
新着記事
05/08
04/23
03/31
03/12
01/27
2010年07月11日
QLifeおくすり検索が「薬剤師口コミ」を公開
以前、QLifeお薬検索というサイトをご紹介いたしました。掲載医薬品数は2010年7月10日現在、順調に増えて全249社、17086種だということです。
2009/12/07 QLifeお薬検索がOTC薬に対応
http://blog.kumagaip.jp/article/34068862.html
2009/09/10 [薬局新聞]週刊トラックバックNEWS104
http://blog.kumagaip.jp/article/32040797.html
そのQLifeお薬検索が、この度バージョンアップしたということです。メーカー発表は以下から。
株式会社QLife:日本初、薬剤師口コミがオープン 「本当に知りたかったこと」を薬別3項目で誰でも無料閲覧
http://www.qlife.co.jp/news/1275.html
一番のウリは、株式会社ネグジット総研と共同で「薬剤師口コミ」を公開したことでしょうか。
口コミは、
「薬のベネフィット(効果)に関する情報」
「薬のリスク(副作用など)とその対処法」
「その他、薬の実用的な特徴」
の3項目があるということで、ネグジット総研が運営する薬剤師専門調査『MMPR』に登録している薬剤師が投稿した内容について、審査を経て公開されるということです。
また、閲覧についてですが医療者だけでなく、誰でも無料で閲覧可能とされています。
例えばデパス錠0.5mgはこんな感じです。
QLifeおくすり検索:デパス錠0.5mg
http://www.qlife.jp/meds/rx7867.html

更にもう隠れたもう1つのポイントが、写真下の基礎情報欄にある代表的な疾患ごとの処方ランキングの公開です。約600万件のレセプトデータに基づいたものだということです。

いずれも、おそらく一般向けとしては日本初の試みだということで、非常に充実したサイトとなっています。
(関連リンク)
アポネットR研究会:薬剤師口コミ、患者副作用報告の代行サイト
http://www.watarase.ne.jp/aponet/blog/100709.html
医療情報収集のためのGoogle活用ガイド

00:10
| Comment(2)
| オモテ
この記事へのトラックバックURL(承認後の表示となります)
http://blog.sakura.ne.jp/tb/39563049
http://blog.sakura.ne.jp/tb/39563049
私はなんだか怖くてコメント出来そうにありません。
薬剤師としての目線そのままで語るわけにはいかないでしょうしね。
コメントする薬剤師、評価する薬剤師に、
かなりのモラルとレベルが必要となる気がします。
ご覧になる患者さんにはそれは求められないことですものね。
有益なものと有害なものは常に表裏一体だなあなんて思います。
コメントありがとうございます。
その辺り、課題もあるのでしょうね。公開する側のさじ加減はもちろんですが、利用者側にも判断する力は必要でしょう。
「うそをうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」とは有名な言葉ですが、ネット全体に当てはまるものでしょうね。