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2009年11月12日
[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS112
薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第112回です。中医協人事問題についてはいろいろな見方があるようですね。政権が変わって、プロセスも変わるでしょうか。
混迷を極めた?中医協委員の人選が10月末に発表された。日本医師会執行部が委員から外れたことばかりが大きく報道されたことの陰に隠れているが、薬剤師を代表する委員として札幌薬剤師会会長で日薬理事の三浦洋嗣氏が選出された。
長妻厚生労働大臣から「病院勤務経験20年以上」という条件が出されたとも聞くこの人選は、民主党の意に沿ったものである。日薬としては理事者からの選任に何とか面子を保った格好だが、執行部としては口惜しさが残ったに違いない。
しかし日医が「日本医師会に特段の相談もなく中医協委員を内定されたことは、誠に遺憾」「今回の中医協委員内定にいたる人事プロセスを断じて容認することはできない」と声明したのとは対照的に、日薬はなんとも「大人の対応」である。
いずれにせよ、来年4月の診療・調剤報酬改定まで残された時間は多くない。どんな議論が行われてゆくのか、決定までのプロセスもしっかり見守ってゆきたいものである。
薬局新聞社ONLINE
http://www.yakkyoku-shimbun.co.jp/
混迷を極めた?中医協委員の人選が10月末に発表された。日本医師会執行部が委員から外れたことばかりが大きく報道されたことの陰に隠れているが、薬剤師を代表する委員として札幌薬剤師会会長で日薬理事の三浦洋嗣氏が選出された。
長妻厚生労働大臣から「病院勤務経験20年以上」という条件が出されたとも聞くこの人選は、民主党の意に沿ったものである。日薬としては理事者からの選任に何とか面子を保った格好だが、執行部としては口惜しさが残ったに違いない。
しかし日医が「日本医師会に特段の相談もなく中医協委員を内定されたことは、誠に遺憾」「今回の中医協委員内定にいたる人事プロセスを断じて容認することはできない」と声明したのとは対照的に、日薬はなんとも「大人の対応」である。
いずれにせよ、来年4月の診療・調剤報酬改定まで残された時間は多くない。どんな議論が行われてゆくのか、決定までのプロセスもしっかり見守ってゆきたいものである。
薬局新聞社ONLINE
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21:50
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| 週刊トラックバックNEWS(連載終了)
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選挙で民主党支持で無いところへは、露骨なバッシングを行っているように見えます。
先日の無駄洗い出しでも、「調剤薬局の一人勝ち」だって言われた方がいるそうで・・・・
しかし。
ずっと病院は赤字で・・・って、赤字にでも経営ができる方がおかしいんで・・・・
補填しなければ普通は潰れます。
薬局は自分達で利益出せる範囲でやってるだけで、どこからも支援してもらえないし。
それを一人勝ちって言うのはおかしいですよね。病院の収益の範囲で経営すればいいので、お金がなければいい機械も買えないし、人件費も我慢してもらわないといけないし。
いい条件にしたければ、企業努力で患者増やすしかないって思うのですが。
まさに、このやり方って、特別会計のお金を使えるだけ使ってきた手法と同じって思いますけど。
診療報酬も暗雲ですね。
院政を引いてる方の情け容赦ない手法には疑問を感じますが・・・・このままでいけば薬剤師会は潰されかねないですね。
確かに「調剤の一人勝ち」と言われるのは心外ですね。伸びているところは目立ちますので叩かれやすいのでしょうが、表面上の数字だけ見て判断されたのではたまりません。
もちろん、経営者は勝ち組でしょう。
でもね、法人の営業利益は【粗利益−(販売費+一般管理費)】でしょ。人件費を抑えられればさすがに儲かっちゃうんですよ。
経営が成り立たつわけない、と言われている介護の現場でだって、どうしてワ○ミなどの大手は伸びているんですかね?
病院経営で一番のネックは言うまでもなく人件費です。
国公立の医療機関が一部の例外を除いて軒並み赤字なのは、経営手法がどうとかいう以前に、スタッフの給与が高いからに他ならないわけで。
医師の給与は民間より安いのに、ですよ?
無駄を省き、効率的な経営手法を、なんていうのは全くの幻想ですよ。「効率的な経営」の中には事務方を派遣社員に変えることも含むんでしょ。あほらし。
効率的な経営している民間病院では、医師以外のスタッフの給与は洒落にならんことになっているんですがね・・・わかってんのかな、お役人さんも議員サマも。
そして、独り勝ちと言われる調剤の現場で働くぼくらは、退職金とか全然期待できないし、それでいて行政のさじ加減一つで経営ガタガタになりうる(この点では医療機関と同じだけど)しで、生涯年収とか考えると本気で恐ろしいわけです(苦笑)
実際の臨床の場に出る人に手厚く配分すればいいのじゃないでしょうか?
私は基本的に、医者は患者治して何ぼって思ってる人間なので、高給もらって、患者を治さないピラミッド構造には疑問を感じます。
付属病院なるものは、文部科学省管轄なので、勉強さえしてればいいんでしょうけど。
ワクチンのすったもんだを見てると、思わず。
おまえらいない方がよかったぞ!と叫びたくなってしまいましたし。
薬局が退職金を期待できないのと同じで、開業医さんでも退職金になると同じ感覚でしょうし・・・・
それこそ少ない人間で当直で、何かあったら即呼び出しって神経すり減らしていると、お金じゃないけど、お金でも少し多めにもらわないとやってらんないでしょう。
しかし。
考えを是正すべき人間も中にいますけど。
お金の話になると、何か嫌ですね。大事とは思いつつ。
で。
卸に聞いても医科は5分ルールもはずれるし・・・大変って言っても何とか帳尻は合うでしょうけど、調剤薬局は・・・・みたいですね。やっぱ。
「医療費は病院に支払われる「診療報酬」と「補助金」とに分かれます。補助金は役人が医療機関の締め上げに使う道具なのでどんどんなくせば良いと思いますが、診療報酬をこれ以上削減することは医療機関を兵糧攻めにします。」
世間の人は、この「補助金」がどうなってるのかよく知りません。
また補助金は一部の医療機関にしか支払われません。開業医へは普通はまず無理でしょう。
高度先進医療のため、優遇されているって思いますよ、勤務医の勤める病院は。
まずは、そのお金の使い方を精査される方がいいんじゃないでしょうか?
コメントありがとうございます。
裏でいろいろなお金の流れがあるんですかね…。でも表の診療・調剤報酬でさえ、仕事内容に見合った点数というよりは、「全体からみて、どれだけ配分できるか」というような視点から決められるのですよね。生かさず殺さずのさじ加減で…。
これまでは仰る通りですね。
そして今、医療行政の素人が不作為によりその「さじ加減」に失敗しようとしているのが何より恐ろしいという・・・