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2006年03月09日

【代替調剤のお作法 その1】先発品と後発品

この記事の記載内容に訂正があります、詳しくは【代替調剤のお作法 その2】処方せん様式をご覧下さい。(H18.3.10追記)

4月から代替調剤が本格的に始まるに当たって、付随する話題について書こうかなと思いまして、カテゴリも分けてみました。
代替調剤の「マニュアル」という言葉は個人的にあまり好きでなく、「手引き」を書くほどの知識もないので「お作法」としてみましたが。

内容に誤りを見つけましたら、メール・コメントにてぜひご連絡ください。3月半ばくらいから各地域で勉強会や伝達講習会が開かれ、きちんとした見解が出てくることと思います。

さて、記念すべき(笑 第1回目は先発品と後発品についてです。

全ての医薬品に先発品と後発品が存在するわけではない。

「そんなこと知ってるよ」と言わずに、まあお読みください。代替調剤とどう関係するかと言いますと、先発品のみが記載された処方せんに「代替調剤可」とあっても無意味だということです。

例えば、


Rp1 タナトリル錠2.5mg 1T
    分1朝食後服用   14日分
代替調剤可


とあっても、タナトリル錠2.5mgには現時点で後発品が存在しませんので、記載された医薬品でしか調剤ができないということです。

もうひとつ注意しなければならないのが、このケースだと薬局はもちろん、処方元の病医院においても後発医薬品加算の2点は算定できません。今はレセコンが全部やってくれるので、誤って算定するというケースはあまりないとは思いますが。

類似するケースで、


Rp1 ノルバスク錠5mg 1T
    分1朝食後服用   14日分
代替調剤可


とあった場合、「後発品を使用する」という代替調剤の大きな目的とは異なりますが、アムロジン錠5mgでの調剤は可能です。ノルバスク錠、アムロジン錠ともに先発品ですので、病医院・薬局とも後発医薬品加算は算定できません。

余談になりますが、「後発品しか存在しない医薬品」というのもあります。有名どころではネオマレルミンTR錠があります。ポララミン復効錠が発売中止になったため、先発品がなくなり後発品のみとなっています。

この記事へのコメント
「代替調剤可」の表示ではなく、「後発医薬品でも可」になるということです。
でも、処方されている薬自体が後発医薬品である場合、それだと困ってしまいますよね。
できれば「後発医薬品等でも可」というような表示にすると、後発品から先発品への変更もできるようになります。

私が勤めている病院ではオーダリングシステムが導入されていますが、後発医薬品があるかどうかなんらかのフラグをつけることを検討しています。
すでに採用薬で、後発医薬品があるかないかを調査済みなので、あとは医薬品マスターに入力するだけなんですけどねえ。
なかなかF通さんが動いてくれないんで、ちょっと困っていますけど・・・
Posted by saty at 2006年03月09日 22:28
>saty様
そうでした、正確には「後発医薬品への変更可」の記載でした。失礼いたしました。するとこの記事にはちょっと正確ではない部分が出てきていますので、近いうちに訂正いたします。

「この薬には、後発医薬品が存在するか否か?」
の記事、拝見いたしましたが、販売名コードをうまく使っていらっしゃいますね。数年前、初めて後発医薬品加算が設定されたとき、確か手作業でレセコンに入力したような記憶があります。
素晴らしいアイデアですね。
Posted by くま☆ at 2006年03月10日 10:10
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いわゆる「代替調剤」
Excerpt: 四月より、後発品に変更可の旨を一定の書式によって示した処方せんは、先発品の名称で書かれていても、後発品(ジェネリック)に変更することができますが、多少問題があります。 それは「適応」 まったく同じ..
Weblog: やくほうし
Tracked: 2006-03-09 22:01


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