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2010年10月04日

厚労省より新型インフルエンザワクチン接種事業に関するQ&A(H22年度)

新型インフルエンザ感染拡大予防


インフルエンザのワクチン接種が10月1日から始まっていますが、厚生労働省のサイトに、今年度(平成22年度)の新型インフルエンザワクチンに関するQ&Aが掲載されています。

厚生労働省:新型インフルエンザワクチン接種事業(平成22年度)に関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_qa22.html

私たちは業務の中で、直接インフルエンザワクチンを取り扱うわけではありませんが、患者さんから質問されるケースも少なくないでしょうから、確認しておきたいものです。

いくつか情報をピックアップしますと、今年度のインフルエンザワクチンは3価ワクチン1価ワクチンがあり、それぞれ効果の範囲が異なります。

3価ワクチン…新型インフルエンザ(A/H1N1)と季節性インフルエンザ(A/H3N2とB型)の3つに効果があるワクチン

1価ワクチン…新型インフルエンザ(A/H1N1)だけに効果があるワクチン


3価ワクチンは国内で生産されたものであるのに対し、1価ワクチンには、国内で生産されたものと海外から輸入されたものがあるようですね。輸入ワクチンはGSKのものだそうです。

気になるワクチンの在庫量ですが、3価ワクチンが約5800万回分(約2900万本)、1価ワクチンが7300万回分ということで、量的には問題なさそうです。

ですので、今年度は希望者全員が接種を受けられる見込みであることから、優先順位を設けておらず、従って「優先接種対象者」という考え方も取り入れられていません。

その他、全部で29のQ&Aがあります。


H1N1からH5N1まで 新型インフルエンザ予防マニュアル 完全版(知識のワクチン)
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