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2009年11月03日

今度は栃木県医師会が「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」

今年09年8月に広島県医師会が「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」と題して、ポスターとチラシを作りました。その時の記事はこちら。

2009/08/30 [広島県医師会]ジェネリック医薬品に関するお知らせ
http://blog.kumagaip.jp/article/31720435.html

今度は栃木県医師会が、同じような内容のポスターとリーフレットを作成し、公表しています。

栃木県医師会:ジェネリック医薬品(後発医薬品)に関するポスター並びにリーフレットについて
http://www.tochigi-med.or.jp/medic/news/20091019-2676.html

栃木県医師会ポスター

ご覧いただくと分かりますように、3点の主張をしています。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は先発医薬品と全く同じ医薬品ではありません。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は先発医薬品と安全性と有効性が異なる可能性があります。

ジェネリック医薬品によって副作用が生じた場合、十分な対応が可能なのか不安があります。


ポスターは見出しのみの記載ですが、リーフレットではもう少し突っ込んだ部分まで書かれていますね。詳しくは上記リンク先をご覧下さい。

その上で、「ジェネリック医薬品(後発医薬品)の使用促進ではなく、まずは特許が切れた先発医薬品の価格を下げるべきであると考えます」と結ばれています。

これに対して、やはり日本ジェネリック医薬品学会が「ジェネリック医薬品へのご理解についていささか誤解が見受けられる」として、意見書を送付しています。

内容的には3点を挙げて反論しています。

「製薬会社によって、カプセルの質や錠剤化する製剤技術の違いで、有効成分の吸収率や時間などが異なり、薬の効き方に違いが出ることがあります」について

「ジェネリック医薬品(後発医薬品)は先発医薬品と安全性と有効性が異なる可能性があります」について

医薬品副作用被害救済制度について


広島県医師会がお知らせを出したときと同様の構図と言ってよいでしょう。

広島県医師会へは、ジェネリックメーカーの偉い方がどなたかが訪問して、一応決着となったようです。今回の栃木県のケースはどうなるのでしょう。地元薬剤師会に何か動きが見られるでしょうか。


(関連リンク)

日本ジェネリック医薬品学会
http://www.ge-academy.org/

この記事へのコメント
中医協がらみで・・・どんどん他医師会が追従しないといいですが。VS厚労省。
医師会は一旦連携しだすとすごいですし・・・確かにもっと先発の薬価を頭打ちにすべきで、ジェネリックにしなければいけないって強制もいかがなものかと思います。

ところで。先日RAの勉強会に行ったら、関東地方のとあるDrでしたが。
MTXは絶対ジェネリックは止めてほしいと。
死亡例の報告を行わないから。
(副作用報告をあげてこないんだから!)
確かにそれも一理ある話しです。
国としてデーターをとるべき薬剤は、きちんと副作用報告を義務付けるべきでしたね。

ジェネリックへの変更が問題でなく、そういう、何でもかまわんからジェネリックって厚労省の姿勢が一番問題じゃないですか?
Posted by ぽんた at 2009年11月04日 07:45
地元なのにこんなものが作られているとは知りませんでした。ありがとうございます。

3番目の「ジェネリック医薬品によって副作用が生じた場合、十分な対応が可能なのか不安があります。」という文言は、ジェネリック変更を躊躇させなければと思います。

ちなみに私の知る限りでは、県薬ルートからこの情報は入っていません。この方が問題かと。
Posted by アポネット at 2009年11月04日 09:43
>ぽんた様
決して厚生労働省の肩を持つわけではありませんが、当初は「何でもジェネリックに!」という姿勢も見えましたが、このところはだいぶ理解?があるのではと思います。

ハイリスク薬や安定剤、睡眠導入剤などはなかなか変更しにくいですよね。

>アポネット様
広島県では医師会から「薬剤師会もこの話に乗れ!」という話が発表前にあったようです。
栃木県の事情は分かりませんが、地元でもし何か動きがありましたら教えてください。
Posted by くま☆ at 2009年11月04日 16:29
このところはだいぶ理解?があるのではと思います
>くま様
確かに。
しかし陰でこそっとジェネリックメーカーに圧力をかけてるような印象が。
このまま行けば、悪いメーカーは自然淘汰されるだろうって。
でも、まだ問題混在>>>>良心的品目。
MTXの話しでなるほどでしたが、やはり、きちんと最初に法規制をすべき品目はあったと思います。

