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2009年10月25日
[内服薬処方せんの記載方法]これからが正念場
内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会での検討を経て、パブリックコメントが開始されました。
e-GOV:「内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会報告書骨子案」に対する意見募集について
最もベースとなる部分は以下の2点でしょうか。
それに対して短期的方策と長期的方策が示されています。一部抜粋します。
このあたりを見ますと、必ずしも「1回量」のみの記載にこだわっているようには見えない気もするのですが…。実際の運用にまで触れられていないため、どのようになるのかは見えてきませんね。
アポネットR研究会のページに非常によくまとめられて掲載されていますので、リンクさせていただきます。
アポネットR研究会:内服薬処方せんの記載方法の在り方についてのパブコメ開始
http://www.watarase.ne.jp/aponet/news/091018.html
2-3年で中間評価を行い、5年程度で完結させるという構想のようです。これまで医師や医師会からの声があまり聞こえてきませんでしたが、その辺りがどう影響してきますかね…。
パブコメが出されたということは、行政も現場も、ほぼこのままの形で動き出すことになるのでしょうが、これからが正念場になるでしょうね。
e-GOV:「内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会報告書骨子案」に対する意見募集について
最もベースとなる部分は以下の2点でしょうか。
薬価基準に記載されている製剤名を記載する。
最小基本単位である1回の内服量を処方せん記載の基本とする。また、散剤、液剤の分量は製剤量(薬剤としての重量)で記載する。
それに対して短期的方策と長期的方策が示されています。一部抜粋します。
2−9)処方オーダリングシステム等の処方入力画面については、1回量を基本とした入力、1日量を基本とした入力のいずれの入力方法であっても、1回内服量と1日内服量が同一画面で確認できるようにする。
2−10)出力された処方せんの記載事項については、処方オーダリングシステム等が、1回量を基本とした入力、1日量を基本とした入力のいずれの入力方法であっても、出力された処方せんには、1回内服量と1日内服量が併記されるようにする。
2−12)処方オーダリングシステム等の処方入力画面においては、1回量を基本とした入力方法に対応できる処方入力画面を装備し、かつ1回内服量と1日内服量が同一画面で確認できるようにする。
このあたりを見ますと、必ずしも「1回量」のみの記載にこだわっているようには見えない気もするのですが…。実際の運用にまで触れられていないため、どのようになるのかは見えてきませんね。
アポネットR研究会のページに非常によくまとめられて掲載されていますので、リンクさせていただきます。
アポネットR研究会:内服薬処方せんの記載方法の在り方についてのパブコメ開始
http://www.watarase.ne.jp/aponet/news/091018.html
2-3年で中間評価を行い、5年程度で完結させるという構想のようです。これまで医師や医師会からの声があまり聞こえてきませんでしたが、その辺りがどう影響してきますかね…。
パブコメが出されたということは、行政も現場も、ほぼこのままの形で動き出すことになるのでしょうが、これからが正念場になるでしょうね。
08:20
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| ウラ
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もうすでに結論ありきの話じゃないんでしょうか?って最近思っています。まあ、厚労省のパブコメ自体アリバイ作りばっかですが。
しかし、絶対「混乱」しますね。
目先を変えて、一部の人間に都合がいいだけで、サクシンのように、変えたから、間違いがなくなるとは思えません。
オーダリングの話ししか出ていませんが、手書きでは絶対かけませんし、レセコンの手入力でもカルテと処方せんが違うと間違いが出るでしょう。
しかし、医師が処方せんを書くのであって、事務が入力する事自体違法(原則)ですから。法を論じる場合仕方ないんでしょうかね?
柔軟なのでなく、院内は従来どおりにしないと、昔からの書き方になれた医者は間違うし、それに、分包機を全て買いなおさないとダメらしいですよ、1回量のみにしてしまうと。
自分勝手な意見なだけです。
院内の処方せんはよく、「院外処方」のみの変更ですから。「処方せん」はOKで、「院外処方」の様式は1回量で、併記なし、の変更ですから。
添付文書が統一されれば今日の治療薬にも反映されて問題も減っていくと思うのですが
パブコメに対しては私もかなりモチベーション低下しています。
それから医師会が何らかのアクションを起こしてくるのではないかと、個人的には思っています。
>kense様
たしかに添付文書も分かりにくいですよね…。1回量の表記になってゆくのでしょうかね。
医師会は・・・・きっと「無視」と思います。
従う気がないと。
オンライン化の時と同様、決まってから施行されるギリギリに、強制はおかしい!と、条文の中に、努力義務なる表現が入って・・・結局なんでもOK。
薬剤師だけが貧乏くじを引く、いつものパターン。
そうなったら最悪ですね。
1回量表記と1日量表記の処方せんが混在して、ワケが分からない状態になるのは間違いありません。
>内服薬の処方せんの標準的記載方法については、内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会において医療安全の観点からとりまとめた指針であり、義務化を行うものではありません。
結局、義務ではないのですね。
数年間は混乱しそうです。
国の方針で決めることじゃないでしょう?
変えたければ変えれば?やりたいとこだけ。
処方らんに、でか文字で「1回量」って書いて、って思います。
それなら、用法用量は1日量「等」で記載。
等の1文字入れるだけで終わりです。
そういう処方箋も出てくるんだあ・・・で終わりです。
一番最初(検討会の3回目あたし)の併記案が原型ですね。
でも。
全部を変更、の前提のはずなのに、間違って旧式で混在するのが一番困ります。
医療安全の観点からとりまとめた・・・・はずなのに、余計問題起こすと思いますけどね、この変更は。
先日・・・いまだにA5じゃなくB5の処方箋があるのには驚きましたが・・・・
コメントありがとうございます。
薬剤師の意見が多いのは分かりますが、医師の意見が少ないのが気になりますね。
「標準的記載方法です!」と提示されても、医師にスルーされてしまえばまったく意味をなさないですね。