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2010年12月07日
[日経DI]国が認めた「ポイント付与」、日薬はどう動く?
DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」。藤井氏はこの件について、ご自身のホームページやメルマガでまったく触れていません。ちょっと残念に思いますね。
(同日追記)
藤井氏はポイント問題について、こちらで言及していました。
もとゆきTALK:―外交問題等で混乱した第176回国会が閉会―
http://www.mfujii.gr.jp/modules/talk/index.php?content_id=19
続きは以下のリンクからご覧ください。
熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:国が認めた「ポイント付与」、日薬はどう動く?
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201012/517672.html

(同日追記)
藤井氏はポイント問題について、こちらで言及していました。
もとゆきTALK:―外交問題等で混乱した第176回国会が閉会―
http://www.mfujii.gr.jp/modules/talk/index.php?content_id=19
このコラムでも2回ほど取り上げた「調剤の支払いへのポイント付与」の問題で、薬剤師で参議院議員の藤井基之氏が11月半ばに質問主意書を提出しました。それに対する政府の答弁書が11月末に出されたのですが、このやりとりによってポイント付与が「政府公認」の状態になりました。ドラッグストアを中心に、調剤の支払いへのポイント付与がますます広がりそうですが、日本薬剤師会は「ポイント反対」の立場を崩していません。はたして、今後もその立場を維持することはできるのでしょうか。
続きは以下のリンクからご覧ください。
熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:国が認めた「ポイント付与」、日薬はどう動く?
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201012/517672.html

17:45
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| 日経DI
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http://blog.sakura.ne.jp/tb/42004092
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情報ありがとうございます。早速追記いたしました。
質問した本人としては、満足できるものではないでしょうね。
前回落ちた事が教訓になっていなかったのかも・・・
そうならないようにぜひ頑張っていただきたいですね!!!
今後、ポイント付与合戦は広がるでしょう。しかし、過剰なサ−ビスは慎むべきです。値引きは麻薬だからです。
あと、中医協が値引きに目を向けて技術料にメスを入れる可能性があります。
薬局は単なる物品売りではないです。
日薬は正当論だけを押し通すのではなく、会員薬局や各団体に対し遵守事項を協議をし、申し合わせることが賢明と考えます。
このような状況下、日薬は方向修正をせざる得ないと思います。
話はそれましたが、調剤薬局ではあめやハーブティーを無料で提供しているところもあります。ポイントとの違いは?言い出すときりがない部分かと思います。
RISFAX HEADLINEにもあるようにもうこの流れは止まりそうにありませんね。日薬が申し合わせたところでドラッグストアがサービスをやめるはずもなし、いやむしろ日本調剤のように脱会してでも継続するのではないでしょうか。
今後、今までのような門前の調剤薬局ではなくドラッグストアにおける調剤が中心となっていくのかもしれません。
現場の熱い薬剤師達の声が届かなかったのですね。
複雑な気持ちです。。。。。
6年生の学生が入社し始めたら、一気に職域拡大(枚数獲得、在宅シェアの拡大、一類の拡売、一類PBの開発、健康相談会のかつてない規模の開催)に向けて動きたいというマグマがドラッグストアの薬剤師にはうずまいております。国民の健康を守り、予防に本格的に動かせていただきます。
書籍も再販価格があるから相当抵抗してましたけどね。
でも、今後国際会計基準になるとどうなるんでしょう?
今は企業の負債扱いですけど、国際基準ではポイント分の収益扱いになりますから。
調剤ポイント分の「収益」は、まずくないですかね?
って、厚労省の良心に期待したいですね。
IFRS導入で、結局会計上は、調剤ポイント分の収益が繰延収益として分離してしまうことになる分けです。その結果、調剤時点でポイント分の割引をしていることが、会計上明白になるわけですね。
そもそも、レーシックの件でも明白ですが、安くすればその分、どこかにシワ寄せがいく、ということじゃないでしょうか?それが表になるかならないかは別として。ポイント分のババ抜きゲームでは、結局、誰がババを引くことになるんでしょうかねぇ?意外と、ポイントは時効があるため、ポイント不使用という形で、患者さんがババを引く形で丸く収まるのかも知れませんが。
「安物買いの銭失い」という言葉が死語になりつつある今日この頃、もしかしたら、今ほどこの言葉が必要とされている時期はないのかもしれませんね。
こんなことを言う人がまだいるんですね。
ポイント不使用であって患者がなんでババを引いたことになるんですか?
