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2011年01月07日
メルビン錠250mg販売中止 最終出荷は2011年9月頃
大日本住友製薬が1961年から販売しているメルビン錠250mgですが、販売中止予定の案内が配布されています。実に50年もの長きに渡って使用されてきた「メルビン」の名前がなくなることになります。
販売中止の理由としては、同社が2010年5月に発売したメトグルコ錠250mgが、メルビン錠に比べて使用範囲が拡大されているためと書かれています。参考代替品としてもメトグルコ錠の名前が挙げられていますね。
メトグルコ錠については、過去にも話題にしましたので、ご参考までに。
2010/12/15 [日経DI]メトグルコはなぜ新薬として出てきたのか
http://blog.kumagaip.jp/article/42104776.html
2010/01/26 メトグルコ錠250mgが新薬収載されるワケ
http://blog.kumagaip.jp/article/34952849.html
メルビン錠の最終出荷は、バラ、PTPとも2011年9月が目処とされています。
類似薬の使い分け―症状に合った薬の選び方とその根拠がわかる
22:09
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| 医薬品情報(医療用)
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いつかメルビンが変わったとしてもメトグルコに変わるという保証はないんですよね。
グリコラン、メデット、ネルビスとかに変わる可能性もあるからグリコランを用意しておくべきか悩みます。
確かに、何に変更になるかというのは分かりませんよね。
ちなみにもしメトグルコ錠を、後発品へ変更希望があったらどうしたらいいのでしょうね…。
これが大日本住友さんの真の狙いではないでしょうか。
普通に考えると、疑義照会なしでは変更不可ですよね。
まぁ、もともと先発と後発で薬価差がほとんどないので、
後発希望の患者さんにメトグルコ出しても問題にはならないと思いますが。
やはり後発品対策という側面もあるのでしょうかね。
薬価があまり変わらないので、そういう意味では変更のトラブルは少ないかもしれませんね。