先発薬価の特例引き下げ率拡大とかって話も出てきたし・・・・
結局ジェネリック生き残るんでしょうかね?って、20年後ぐらいの話かもしれませんが・・・
Posted by ぽんた at 2009年11月05日 07:54
追伸です。
「プランルカストドライシロップを後発医薬品から先発品に変更して改善した小児気管支喘息の1例」
2009年10月、第59回日本アレルギー学会秋季学術集会(秋田市) にて口述&ポスター発表。

貼り付けようと思ったら映像もあったので・・・
たまたま目にしましたが・・・・こういうのが・・・何とかならないかと。
こういう症例報告を厚労省はきちんとデーター化すべきですよね。
Posted by ぽんた at 2009年11月05日 08:21
昨日、某GEメーカーMRが来局し、フロモックスのジェネリックについて説明していきました。
「この製品はインフルエンザに効能を取ってます!」
・・・インフルエンザ菌のこと?忙しく疲れていたため突っ込まずにスルーしましたが・・・
MRの知識がこの程度でいいのか????
Posted by 素面 at 2009年11月05日 08:26
あーもしかしてそれで最近やたらとセフェム系を風邪で処方するようになったのかな内科のあいつ・・・
1ヶ月で100錠でてなかったセフニジルが急に1日200錠になりましたようちは
何の相談もなく増やしたあげく欠品したら怒られましたけどそういう背景があるのかな
Posted by 通りすがり at 2009年11月05日 11:32
>皆様
コメントありがとうございます。
プランルカストドライシロップのサイトは私も拝見しました。問題となった事例は、国としてデータベース化等はもちろん考えなければならないことですね。

でも現場の人間がそれを共有することが一番の近道かなと、個人的には思います。データベース化は共有するためのツールとして、もちろん有効です。

で、話をちょっと戻しますと、ぽんた様が挙げていただいたような事例と、今回の医師会が「お知らせ」を出すことって、似ているようで中身は全然違うのではないか、というのが私の印象です。

ちなみにうちの息子はプランルカストDS「EK」を服用しているのですが、問題なくコントロールできています。

話が飛びまくって恐縮ですが、フロモックスGEを「インフルエンザ(ウイルス)に効能取ってます」というようなところは、不採用でいいんじゃないですかね(苦笑
Posted by くま☆ at 2009年11月06日 00:18
このようなポスターなどを出しながらも、多分どこの医師会も開業医さん中心だから、経営上、結構ジェネリックは使っているって思います。
うちも、ジェネリック使用は70%以上です。処方せん枚数が少ないからですが。
で。
多分ジェネリックが使いたくないのでなく、私が共感して感じてる部分は、国の一方的高圧的な言い方でのジェネリック使用です。
国策としてやるので仕方ないのかもしれませんが。
国に煽られて患者さんに診察室で金額のことをウダウダ言われるのも勘弁してくれって思うでしょうし。
こういう国のやり方に皆上げ足をとって反発したくなるのではないか?と。
国策でやるなら万全な体制で推進しろと。

しかも、ワクチンや何やら、今は厚労省に対しては相当頭きてるし。
民主党の報復もあるし、政治的な問題もからんでいるような気がします。
Posted by ぽんた at 2009年11月06日 07:57
>ぽんた様
そうなんですよね。実際開業医だと結構ジェネリック使っているでしょうね。取り立てて問題になることもなく、です。私はむしろそういった状況にあるのに声明してしまうアンバランスさに目が行ってしまうんですよね。

ぽんた様仰るように、医師会が言いたいのは、本当にジェネリック云々ではないのかもしれません。いろいろな問題が絡み合っているのでしょう。

心配なのは、こういったゴタゴタを繰り返すことで、患者さんが不安に思わないか、ということです。待合室にこのポスター貼ってあったのに、手元のお薬がジェネリックだったら…なんてことを考えたら、それこそ不信感につながってしまうでしょうし。
Posted by くま☆ at 2009年11月07日 00:49
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