料金も受けれるサービスももらう薬も同じです。
調剤薬局>ドラッグストアの調剤と言っているのと同じですよね。
ポイントなんかおまけのおまけなんだから使っても使わなくてもどうでもいいの。ポイントは来局を促すきっかけであって中身で勝負なのは変わりません。
実際にどのくらいのポイントがつくのですか?
どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。
コンビニ参入のときもそうですが、末端の意思より上層部の動向に左右されるのは致し方ないとは言え、そこの不安を拭い去ってほしいと切に願います。
個人的には業態異種間での悪感情が散見されることも気がかりです。
業種を超えての連携、地域の連携、全国の連携をしようというときに、業種異種間で敵意を持つのはいかがなものかと思いますが…。
>ポイント不使用であって患者がなんでババを引いたことになるんですか?
ドラッグストア薬剤師さんは、簿記の知識とIFRSのポイント処理の知識がないみたいですね。また、IFRSといった最新の知識を踏まえた上での話題において、「こんなことを言う人がまだいるんですね。」なんて言われるのは心外です。
IFRSのポイント処理を前提とすると、
まず、患者さんが1000円を調剤の対価として支払い、1%分の10円分のポイントを得ると仮定します。
すると、DS側は、990円の調剤の売上、10円の調剤以外の販売(ポイントを調剤に使用できないので)の売上を計上することになるわけです。ただ、そのポイントが当期中に使用されるとは限らず、そのような場合は、10円の販売で得られるであろう収益の繰延がなされるわけです。
それに対応する形で、患者さん側は、調剤の時点で、調剤の対価として990円支払っているのとは別に、調剤以外の商品に対し、10円分支払っていることになります。そして、後日、ポイント行使時にはじめて、その対価となる商品を受け取れるわけです。つまり、すでに商品の対価を支払っている以上、ポイント不使用という形で対価となる商品を受け取らなければ、その患者さんは権利の不行使により損した、と言えることになります。
そして、私は、その「損失」という事実(IFRSのポイント処理を前提とする)に対し、「ババ」という価値判断を表す表現を用いただけです。
で、そもそも、ポイントがおまけのおまけと言うのならば、そのポイントが来局を促すきっかけとなるってことはあり得ないんじゃないですか?そして、もし、来局を促すきっかけとなるっていうのなら、それは、当該患者さんにとっては、ポイントがおまけではなく、調剤契約における重要な構成要素となっている、ってことでは?最後の段落の発言に、矛盾があるように思えます。
また、「調剤薬局>ドラッグストアの調剤」という表現がありますが、私はそのようなことを述べた覚えはありませんが。。。
そもそも、それを判断できるほど、ドラッグストア勤務の薬剤師のレベルを知らないし。。。現在DS勤務の薬剤師の知り合いもいないし。。。
まあ、同じ業界の仲間なんだから、「漁夫の利」や「分断と統治」などによって日本の薬剤師業界全体の低下を望む他の連中の思い通りにならない意味でも、仲良くやって行きましょうよ。
個人的にはやっぱりポイントで患者さんを獲得っていうのはちょっと…。
ドラッグストアでは調剤部門の集客は確かに門前よりも大変かもしれませんが、
でも面で頑張っている薬局よりは大変ではないですよね?
OTC販売の際に信頼関係を築いておけば、
処方箋も持ってきてもらえますよね?
そういった意味では、努力があるところであれば、これからは若い方中心にドラッグストアの調剤はいくらでも伸びると思います。
「ポイントは来局を促すきっかけであって中身で勝負なのは変わりません。」
っていうのはやっぱり違う気がします。
私が通っている美容室のHPには次のような文章が掲載されています。
私たちは、プロの美容師として誇りを持ってお客様と接していますので、
「プロからのアドバイスを一切必要とされない方」「割引、プライス等でヘアーサロン選びをされる方」
「ヘアーに対して向上心をなくされた方」
以上のような方が当店をご利用された場合、
御満足いただけないケースがございますのでご注意ください。
絶対に料金でも技術でも妥協しない。
これは医療者こそが見習うべきプライドでは?
