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2010年09月04日
[review]医薬品・医療衛生用品価格表2010
毎年1回刊行されている薬事日報社の「医薬品・医療衛生用品価格表〈2010(平成22年度)〉」という本なんですが、ご存知でしょうか。こんな本です。
創刊58年だということで、かなり歴史のある本なのですが、実は私、「薬価本のちょっとグレードアップしたものなのかな?」程度の認識しかなく、どんな本なのかあまり知りませんでした。
しかしこの本、薬事日報社の紹介ページにあるように、一言で言えば、
ということで、医療用医薬品については「包装薬価」が、一般用医薬品については「包装別メーカー希望小売価格・卸売価格」が記載された本だということが言えます。
医薬品・医療衛生用品 価格表2010(平成22年度版)(薬事日報社)
http://www.yakuji.co.jp/entry20145.html
医療用も一般用も、医薬品の発注の際は、包装単位というのは無視できない要素なのですが、実はそれを調べるのに一手間とられることもしばしばあります。ですので、包装単位が分かるというのは結構重宝するのではないでしょうか。
その他にも、限られた紙面にいろいろな情報が盛り込まれていて、主薬効や主成分、規制区分(薬局医薬品、第1類医薬品、医薬部外品等…)も確認することが出来ます。
医薬品以外の部分についても、医療機器やベビー・育児用品から始まり、薬局備品や理化学機器、介護関連用品や入浴剤に至るまで、子細に記載されています。
主要生薬相場表とかメーカーリスト(所在地や電話番号、また社長名や資本金も)など、「よくここまで調べることができるな」と思う部分もあります。これもやはり、歴史のなせるワザなのでしょうかね。
個人的には読んでいて飽きが来ず、邪道ですが読み物としても面白いのではないかなと…。
医薬品・医療衛生用品価格表〈2010(平成22年度)〉
創刊58年だということで、かなり歴史のある本なのですが、実は私、「薬価本のちょっとグレードアップしたものなのかな?」程度の認識しかなく、どんな本なのかあまり知りませんでした。
しかしこの本、薬事日報社の紹介ページにあるように、一言で言えば、
本書は、薬価本ではなく、医薬品の包装単位とその価格がわかる本です。
ということで、医療用医薬品については「包装薬価」が、一般用医薬品については「包装別メーカー希望小売価格・卸売価格」が記載された本だということが言えます。
医薬品・医療衛生用品 価格表2010(平成22年度版)(薬事日報社)
http://www.yakuji.co.jp/entry20145.html
医療用も一般用も、医薬品の発注の際は、包装単位というのは無視できない要素なのですが、実はそれを調べるのに一手間とられることもしばしばあります。ですので、包装単位が分かるというのは結構重宝するのではないでしょうか。
その他にも、限られた紙面にいろいろな情報が盛り込まれていて、主薬効や主成分、規制区分(薬局医薬品、第1類医薬品、医薬部外品等…)も確認することが出来ます。
医薬品以外の部分についても、医療機器やベビー・育児用品から始まり、薬局備品や理化学機器、介護関連用品や入浴剤に至るまで、子細に記載されています。
主要生薬相場表とかメーカーリスト(所在地や電話番号、また社長名や資本金も)など、「よくここまで調べることができるな」と思う部分もあります。これもやはり、歴史のなせるワザなのでしょうかね。
個人的には読んでいて飽きが来ず、邪道ですが読み物としても面白いのではないかなと…。
医薬品・医療衛生用品価格表〈2010(平成22年度)〉
22:30
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資本金とか会社情報は、会社四季報に載ってません?か?
確かに面白そうな本ですね。
「ちょっと買ってみるか」という本ではないかもしれませんが、個人的にはかなり興味をひかれました。
薬価本より役立つ場面もありました。
2社以上から出てる製品で
「このメーカーだったら小包装があるはずだから在庫調べて」
とか…
コメントありがとうございます。この本をお使いになっていたのですね。
なるほど、使い方によっては薬価本よりも役立つケースもあるのですね。