・

>さつきs

厳格な降圧を否定するような文献を読んでそう考えているわけではないのです
もし研究したとしてもそんな文献は表には出てこないでしょう

何かしらバランスが崩れて血圧が高くなっているのを薬で無理やり抑えている患者が多いと感じる現状が気に食わない
患者の生活習慣を改善させることが一番良いと考えているからです
高血圧が死亡リスクを高めることは分かっていますが薬での降圧にもリスクがありますし
もちろん必要な患者がいることも間違いないですがこういう商品が出てくると安易に患者に出しちゃう医者が多いですから

というかどこの門前の医者もそんな感じだったので思わずぐちっぽくなっちゃいました・・・
Posted by とおりすがり at 2009年04月24日 14:13
生活習慣の改善ができればベストなのは当然のことですが、それができる患者さんがいったいどのくらい居るでしょうか?
「降圧剤は止められなくなるから飲みたくない」と言われる人に「生活習慣を改善して血圧が下がれば降圧剤は止められますよ」と言ってみても、ほとんどの人が生活を変えられません。減塩醤油は使えても、外食を止めて禁酒して毎日運動できる人は少ないんです。
薬を飲まずに健康になれば一番だけど、なかなかそれが難しいから、次善の策として服薬治療になってしまいます。
医療従事者は生活習慣の改善を勧める事はできますが、実際に行動するのは患者さん自身です。レトリックになってしまいますが、「改善していただく」事はできても「改善させる」事はできないんです。

とおりすがりさんのコメントを「利益を優先するために生活習慣の改善よりも服薬を勧める医者や薬剤師が多い」と読んでしまうのは穿ちすぎでかね。そんな人が多いとは思えないので。

ただ…
この合剤は必要無い!!!名称もわかりづらい!!
レセコンの名称付け替えプログラムにもお金かかるんだから!!
↑調剤ミス(患者さんの損)よりも薬局の損を優先してコメントしてみました(笑)
Posted by 遮 at 2009年04月25日 11:18
>遮s

たとえば薬は最後の手段だとちゃんと理解させられているんだろうか?
じいさんの血圧が160あっても薬飲んで120にすることにどれだけ意味があるのかなと
120に下がって喜んでいいのかなと
死ねっていってるわけじゃないですよ

遮さんの周りが恵まれているんじゃないかな
私の周辺が恵まれてなさすぎ???
どんどん薬が強くなっていく患者さんに投薬してて毎回血圧測ってるだけで管理料とってんじゃねーよ医者!とか思いません?

高血圧が重度でかつ薬以外で降圧できない状況の方のためにはエカードHDのような降圧薬は銃弾としてありでしょう
まあ薬局からすれば迷惑な話かもしれませんが3剤合剤とかも出てくるみたいですからますます厳しい状況ですね・・・
Posted by とおりすがり at 2009年04月25日 17:06
>皆様
コメントありがとうございます。
名称については本当になんとかしていかないと、今後合剤が発売される度にますます混乱しそうです。

「コディオHD」とかって処方が出てくるのも笑い話ではないですし、調剤エラーの大きな要因ともなりそうです。

さつき様おっしゃるように、外用剤の規格表記については、画一的に数字とするよりも「L」でいいですね。でもホクナリンテープは数字の方がいいかな〜?
Posted by くま☆ at 2009年04月26日 23:13
精神安定薬クロチアゼパムと脳血流改善薬ATPの配合剤とかがあっても悪くないような・・・
Posted by Hayate at 2009年04月27日 23:48
>Hayate様
併用されている例はあまり見聞きしませんが、好んで出すドクターがいらっしゃるのでしょうか。それ以前に薬価が安いので、メーカーが二の足を踏みそうですね。
Posted by くま☆ at 2009年04月28日 22:11
ナボールパップとナボールテープの違いって分かります?つかパップとテープの違いを誰か知ってる人が居たら教えてください^^;
パップってもしかしてシップの厚みのあるやつで表面が白くて布状?みたいなやつのことですか??テープはボルタレンテープとか知ってますので分かります♪ちなみに、ナボールパップとナボールテープとモーラスパップとモーラステープとボルタレンテープはどれが一番筋肉痛に効きますか??
Posted by 草野大志 at 2010年04月19日 21:38
ハップについてはおっしゃっている通りです

違いですが
テープ・・・密着性が高く剥がれにくい
ハップ・・・冷却性が高く剥がれやすい
というぐらいです
鎮痛効果には差がありません

ナボールとモーラスとボルタレンですが,即効性と鎮痛効果ではボルタレン,持続という観点ではモーラスだと思います
筋肉痛なら私はモーラスを使うかな
Posted by GED at 2010年04月19日 22:24
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