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2009年10月15日
後発品利用は沖縄に学べ?
沖縄県は後発医薬品使用割合が、全国でも突出しているというニュース。
日刊薬業:後発品使用実態 沖縄県が突出、数量ベース30%超え
http://nk.jiho.jp/servlet/nk/gyosei/article/1226551910941.html?pageKind=outline
リンク先、記事全文を読むことは出来ませんが、
と書かれています。その一方、沖縄県薬務衛生課も県薬剤師会も、
とのこと。
具体的な事例を知っているわけではないのですが、後発医薬品に限らず、使用医薬品の地域特性というのは、実はかなり大きいのではないかという感じを持っています。
沖縄県の薬局や薬剤師が積極的に後発医薬品に取り組んでいるのか、或いは医師や患者の間で、後発医薬品を使う土壌が元々あったのか。
はっきりと理由が分からないにせよ、「県民性」とか「地域性」という言葉で片付けてしまうのは、ちょっともったいないですね。もう少し詳しいデータや現場の声が聞きたいところです。
(関連リンク)
社団法人 沖縄県薬剤師会
http://okiyaku.or.jp/
日刊薬業:後発品使用実態 沖縄県が突出、数量ベース30%超え
http://nk.jiho.jp/servlet/nk/gyosei/article/1226551910941.html?pageKind=outline
リンク先、記事全文を読むことは出来ませんが、
薬剤料ベースで10.3%、数量ベースで30.2%に上り、国が目標にしている2012年度数量シェア30%以上の目標を、ただ1県クリアしている
と書かれています。その一方、沖縄県薬務衛生課も県薬剤師会も、
明確な理由は分からない
とのこと。
具体的な事例を知っているわけではないのですが、後発医薬品に限らず、使用医薬品の地域特性というのは、実はかなり大きいのではないかという感じを持っています。
沖縄県の薬局や薬剤師が積極的に後発医薬品に取り組んでいるのか、或いは医師や患者の間で、後発医薬品を使う土壌が元々あったのか。
はっきりと理由が分からないにせよ、「県民性」とか「地域性」という言葉で片付けてしまうのは、ちょっともったいないですね。もう少し詳しいデータや現場の声が聞きたいところです。
(関連リンク)
社団法人 沖縄県薬剤師会
http://okiyaku.or.jp/
00:30
| Comment(13)
| 後発医薬品・銘柄変更可調剤
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人口が少ない沖縄では、医療機関数も少ないでしょうし・・・・
患者数の多い大病院が、もともとジェネリックを使っていたら、必然的に高い数値になるのではないでしょうか?
「変更不可処方せん」、の割合も気になるところです。
いつも思うのですが、厚労省の出す数値って、まあ厚労省に限らずですが・・・・、どういう根拠で出してくるのか?ですね。
また何らかの数値だけだせば、正論をはいているような印象を与えますが。
1県しかない、のでなく、46都道府県が「無視」なんですけどね。
コメントありがとうございます。
確かに20年改定以降の動きなのかどうか、気になりますね。それによって元々後発品の使用が多かったのかどうかも分かりそうです。
「@からだ」といいます。http://atkarada.jp
リニューアルをした様です。本格的な健康医療ポータルとなり家族の健康も支援してくれます。
おくすりアラームなどの機能があり「薬の飲み忘れ」が生じないよう事前に服用時間を登録をしておく
と、メールにてお知らせてくれます。
また、ジェネリックの薬価比較があり、薬代の節約も可能です。
http://atkarada.jp/generic
一番良いのは、医師や薬剤師にジェネリックの交換を依頼してもらえる様なメール機能があります。
自分の体調管理もしてくれます。
http://atkarada.jp/medical_examination/free
これは非常に使えるサイトです。是非推薦させてください。
30%なったら、調剤薬局も製薬業界も
潰れるな。少なくとも大リストラ始まりますね。
コメントありがとうございます。
実際数量ベースに変更しようという動きはあるようですが、来年の改定で実際にそうなりますかね?
>さつき様
ありがとうございます。
なるほど、失業率や県民所得とリンクしてみた場合、全国的に見ても相関があるのでしょうかね。興味深い視点です。
今のところその話を否定する根拠が見つからない、っていう話が出てましたね。
その場合は、医療格差問題とか、労働行政など、これまでの厚生労働行政に問題があることになってしまうので、厚生労働省的には認めたくないところでしょうが(苦笑)
学会でも磯部管理官の公演で沖縄の話は出てました、後発品を増やし浮いたお金で医療人材の財源にまわすとか。それならもうちょっと積極的に切り替えようかなと思いました。
いつ頃からだったか忘れましたが、後発品使用に関しては「医療費削減」ではなく「限られた医療資源の有効活用」と言うようになってきていますね。
厚労省としては大きい声で言いたいような、言いたくないような…?(苦笑
↑ ちょっと違う話題からなんですが、厚労省は信じてはいけない、全く。
と思います。
ぽんたさんの言う「患者の多い大病院がもともとジェネリックを使用していたら、必然的に高い数値になるのでは?」が、一番単純ですが共感しました。
完全失業率、県民所得との相関の話は、深いですね。
コメントありがとうございます。
厚生労働省の出す数字等、やはり鵜呑みには出来ませんね。しかし施策等はその数字に基づいて進められるでしょうから、やはり意識はしてしまいますね。