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2009年11月10日
第二のケンコーコム?医薬品個人輸入サイト「空詩堂」
ケンコーコムがシンガポールに子会社を設立、医薬品の「個人輸入」を開始したことは、以前お伝えしました。関連する記事はこちら。
2009/11/07 [薬局新聞]週刊トラックバックNEWS111
http://blog.kumagaip.jp/article/33487619.html
2009/10/27 [ケンコーコム]シンガポールに子会社設立は大変残念
http://blog.kumagaip.jp/article/33227522.html
当初から懸念されていた「第二のケンコーコム」或いはそれ以上ともいうべきサイトが出現しています。リンクは貼りますが、くれぐれも購入なさらぬようお願いいたします。
空詩堂
http://www.sorashido.com/
見ていただくと分かるのですが、この空詩堂というサイトは一般用医薬品ではなく、医療用医薬品に該当する製品を扱っています。取り扱い品目を見てみますと、
等が目に入ってきます。また、日本国内では販売されていない、
等も販売されています。
「医薬品個人輸入に関する説明」として、
といったことが書かれています。扱っている品目こそ違いますが、薬事法の規制が及ばない日本国外から医薬品を発送するという手法はケンコーコムと同様ですね。
三牧ファミリー薬局のサイトからリンクされていますが、何らかの関係があるのでしょうかね。
三牧ファミリー薬局
https://www.mimaki-family.com/
ここまで書いてきて、なぜか喪失感でいっぱいです…。もう薬事法とか、どうでもいいですね。
2009/11/07 [薬局新聞]週刊トラックバックNEWS111
http://blog.kumagaip.jp/article/33487619.html
2009/10/27 [ケンコーコム]シンガポールに子会社設立は大変残念
http://blog.kumagaip.jp/article/33227522.html
当初から懸念されていた「第二のケンコーコム」或いはそれ以上ともいうべきサイトが出現しています。リンクは貼りますが、くれぐれも購入なさらぬようお願いいたします。
空詩堂
http://www.sorashido.com/
見ていただくと分かるのですが、この空詩堂というサイトは一般用医薬品ではなく、医療用医薬品に該当する製品を扱っています。取り扱い品目を見てみますと、
タミフルカプセル
リレンザ
クラビット錠
ジスロマック
等が目に入ってきます。また、日本国内では販売されていない、
ロニテン(ミノキシジル) 内服
ニゾラール(ケトコナゾール) 内服
ブロプレス錠16mg
等も販売されています。
「医薬品個人輸入に関する説明」として、
当サイトは個人輸入を代行するためのサイトです。紹介している商品は、日本国外の販売会社とお客様の直接取引となります。当社は輸入代行というかたちでお客様のお取引をお手伝いさせていただく「代行業」であり、「販売業」ではありません。ご理解の上、ご利用ください。
といったことが書かれています。扱っている品目こそ違いますが、薬事法の規制が及ばない日本国外から医薬品を発送するという手法はケンコーコムと同様ですね。
三牧ファミリー薬局のサイトからリンクされていますが、何らかの関係があるのでしょうかね。
三牧ファミリー薬局
https://www.mimaki-family.com/
ここまで書いてきて、なぜか喪失感でいっぱいです…。もう薬事法とか、どうでもいいですね。
22:00
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悪質医薬品輸入サイト
Excerpt: こんばんは。 空気は読めないけど書けるよ。 むむです。 こないだ、ケンコーコムがシンガポールに子会社を設立して・・・ っていうネタを書きましたが、もっと悪質なのがありました。 ..
Weblog: むむろぐ
Tracked: 2009-11-14 09:19
http://blog.sakura.ne.jp/tb/33555719
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悪質医薬品輸入サイト
Excerpt: こんばんは。 空気は読めないけど書けるよ。 むむです。 こないだ、ケンコーコムがシンガポールに子会社を設立して・・・ っていうネタを書きましたが、もっと悪質なのがありました。 ..
Weblog: むむろぐ
Tracked: 2009-11-14 09:19
完全に日本国内での販売を想定していますね。
写真から見るとタイ国内生産のものを輸出するのでしょう。
ジフルカンとニゾラール(国内未発売)はアゾール系ですから、相互作用が問題です。
日本製としているリレンザとタミフルをどこから入手しているかが興味あるところですね。
何となく想像がつきますが。
違法スレスレ(というか脱法)の商売は、法を定めて明確な違法状態にするのが法治国家としては正しい在り方なのでしょうが、こういうのを見ていると結局イタチごっこになるわけですから、潰そうとする側も違法スレスレ(というか脱法)的手段を以て対抗するしかないんですかね。
仁義なき戦い?(笑)
まったく笑えない状況ですなぁ(´ー`)ノ
こういったサイトは、インターネットというグローバルな世界では防ぎようがありませんので、個人輸入やネットでの医療用医薬品の購入の危険性について、厚労省や日薬などがもっと国民に対し啓発するしかありませんね。
偽造医薬品をつかまされないようにするには国内販売も認める方向が良いのかな〜少なくとも空(カラ)指導では無さそうな気がするので。。。
http://blog.livedoor.jp/drug2006/
そこの2008年11月20日付けのブログを読むと、
自らの経営方針を「グレーゾーン専門薬局」
と称しています。
薬事法改正前の日付なので、今現在の
方針は変わっているのかもしれませんが、
このネーミングからしても、法の隙間を
すり抜けているという気がして、
合法・違法の議論以前に
同じ薬剤師として虚しく思えるのは自分
だけでしょうか?
「輸入代行」してくれるのでしょう?
取引先が書いてないようなのですが・・・
お薬じゃない「輸入代行」だと
たいがい書いてあると思うのですが・・・
コメントありがとうございます。
気を取り直して、来週の薬局新聞の記事にしました。コメントも引用させていただきました。
販売側も購入側も、どんなにルールが厳しくなっても、恐らく一定数は脱法あるいはグレーゾーンを利用して販売(購入)するのでしょうね。
しかしこのまま行ったら、本当に「何でもあり」になってしまいそうですね。
医薬品購入してるけど文句あるか?
だから共産党、社民党、民主党系の人はこまるんだよね!
買いたい人は沢山いるのにね!
コメントありがとうございます。
特に文句を言うつもりはありませんが、利用するのであれば、「自己責任」という言葉の重みを十分に理解することが必要と考えています。