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2007年05月29日

[2007年7月収載]後発医薬品情報 その2

また新しい情報をいただきましたので。例によって実際に収載の際には変更になる可能性もあります。今後の情報に十分ご注意ください。

前回書きませんでしたが発売が予定されている品目を追加で2つ。

・クアゼパム(先発品:ドラール錠)
先発品は15mgと20mgがありますが、両方出てきますかね。手元にある日医工のパンフには15mgのみ記載となっていますので、発売はそちらだけですかね。

・メナテトレノン(先発品:グラケーカプセル)


それから効能・効果の相違について。

カベルゴリン(先発品:カバサール錠)ですが、先発品は「乳汁漏出症」「高プロラクチン血性排卵障害」「高プロラクチン血性下垂体腺腫」「産褥性乳汁分泌抑制」「パーキンソン病」を謳っています。

一方の後発品が持つ効能・効果は「パーキンソン病」のみとなっています。

プランルカスト水和物(先発品:オノンカプセル、DS)ですが、こちらも先発品と後発品で適応相違があります。オノンは効能・効果として「気管支喘息」「アレルギー性鼻炎」を謳っていますが、後発品は「気管支喘息」のみとなっています。

ちなみにカプセルとドライシロップの両方が発売になるようです。

カベルゴリン、プランルカスト、いずれの後発品とも薬局で病名の判断がつきそうですが、でもやっぱり効能・効果の違いがあると使い難い感があることは否めませんね。


あといくつか気になること。

セフジトレンピボキシル(先発品:メイアクト錠、MS小児用細粒)ですが、後発品はカゼインを使っているのか?それによって牛乳アレルギーの人の服用が左右されます。

それから塩酸セチリジン(先発品:ジルテック錠)ですが、こちらは20社以上から後発品が出てくるようです。薬価も0.7掛けでなく、0.63掛けくらいになるのではないか、とのこと。

ジルテックの後発品は何故そんなに多くから発売されるのかというと、どうやら導入が多いらしいですね。実際の製造は何社程度になるのでしょうか。


(関連記事)

2007/05/26 [2007年7月収載]後発医薬品情報

この記事へのコメント
ドラール錠:日医工は15mgだけですが、20mgも3社で承認取得しているようですよ。
オノン:DS、カプセル以外に錠も1社で承認取得です。
ジルテック:10mg錠はなんと32社で承認取得です。

それから、タケプロンODは3社で承認取得してます。
以上、ご参考まで。
Posted by bluejay at 2007年05月31日 11:17
>bluejay様
ありがとうございます。ドラール後発は20mgも出てくるんですね。タケプロンODは「大洋だけ」と当初は聞いていたのですが、その後やはり他のメーカーからも出てくる話を聞きました。

ジルテックは32社ですか、スゴイです。
Posted by くま☆ at 2007年05月31日 17:48
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