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2006年03月11日

後発医薬品市場に変化はある?

【厚労省】後発薬の「全規格収載」と「安定供給」で通知

後発医薬品使用の環境が整ってきています。

「全規格収載」

ファモチジン(ガスター)だと、

ガスター錠10mg
ガスター錠20mg
ガスターD錠10mg
ガスターD錠20mg
ガスター散2%
ガスター散10%

の6規格が存在します。
この後発医薬品を製造しようとする場合、全て揃えなければならないということになります。

当然といえば当然ですね。むしろ今までの状況の方が異常と言えます。採算を考えれば、もっとも使われている規格のみ発売するという考え方は企業としては自然なことでしょう。しかしそれでは患者さんをはじめとして、使用する側からの理解は得られないでしょうね。

「安定供給」
最低5年間は製造販売しなさいよ、ということのようです。5年という数字はどこから出てきたのでしょうか。勘ぐるに、2-3年で出ては消えていく製品がたくさんあったのではないでしょうか。
こんな話を聞いたことがあります。


ある後発品メーカーは○○(先発)の後発品を2種類持っています。片方は次回の薬価改定までと割り切ってガンガン安売り、片方はそれ以降を見越して値引きはしない。


薬ってそういう売り方をするものではないですよね。その辺りも是正されそうです。

今回のこの通知、後発医薬品会社にとっては参入の障壁が高くなりますので、歓迎はされていないのかもしれませんね。しかしこうしたことをきちんとしていけば、後発医薬品への信頼も高まっていくに違いありません。

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