ポイントというものに頼ってしまうのは、
やはり医療者ではなく商人ではないでしょうか。
私はむしろ、ポイントには頼りたくないです。
医療者としてのプライドがあるから、
自分の安売りは嫌です。
この安売り、結局は調剤報酬の削減として
自分に返ってくるでしょうし。
コメントありがとうございます。
藤井氏、昨日の「もとゆき日記」でこの件に触れていますね。
http://www.mfujii.gr.jp/modules/diary/index.php?page=article&storyid=482
ポイントは100円で1ポイントというところが主流でしょうか。何かのニュースで「この程度(のポイント付与)であれば黙認」みたいなタイトルを見たような記憶もありますが、「付与率」の問題なのでしょうかね。
医科や歯科への波及も気になるところです。
2倍・3倍とかになってくと、多いって印象みたいで。
それと先ほども書きましたけど・・・現在は負債なんで、引当金にしないといけないと思うんです。そうなると、あんまり多い負債はダメなんじゃないですかね?詳しくはないんですが・・・
2年目からは去年の額を参考にして実際のポイント額全てが計上できるわけでもないみたいですが・・・・(詳しくないんで間違ってたらすみません)
で・・・どうなんでしょうね。。。。。
調剤ポイントで、安売りばっか買われても、最初の宣伝効果だけで、それで本当に利益でるのか・・・
はて?です。
調剤以外に地域社会への貢献としてやりたいことが山ほどありますので、比較的不採算部門となっている調剤部門で利益が出れば、非常に喜ばしいと考えています。
業界の淘汰・統合が向こう3年間で想像以上に一気に進むでしょう。
ただし、高度に専門性を発揮する調剤専門薬局が生き残り、一方で豊富な資金をもとに、非常に広い職域を開拓するドラッグストアの薬剤師という風に目指す方向性が良い意味で2極化すればいいのでは?
薬剤師会も前向きに長期的なグランドデザインを臨機応変に考えたほうがいいのではないでしょうか?
六年制の学生さんたちはこのことをよく見ておられますよ。「ちょっと、ちがうよなー」って。
ですので、再来年、六年制薬剤師を大量に採用することを考えておられてもその通りにはいかないとおもいますよ。
待遇面をよくしても、今の学生さんたちは、しっかりと考えています。
専門職(Profession)とは
語源はラテン語の「公言する」という意味で、専門的な知識、倫理観も要求される職業人をさすことばです。
私の、ごく一般人としてのイメージですが、
ドラッグストアって、医薬品の販売以上に、
日用品(ハミガキとか洗剤とか)や食品が
メインで強く力を入れているイメージがあるんですよね。
(チラシを毎回楽しみにチェックして
私もとってもお世話になっています)
そんなことはないんでしょうか?
そんな背景があるからこそ、
薬剤師としては調剤やその他薬剤師がいてこその業務を
頑張っていきたいって感じなんでしょうか?
ほんとに全然わからないので、勝手なイメージで申し訳ないですが…。
ドラッグストア業界全体として、
今後は伸び白のある調剤に力を入れていく方向なのかも、
合わせて教えていただけると嬉しいです。
ドラッグストア業界の方、どうぞよろしくお願いします。
>ぽんた様
ポイントについて説明有難う御座いました。
還元は1%ですか。
1万円の支払いで100ポイントですか。
(これ単純に1ポイント=1円でいいんですよね?)
数百円でも、数ヶ月単位でみたら、何か買って帰れそうですね。
そのうち「Tポイント貯まります」って旗が店の前でパタパタという日が来るかもしれませんね(w
https://www.drug-sugi.co.jp/member/php/pc/
コメントありがとうございます。
この先、ポイント導入に踏み切る薬局がどのくらい出てくるのか、また、ポイントの「拡大解釈」でどんなバリエーションが出てくるのか、いろいろな形に発展しそうです。
更に、日薬は会員に対してどのような形を提示してくるのか、気になるところですね。
ポイントじゃないですけど、患者を獲得する為なら、もうなんでもありだなと思いました。
「処方箋をお出しくださった方先着30名」ではなく、「来局された方先着30名」であれば、取り立てて問題にすべきことでもないような気がしますけど・・・家庭菜園で取れた大根のおすそ分けでもだめですか?(笑)
過敏になりすぎるのもなんだかつまらない世の中って感じがします。
もちろん、調剤ポイントには断固反対ですけど。
コメントありがとうございます。
ポイントとか粗品も、調剤報酬の算定要件並に規定しちゃったらいいんじゃないですかね?
