
新着記事
05/08
04/23
03/31
03/12
01/27
01/17
01/08
2010年08月07日
[review]川添式熱血患者指導術「Do処方、特変ナシ」から脱却せよ!
久々、本のレビューです。読んだのは「川添式熱血患者指導術「Do処方、特変ナシ」から脱却せよ!
」という本。
タイトルの一部にもある『「DO処方、特変ナシ」から脱却せよ」』というフレーズ、どこかで聞いたことがあるなと思っていましたら、この川添氏、日薬が公表している体調チェックフローチャートの、大元の発案者なのですね。
タイトルから、この本は薬歴記載の指南書かと思われるかもしれませんが、そうではありません。そうでない、というのは正確な言い方ではありませんが、決してテクニック的なものが書いてある本ではないということです。
言うなれば、その一段深いところにある「どんなところに着眼点を置くべきか」とか、「薬剤師がどのようなアプローチをすべきなのか(この本では「引き出し」と書かれていますが)」といった部分にスポットが当てられています。
でもこの本の本質は、恐らくそこではなくて、「薬剤師の心意気」なのではないかと、個人的には感じました。「熱血」というタイトルからも分かりますように、文面から、また行間から、川添氏の熱い思いが伝わってきます。
業務系の書籍(という言い方があるのかどうか知りませんが)を読んで、グッと来る印象を持つというのは、なかなかあるものではありません。読み進めるに従って、実際にお会いしたくなってきます(笑
インタビュー形式(ロングインタビュー)ですので、そんなに構えずに読めてしまいます。ルーチンワークに行き詰まりを感じているようなことがあれば、間違いなく、脱出の大きなきっかけになってくれます。
「夏休みの1冊」にもオススメです。
川添式熱血患者指導術「Do処方、特変ナシ」から脱却せよ! (日経DI薬剤師「心得」帳1)

タイトルの一部にもある『「DO処方、特変ナシ」から脱却せよ」』というフレーズ、どこかで聞いたことがあるなと思っていましたら、この川添氏、日薬が公表している体調チェックフローチャートの、大元の発案者なのですね。
タイトルから、この本は薬歴記載の指南書かと思われるかもしれませんが、そうではありません。そうでない、というのは正確な言い方ではありませんが、決してテクニック的なものが書いてある本ではないということです。
言うなれば、その一段深いところにある「どんなところに着眼点を置くべきか」とか、「薬剤師がどのようなアプローチをすべきなのか(この本では「引き出し」と書かれていますが)」といった部分にスポットが当てられています。
でもこの本の本質は、恐らくそこではなくて、「薬剤師の心意気」なのではないかと、個人的には感じました。「熱血」というタイトルからも分かりますように、文面から、また行間から、川添氏の熱い思いが伝わってきます。
業務系の書籍(という言い方があるのかどうか知りませんが)を読んで、グッと来る印象を持つというのは、なかなかあるものではありません。読み進めるに従って、実際にお会いしたくなってきます(笑
インタビュー形式(ロングインタビュー)ですので、そんなに構えずに読めてしまいます。ルーチンワークに行き詰まりを感じているようなことがあれば、間違いなく、脱出の大きなきっかけになってくれます。
「夏休みの1冊」にもオススメです。
川添式熱血患者指導術「Do処方、特変ナシ」から脱却せよ! (日経DI薬剤師「心得」帳1)

21:30
| Comment(4)
| 本
この記事へのトラックバックURL(承認後の表示となります)
http://blog.sakura.ne.jp/tb/40038112
http://blog.sakura.ne.jp/tb/40038112
最近、在宅に関する業務を紹介しているメーカーの雑誌でよくお見かけする名前なので、気にはなりましたが、1Q84に負けて止めました。
次は買います♪
1Q84、人気のようですね(私は読んでいないのですが…)
在宅のことももちろん書いてありますが、それだけでないのがいいところかもしれません。
川添氏、当県に来県された折お話する機会がありました。もう3年ほど前になります。
体調チェックフローチャートと在宅の勉強会でご講演いただきました。
少しですが、お食事も共にさせていただきましたが、ユーモアのあるかつホントに熱い血潮をもった方でしたよ。
さすが土佐の黒潮で鍛えられてるなあとおもいました。^^
コメントありがとうございます。
そうですか、講演をされたのですね。ユーモアもあり、熱く語る、素晴らしいですね。機会があればお話を聞いてみたいです。