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2010年11月12日
台湾で売られていたロート製薬の目薬「V.ROHTO・Original」
今年のアジア薬剤師会連合学術大会は台北(台湾)で行われたそうです。私は参加していないのですが、ロート製薬の「V.ロート目薬」が台湾でも販売されていたということで、ご紹介します。
冒頭の写真を見ていただくとよく分かりますが、日本で売られているV.ロート目薬とそっくりなパッケージをしています。比べてみていただくとよく分かります。
こちらが台湾で売られていた「V.ROHTO・Original」(冒頭の写真と同じです)。真ん中の黄色い丸いのはシールで、どの段階で貼られていたものなのかは分かりません。左下は販売されていた薬局の名前でしょうか。「久大藥局」、$145と書かれたシールが貼られていますね。
こちらは日本でおなじみの「V.ロート目薬」です。「第2類医薬品」です。
裏面はこんな感じ。「押して破る」や「目にすがすがしいスタンダード目薬。」など、日本語での記載もありますね。「ロート製薬株式会社」とロゴはおなじみのものが、住所は日本のパッケージと同じで、「大阪府…(以下略)」となっています。
こちらは日本のもの。有効成分が裏面に大きく記載されています。
あらゆる角度から写真を撮ってみました。上が「V.ROHTO・Original」(台湾)、下が「V.ロート目薬」(日本)です。
使用期限やロット番号の表記はほぼ同じ形ですね。JANコードは両方とも「49872411…」から始まっていますので、枝番こそ違いますが、日本の製品であることが分かります。
台湾の製品は側面に有効成分の表記がありました。すべて日本語です。
箱の上の部分、「樂敦」が「ロート」の読みということになるのでしょうか。
中身を出してみたところ。言われなければ日本で販売されているものと見分けがつきませんね。
目薬を入れるケースは恐らく同じものでしょう。
こちらは添付文書。構成は日本のものとよく似ています。(参考:ロート製薬:V.ロート(第2類医薬品))
「醫師藥師藥剤生指示藥品」と書かれています。
海外で購入した医薬品を日本国内で使用する場合は、副作用被害救済制度の対象になりませんので、購入・使用を検討している方は注意が必要です。
こちらのCMをリアルで知っている人は、私と同じくらいか、それより上の世代の方ですね!(笑
You Tube:ロート製薬オープニングCM
http://www.youtube.com/watch?v=wHZs6QE73qs
64のケースで考える OTC薬販売の実践問題集 Part2
21:05
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| OTC医薬品関連
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