「大根は30cm未満のものなら1人1本まで景品として可」
「◯ロちゃん人形の無償提供は6歳以下の子どもに限る。ただし、小学生への提供は不可」
とか、どうですかね(苦笑
「どうせ調剤薬局で薬もらうのもドラッグストアで薬もらうのも変わらないので、ポイントたまるならこれからこっち(ドラッグ)で薬もらうわ」という声が、患者さまの認知度とともに増えてきました。
つまり調剤薬局と同レベルの対応ととらえている患者さまが増えてきているということです。
正直申し上げますと、調剤薬局の薬剤師よりドラッグストアの薬剤師のレベルは低いかと思いますが、差はわずかです。
新人の時は、OTCやサプリメント、日用雑貨の知識強化に費やす時間分の差が出てしまいますが、入社3年目ぐらいでその差は埋まってしまいます。
多少時間はかかりますが、ドラッグが目指すのは、調剤専門薬局レベルを併設する形のドラッグです。
現在も50店舗未満の調剤薬局から身売りの話は異常なほど来ていますので、大きな業界再編は起こるかと思います。(まだ、購入時の付加価値が高すぎる状況ですが・・・)
しかし、総合商社に買収されるよりは、経営者が薬剤師のドラッグストアに買収されたほうが、薬剤師が駒として見られる確率が低くなるかと思います。
何が言いたいかというと、「調剤に力を入れていくのか?」という質問に対して、調剤薬局そのものが今後ドラッグに取り込まれていくというドラッグストアで働く薬剤師が常識として把握している未来予想図を知った上で調剤薬局でお仕事していただきたいということです。
今のうちに、是非ドラッグに転職を
今後ドラッグに取り込まれていく調剤薬局が増加するのは、その通りでしょう。都会か田舎かでその速度が異なるにせよ。
ただ、その速度以上に、ドラッグは、別のドラッグ、あるいは異業種の大会社、はたまた、外資に急速に取り込まれていくのでは?
異常なほどの身売り話も気をつけないといけないし、そういうのを巻き込んだ大きな業界再編も大変そうですね。
自分はトップ(経営者で薬剤師)と末端の距離が近い調剤薬局に未来を感じますが経営者次第ですね。
大手だと経営者が薬剤師でも間に入っている管理職が薬剤師ではないケースもありますし
上記の方も触れてますが
健全経営のできない調剤薬局がドラッグに吸収され経営の維持のできないドラッグが外資に吸収され、
結果、調剤薬局業界は少数精鋭になっていくんですかね?
ドラッグの異業種、外資の吸収の場合は結果採算が悪く傾いたドラッグは再度調剤切り離しという選択肢もありそうですね…
コメントありがとうございます。
上の方のコメントで、グルテ様が
> 時代が変わる瞬間に立ち会っている気がしています
とお書きいただいていますが、今回のポイントを巡る一連の流れは、調剤報酬なんていうレベルではなく、薬剤師の未来をも左右するような出来事なのかもしれません。
実はポイントというのはその流れの中で出てきた象徴的なものであり、時流を読んでゆく必要がありそうですね。
>皆様
お返事ありがとうございました。
あまりに無知な自分が悲しいところでありますが、
ドラッグストアの薬剤師の中では調剤薬局の吸収が常識となっているんですね。
調剤薬局もだんだん淘汰されては行くだろうとは思っていましたが、
ドラッグストアに身売りされるケースがかなりありそうですね。
ドラッグストアに興味がないわけではありませんが、
まずは調剤専門の薬局で、もっともっと学ぶべきことがあるので
転職はできないですね(笑)
それを言ったら永遠に転職はできないですが…
世の流れを読むことと、薬剤師として譲れない信念と…
これからますますバランスを取りながら仕事をしないとって思います。
>正直申し上げますと、調剤薬局の薬剤師よりドラッグストアの薬剤師のレベルは低いかと思いますが、差はわずかです。
とありますが、今回感じたのは、
結局「広く浅く」か「狭く深く」かの兼ね合いもあるのでは?ということです。
門前で単科の処方箋が多ければ必然的に良い意味でマニアックになっていきますし、
ドラッグストアではOTCやサプリの知識も詰めなければならない分広い知識を持っているとも言えるのでしょうね。
後はドラッグストアにしろ、面の薬局にしろ、門前にしろ、個人次第ということなのかもしれませんね。
コメントありがとうございます。
薬剤師ってとても幅広いフィールドで仕事が出来ると思います(免許を使うか使わないかは別にしても)。ですので、それぞれの立場で役割はもちろん違いますよね。
そういった中で、同じ「薬剤師」という共通項を持つ者同志がいかに協力できるか、というのも大切な事なのかなと感じます。
個人的には(めったに行かない人)、立地>座れるか>水が飲めるかってことくらいで。
ここを見ている限りでは皆さんはそれだけではないような感じで。
