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2011年04月19日

[日経DI]なぜ医学会はスイッチ化を反対したのか

DI onlineに連載中の熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」。生活習慣病に用いる薬剤のスイッチ化には、相応の体制を整えることが必要になってくるのではないでしょうか。

 OTC薬に対して、このコラムをお読みの薬剤師の皆さんはどんな考えをお持ちでしょうか。ここ数年の流れを見てみますと、医療用医薬品をOTC薬へ転用する、いわゆる「スイッチ化」の流れが加速しており、2008年からスイッチ化を推進する新たなスキームも始まりました。その中で毎年繰り広げられているのが、「高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病に対する薬を薬学会が候補成分として選ぶも、医学会がスイッチに反対したためにOTC薬にならず」という展開です。


続きは以下のリンクからご覧ください。

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」:なぜ医学会はスイッチ化を反対したのか
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201104/519414.html

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(関連記事)

2011/04/12 スイッチOTCに対する各学会の反応を成分ごとにまとめてみた
http://blog.kumagaip.jp/article/44263256.html
16:16 | Comment(9) | 日経DI

この記事へのコメント
うーーーん

正直 ダ〇コ〇薬局や コ〇ミ〇で PPIやボグリボースなどを 売るのは・・・・

たぶん 薬剤師でもなんでもない 人間が「血糖値高いんですか? じゃ これ飲んでみてください、あと これも一緒に(サプリ)」という 現場が目にうかぶようです・・・・

OTC薬局が 医療機関の責任をはたしているなら賛成しますが 現状は ただのディスカウント+安いクスリ(自由に買える) ですからね
たぶん 事故が発声するのは目に見えていますよ。
Posted by やくざいし at 2011年04月19日 18:46
原発システムは信用できても、原発システムの運用は信用できない…みたいな感じでしょうか。OTC薬局に対する医師の不信感をひしひしと感じます。
Posted by haya at 2011年04月19日 20:14
>お二方
コメントありあがとうございます。
既存の方法、既存の形態では厳しいとなると、仮にスイッチ化を進めるとしたら、新しいスタイルが必要なのかもしれません。

これまでの「店」の延長線上から脱却する時なのかもしれませんね(店としての薬局が全てにおいて悪いという意味ではありません、念のため)。
Posted by くま☆ at 2011年04月20日 16:24
OTCも調剤もやってるところに言わせてもらえば(DgSじゃないですよ)、慢性疾患の治療薬なんてOTCにはいらないですよ。OTC化して、誰が買いますか?保険きく方がずっと安いのに。
現状の検査結果も分からない、患者情報の詳細も分からないような一見さんに薦める気は起きないですね。

そう意味ではロキソニンは良かったと思うし、ナリジクスがなくなったのは寂しいですね。

現場としては、診断しながらコントロールが必要な薬より、短期間間に合わせで使うような薬のOTC化が望ましいですね。

もっと言っちゃえば、OTC化の目的がどこにあるかでしょうね。医療費削減目的なら、医者が出してる薬の見直し(種類、量)をした方が手っ取り早いですね。貼り薬数箱とか小青竜湯30日分とか馬鹿としか言いようがないですよ。
Posted by りず at 2011年04月20日 19:11
貼り薬数箱はもう 無理でしょ? 返戻くらいません?最高で10パック普通5パックくらいですけど。
小青竜は花粉症なら一月分くらい出ることもありますよ(下手すりゃ2ヶ月)2回受診でワンシーズンのほうが医療費は安くつきますし。

ただ おっしゃるように 無駄な薬を漫然と長期投与は よくみられるので ギギはしますが ・・・無駄ですねぇ 「患者さんがどうしても欲しいっていうし 特に害もないから」という返答が多いです・・・

糖尿、高血圧のOTC薬があれば医者ぎらいなおやじとか 普段病院にかかることができない人(ほとんどのリーマン)とか 無保険者が 薬局にあればと買うような気がするんですよねぇ ロキソニンが以外と安価な販売だったので ACE阻害とか パリエットとか ボグリボースとかも 結構安価で売られるような気がするんですよ で 適当に 飲んで 適当に増量したり 中止したりを繰り返し 結局病院送りになる・・・

Posted by やくざいし at 2011年04月21日 16:19
>お二方
コメントありがとうございます。
りず様お書きのように、短期間服用の薬剤のスイッチ化というのが、考え方の主流なのでしょうかね。そういう意味では抗アレルギー剤のスイッチ化は円滑にいくかもしれませんね。

処方での長期漫然投与を改善してゆくのは、一朝一夕では行かないかもしれませんね。一番は、やっぱり患者さんの意識を変えてゆかなければならないのでしょうね。
Posted by くま☆ at 2011年04月21日 21:35
すみません。
誤解があるようなので言い訳がましいですがコメントさせていただきます。
うちは当然のごとく門前ではないので、最小包装を基本としています。数箱と書きましたが、2、30袋なので返戻はきません。
ただ、目の前で家族に渡しているのを見ると釈然としないのが実情です。
言われるがままに出していて何も考えていない医師への反発があるのが実情です。
そして小青竜湯に関してですが、当たり前とのコメントですがそれこそ認識の誤りです。少しでも漢方について勉強をした方ならご存知だとは思いますが小青竜湯の基本は解表散寒ですよね?穏やかではありますが解表剤の長期服用は衛気の消耗を招き逆に外患過敏になりますよね?脾の湿をさばくならともかく解表剤の長期投与は医療費うんぬんよりも患者不利益につながります。そういう意味で過激ではありますが馬鹿という表現をさせていただきました。表現が悪かったとは思いますが実状薬を足し算ばかりで引き算のない現在の状況に違和感があります。患者サービスの意味を履き違えてますね(医師がということです)。
Posted by りず at 2011年04月22日 02:50
眠気の無い 漢方の 花粉症薬=小青竜 という感じで ワンシーズン分出すdrは かなりいますし、患者側も できれば 2週ごとじゃなく 一括で ワンシーズン欲しいと・・・ 調剤側でこれを止めるのはなかなか・・・難しいですよーー。

一応漢方認定なんですが w とって虚しい事はよくあります。
Posted by やくざいし at 2011年04月22日 03:16
>お二方
コメントありがとうございます。
現状、やりきれないと感じることは少なくないですね。漢方薬に限らず、「手軽に処方できる」といったプロモーションも一役買っているのかなと(製薬メーカーを悪者にするわけではないですが…)。
Posted by くま☆ at 2011年04月23日 11:16
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