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2007年03月28日
痛みを数値化する「Pain Vision」
ニプロ株式会社が痛みを数値化する装置「Pain Vision」を開発したとの事です。詳細(画像あり)は以下のリンクからご覧ください。
痛みのレベルを数値化 知覚・痛覚定量分析装置『Pain Vision』新発売(PDF:150KB)(ニプロ株式会社)
これはすごいことですよね。痛みは外から見えませんので、患者さんの訴えによって判断するしかなかったものが、この装置によって定量的に捉えられるということですので。
痛みの客観化が一般的になってくれば、例えば医薬品の添付文書に
「投与に際してはペインレベルを測定し、レベル5以上のみの投与とする」
といった記載がなされるかもしれませんね。
そのうちに「心の痛み」も測れるような装置が出てくる、かな…。
(関連リンク)
「Pain Vision」: 痛みのレベルを数値化(GIZMODO)
痛みのレベルを数値化 知覚・痛覚定量分析装置『Pain Vision』新発売(PDF:150KB)(ニプロ株式会社)
これはすごいことですよね。痛みは外から見えませんので、患者さんの訴えによって判断するしかなかったものが、この装置によって定量的に捉えられるということですので。
痛みの客観化が一般的になってくれば、例えば医薬品の添付文書に
「投与に際してはペインレベルを測定し、レベル5以上のみの投与とする」
といった記載がなされるかもしれませんね。
そのうちに「心の痛み」も測れるような装置が出てくる、かな…。
(関連リンク)
「Pain Vision」: 痛みのレベルを数値化(GIZMODO)
15:14
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| オモテ
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こりゃ、NSAIDの指標にも使えそうな・・・・
NSAIDの宣伝を見てると結構プラセボでも治るのがまたおもしろいですしねぇ。
「日にち薬」「プラセボ効果」どちらもあるんでしょうけどね・・・・!
今まで痛みの数値化というと(患者サイドからですが)VASがありましたが、これは客観的に評価できるのがおもしろいですね。
詐称対策に使えるかも・・ でも数字があがらないからといって痛くないといいきっていいのか・・・ むずかしいです・・・。
ただ、痛みってメンタルな要因が絡んでることが多いので、この数値が低いからって「あんたの痛みは大したことないよ。」って言われる患者さんが出てくるようなら、それもちょっと考え物ですね。
でも、参考情報として使うには便利だとは思いました。
ところで、原理とかってどこかで見れます?
電圧の他にも何か判断基準あったような気も。
でも・・・何か、私は抵抗ありますね、こんなものを治療の基準にされたら、医者にかかると言うよりロボット(コンピューター)に診てもらうような世界になってきました。
ファンタジーの世界ではおもしろくていいけど、実際はちょっとかな?
やっぱり、本人が「痛い」て言ってるのに、データー出ませんでしたからお薬出せませんなんていわれたら困ります。
コメントありがとうございます。
皆様ご指摘のように、数値化した痛みが絶対的なものなのか、正直疑問は残ると思います。プラセボが効いたりすることを考えますと、痛みとメンタルな部分とを決して切り離して考えることができません。
スイスの保養地、ダヴォス・プラッツで11月10日から11月14まで、行われた、世界知覚認識学会(ミシェル・ポーター会長)で、北海道大学医学部の斉藤信(まこと)教授が提唱した、痛みを表す「hanage」と言う単位を、世界で共通の単位とする事が承認された。
本来、痛みは、個人差が大きく、同じ刺激でも主観によって感じ方が異なるため、客観的に数値で表すことは、不可能であると思われていた。
しかし、斉藤教授は、「鼻の粘膜は、人体の中で一番個人差が小さい。」事に注目し研究を進めた結果、1cmの鼻毛を、1N(ニュートン)の力で、引っ張る時に生じる痛みを、1hanageと定義出来ることを発見し、そして今学会で単位として承認された。
斉藤教授によると、足の小指を角にぶつけたときの痛みは、2〜3Khanage(キロハナゲ)、お産の時の痛みは2.5〜3.2M hanage(メガハナゲ)になるのだそうだ。
「痛みを数値で表すことにより、正確な治療に役立つ。」(斉藤教授)そうで、今回の発見は、大変画期的だそうだ。
「日本人の提唱する単位が、世界で認められるのは、非常に珍しい。」(京都大学 横田昌平教授)そうで、日本発の「グローバル・スタンダード」は、驚きをもって迎えられている。
日本経済新聞 11月16日 朝刊
(ジュネーブ発 西山 章宏)
数年前流行った「ネタ」です。くれぐれも本気にしないようご留意ください(苦笑
この痛み数値化の装置の話を聞いたとき、真っ先にこれが頭に浮かびました。。。
どうも、「志向」回路の設計が似ちゃってますね・・・
でも、この製品が一般的になってあらゆる分野で利用されてデータが蓄積されるとしたら、遡ってこの装置の研究自体にノーベル賞が送られても良さそうですよねぇ
あと、地震体験装置みたいに痛み体験装置もできてきて、臨死体験もできるようになるんですねぇ・・・・・
病院での検査はとことん嫌いな私で、胃カメラも2度とごめんだと思っていたのに、あまりに続く胃の不調に心配になり(正直胃がんも考えました)、麻酔をしながらやってもらいました(←極度のびびり症です、はずかしい)
医師の見立てでは、検査前時点で胃カメラの必要はないけど、本人がそれを見て、たいした事がないということを感じてもらうことも大切、全麻だからビビリも心配ないし・・・との事でした。
結果、ホントにたいしたことがなく翌日からなんだか元気になりました(多少吐き気は続いている)
最終的には医師の裁量が入る部分が残れば(保険適用などで薬の使用の制限等なし)それはそれでアリかな?
と感じました。
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/03/_pain_vision.html
それによりますと、
今感じている患部の痛みと同じくらいの電圧まで電極パッドの電圧を上げて、『患部の痛みより痛い!』という時点の電圧がほぼ患部の痛みと同じという理論で測定
するようです。
確かに数値化には違いないですが、どうやら絶対的なものではなさそうですね。
逆に言えば、メンタルな部分も反映されるのかもしれません。
しかし痛みの測定のために痛みをかけられるのは、何とも言えませんね…。
これって結局、鎮痛剤の鎮痛効果を検討するための電気刺激試験とやってることは同じってことですか?
んー、なんか、ちょっと引っかかるかもです(汗)
痛みを測るために、同じ「痛みの物差し」を使うわけですもんね。使い方によっては有効かもしれませんが、治療などにどこまで反映できるかは未知数ですね。
Internetで御社の痛み測定器について、少々尋ねたいことがございました。
実は知り合いが自転車事故が遭い、大したけがではない(肋骨の筋肉の腫れ)と思い、一般の整形外科へ見てもらいました。患部の腫れが大分小さくなったが、しかし、座り姿勢により、痛みが結構伴いました。
それで、整形外科の先生の目線からみると、どのくらいの痛みがあるか、わからないと思います。丁度いい機会ですので、もし、この痛み測定器がどこかで展示してあれば、試しできるなら、助かります。
本件結構困っております。
尚、御社が専門ですので、ほかにもし何が情報があれば、是非教えて頂ければと幸甚です。
以上よろしくお願い致します。
コメントありがとうございます。
誠に申し訳ありませんが、この痛み測定器の件、ニュースを見て話題にしただけで私が開発したものではありません。
5年前の記事ですので、その後どうなっているのかも分かりませんが、必要でしたらニプロさんにお問い合わせいただければと思います。
よろしくお願いいたいします。