最も通院しているとかいくつかの病院から何種類もの薬をもらったりしていると違うかもしれないけど。
薬局薬剤師として個人的には、Aさん記載のもの以外は、重要なものでは、@待ち時間が短いか、A求めている医薬品の在庫は充分にあるか(すぐに、薬を調剤してもらえるか)、の点で患者さんが選んでいるものと考えています。特に、@は極めて重要な要素ではないでしょうか。(これに関するデータは多いみたいですが、とりあえずすぐに引用できるのは、日本薬剤師会雑誌第61巻第9号(H21.09.01)p71〜73の患者満足度調査です。)
なお、薬剤師としては、医薬品の適正使用によって患者さんのQOLを向上させる(副作用防止も含む)という観点から、薬の説明に重点を置くというコアの部分は、上記@に関わらず必要不可欠であることは言うまでもありません。
一般人Aさんのコメントが気になります。
どういう理由で選んでいるのか?
常連さんはそもそも何故自分の薬局に来たのか?
初めての方もそうです。
まず何故来たのか?
宣伝が限られている中、薬局や薬剤師の評判ではないと思います。
立地、混んでいそうか(待たない)、駐車場は入りやすいか・・・などなど
それで一度来て、特別クレームが無ければ、その誘い込まれた要因は他の病院へ行っても変わらないのだからそれを繰り返す→常連化
もちろんコミュニケーションで本当に気に入ってくれる事もあると思いますが、とにかく初めの初めは気に入るも何も中身がわからない状態で入って来ませんかね?
中身で勝負ってどういうことだろう?そんなに薬剤師のレベルが感じられるほど、現在の薬剤師の仕事って目に見えますかね?
見えないところのセーフティって職業ではないかな〜
話は戻って、それならばポイントによる客の誘引ってそんなに問題なのだろうか?
きっかけの一つでしょう?立地や駐車場スペースなどと大差が無いような。
ちなみに私はポイントカードが嫌いです。作り出すと枚数が増えていくのと、またその店にポイントのせいで行かないと損のような気持ちになるからです。私はそういうのより、私という個人をきちんととらえてくれて、その来店頻度や貢献度により、いわゆるVIP待遇になっていくようなお店が好きだからです。
そういう人間も入るわけですし、飴やハーブティーというコメもありますように、OTCのポイントはよくて保険調剤は本来の・・・といっても、OTCは商売で保険調剤は税金入った医療行為って分け方でもないでしょう。OTC軽視というより、命綱の調剤がドラッグに飲み込まれるぞ〜って感覚ですかね?
業界内の争いが耐えない職種ですね。
過去にはインターネットとかもあったしね。
そもそも今回の件は、ポイント制という「その発想」をする事自体を問題視しているのではないでしょうか?
以前の自分のコメントと同じとなってしまいますが、
今はドラッグストアーだろうが、門前だろうが、投薬のレベルはよっぽどの事がない限り変わらないと思います。
そして、一般人A様のいう「薬局に来る理由ベスト5」的な事も、現場の薬剤師はもちろんわかっています。
悔しいですが、日本の薬剤師は「そんなもの」です。
薬剤師を信頼してくる患者さんもいるかもしれませんが、
ごくごくわずかです。
まだまだ、我々日本の薬剤師は獲得しなければならないものが多いです。
問題は、そのベスト5の中に、ポイント制という選択肢が増える事で、今まで先代薬剤師が地道に築き上げて来たモノがぶっ飛んでしまう可能性があるって事です。
まぁ、「大げさだなぁ」と思っている人はそれでいいです。
ただ、そういう気持ちで仕事に取り組んでいる人もいるって事です。
それを「時代遅れ」とかそういう言葉で片付けて欲しくないです。
とはいえ、もう走りだしてしまった以上は、もう後戻りはでいません。これも我々薬剤師が選んだ未来。
しっかり受け止めて次世代につなげていかなければなと思います。
参考程度に。
日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の見解(石鹸日用品新報より要約)
保険調剤は国民の保険金や税金が当てられており公的薬価も定められていることからか価格競争にはなじまないものである。また、調剤薬局によりポイント付加の有無があることは被保険者の不公平感と保険制度への不振につながるだけでなく調剤報酬の改定に利用される恐れもある。これらを踏まえて調剤の一部負担金対するポイント付与は否定しないが保険医療制度の維持の観点から常識的な対応をお願いする。との決議を出した。なお常識的な対応とは1%程度という話ではあるがJACDS会員に強制できるものではないとのこと。さらに調剤を行う異業態企業が『ポイント10%付与』などを展開した場合には徹底的に戦うとのこと。
まあ、ポイント付与しても各企業が1%程度で落ち着くなら値下げ合戦にもならないということか?
自分自身に投げかけているならすばらしい言葉です。
他の方に対してなら、付け上がりすぎなんじゃないかい?
簡単にまとめると本当にそのとおり(広く浅く)です。我々もそれを欠点だともおもっているんですけどね・・・・・
極端な例では、視野が広すぎて、「薬剤師として仕事するなら併設ドラッグだが、薬剤師以外の仕事がしてみたい」という優秀な薬剤師の離職が個人的に痛いです・・・
MBA獲得に動く方も併設ドラッグでは非常に多い!
まあ、そういう人が様々な経験を積んで、最終的に併設ドラッグに帰り、幹部になり、日本の医療政策に光を与えてくれると思います。
自分もそうなりたいものです
ここでは皆さんなにか別の要因で患者が来ているみたいな感じだったので。
ポイントは今後どうなるか無関係者だから興味もってみています。IFRSはどうするのか、今後点数が下がるのではないか、とか。皆さんにとっては点数を下げられることが一番の問題と思いますが。
ちなみにDSには風邪などしんどいときには行くことはないと考えています。現状、座るところもないのに待ってられない。街中だと待ち時間に他の店を見て回ったりするかもしれませんが。
コメントありがとうございます。
グルテ様お書きいただいていおりますが、「ドラッグストアーVS調剤薬局」という構図を作ることが、問題の解決につながるとは思えません。
活発な議論、大変素晴らしいと思いますが、その点ご留意頂きたく、お願いいたします。
この言葉は、薬剤師の仕事に対しても言えますが、
ポイントで獲得された患者様にも通じるところがある気がしますね。
ポイントで来局=ポイントが付けばどこでも良い=かかりつけを持たない
っていう方もかなり出るでしょうからね。
簡単に獲得した顧客は離れるのも早いのではないだろうかと思うのです。
私が以前いた薬局では、来局したことのない患者さまからも
頻繁に相談のお電話がかかってきました。
「ここに質問すると親切に教えてくれるって、聞いたものだから」
これがお電話の理由です。
処方薬をすべてきちんと把握できないので、
きめ細かいアドバイスはなかなかできませんでしたが…。
こういった仕事によって、かかりつけ薬局を持つ意義の認識を地道に増やしていくことが
やはり必要なのでしょうね。
薬剤師の努力と共に、
薬に対する認識ということについて患者教育を行うことが、
私たちの大切な役目なんだと最近思います。
がっちりアカデミーの一件も、
患者教育を怠っている現状の表れかもしれません。
>やま様
私の表現が悪かったかもしれませんね(汗)
広く浅くは欠点ではなく、特性という意味で書きました。
「広く」は長所ですもの!
門前で働く私は、OTCに関しては絶対にドラッグストアーの薬剤師の皆様にはかなわないと思います。
得るのには大変な時間と労力が必要なんだよなぁ〜。
「所詮そんなもん」ってそりゃそうだな。
お金に勝てる程の信頼ってのは、すぐに得られるものなのかい??
ですよね。
自分も門前なのでOTCには自信がありません。
もちろん質問はされるので当たり前のように勉強はしてますがドラッグの薬剤師にはかなわないと思っています。
隣の採用薬に関してはDrと一緒に勉強会に参加したり直接Drに質問したりしているので自信がありますが…
コメントありがとうございます。
ルルル様お書きのように、社会に対して広く働きかけてゆくことも、大切な視点になるのではないかと思います。
とはいえ、私たち一人ひとりができることは、目の前の患者さんに最善を尽くすことであり、それがひろがることこそが一番の方法なのでしょうね。