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2011年05月31日
[三牧ファミリー薬局]三牧剛太郎社長が書類送検
今年2011年4月に、大阪府が有限会社光漢堂=三牧ファミリー薬局を薬事法違反として枚方警察署に告発したことは、以前話題にしました。
2011/04/20 三牧ファミリー薬局が大阪府によって告発される
http://blog.kumagaip.jp/article/44461265.html
その後の動きを気にしていましたが、同社社長の三牧剛太郎氏が薬事法違反の疑いで書類送検されたと報道されています。動画ニュースを見つけました。
テレ朝news:ネットで医薬品を販売 薬事法改正後初の摘発
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210531027.html
あくまで報道で知る限りなのですが、
といった発言等から、徹底抗戦の姿勢が見えます。更に「今後、海外に拠点を置いて、薬のネット販売を続けていきたい」ということで、ネット販売への執念にも似た思いが伝わってきますね。
ちなみにこの「海外拠点」ですが、恐らく「空詩堂」のことではないかと思われます。三牧ファミリー薬局のトップページからもリンクされていますね。
今、三牧ファミリー薬局のホームページを見ていましたら、こんなページを見つけました。
三牧ファミリー薬局:厚生労働省の薬事法改正にちょっと待った!
http://www.mimaki-family.com/special/koseidaizin/repress.html
大阪府から三牧ファミリー薬局への業務改善命令や大正製薬からの「リアップ」等の第1類医薬品販売自粛要請文書が公開されています。また、三牧ファミリー薬局側から大正製薬への書面が受け取り拒否されたことも書かれているなど、生々しいやりとりもありますね。
司法判断ももちろん気になりますが、メーカー側がどんな姿勢を見せるのか、というのも興味深いポイントですね。
(関連リンク)
アポネットR研究会:大阪府警、三牧ファミリー薬局の社長と運営会社を書類送検
http://www.watarase.ne.jp/aponet/blog/110532.html
▽ 薬局ですぐ使える 接遇・手話・英会話とマナーブック
2011/04/20 三牧ファミリー薬局が大阪府によって告発される
http://blog.kumagaip.jp/article/44461265.html
その後の動きを気にしていましたが、同社社長の三牧剛太郎氏が薬事法違反の疑いで書類送検されたと報道されています。動画ニュースを見つけました。
テレ朝news:ネットで医薬品を販売 薬事法改正後初の摘発
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210531027.html
あくまで報道で知る限りなのですが、
「基準がおかしい。国がこんだけアホなんやから仕方がない。別に言うことないですわ」
「司法の判断を待ちたい。(通販を)やめるつもりはない」
「悪いことをしたとは思っていない。法律が悪い」
といった発言等から、徹底抗戦の姿勢が見えます。更に「今後、海外に拠点を置いて、薬のネット販売を続けていきたい」ということで、ネット販売への執念にも似た思いが伝わってきますね。
ちなみにこの「海外拠点」ですが、恐らく「空詩堂」のことではないかと思われます。三牧ファミリー薬局のトップページからもリンクされていますね。
今、三牧ファミリー薬局のホームページを見ていましたら、こんなページを見つけました。
三牧ファミリー薬局:厚生労働省の薬事法改正にちょっと待った!
http://www.mimaki-family.com/special/koseidaizin/repress.html
大阪府から三牧ファミリー薬局への業務改善命令や大正製薬からの「リアップ」等の第1類医薬品販売自粛要請文書が公開されています。また、三牧ファミリー薬局側から大正製薬への書面が受け取り拒否されたことも書かれているなど、生々しいやりとりもありますね。
司法判断ももちろん気になりますが、メーカー側がどんな姿勢を見せるのか、というのも興味深いポイントですね。
(関連リンク)
アポネットR研究会:大阪府警、三牧ファミリー薬局の社長と運営会社を書類送検
http://www.watarase.ne.jp/aponet/blog/110532.html
▽ 薬局ですぐ使える 接遇・手話・英会話とマナーブック

22:19
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| OTC医薬品関連
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コメントありがとうございます。
現状がベストではないですし、社会情勢やインフラの発達によって法律は見直してゆくべきでしょうね。今回の件も、何らかの影響を及ぼすかもしれませんね。
薬事法は本来、国民に対し安全かつ適正な医薬品の供給を図るために存在していると思います。技術の進歩は長足の歩みを遂げており、薬事法がつくられた時代には考えられなかったようなテクノロジーが存在します。
まさにインターネットはそうですね。
三牧ファミリー薬局の社長の弁では「サイト上で問診はとっている。対面販売が基本なら必要時WEBカメラにて相談している」とありました。skypeを使用された方なら誰でもわかることですが、十分に法律の要求するところはクリアしていると私も確信しています。
いったい誰のための法律なのでしょうね?
先日も薬剤師会の役員の方とこの話題で議論になり、まったくかみ合いませんでした。
そこから透けて見えるのは、既得権益の死守という薄ら寒いものだけです。
本当の意味で合理的で国民の便益を損なわない、薬業界や医業界にしたいものです。
ただ、藤原さんその他の方のコメントで少々気になったことがあるので、コメントさせていただきます。
インターネットが対面販売の必要性の壁を超える存在となる可能性があることは多くの方が指摘する通りですが、私は、それ以上に、インターネットは国境の壁を越える可能性があるものだと考えています。というか、分野によっては、現時点で、そうなっていますよね?
それと、少し話は飛びますが、三牧社長は立場上当然としても、七赤金星さんは「日本国憲法第3章国民の選択と権利を制限してはならない。」など、藤原さんは「本当の意味で合理的で国民の便益を損なわない、薬業界や医業界にしたいものです。」などと、皆さん(私も含めて)、必要以上に国単位・国民単位で物事を考えてませんか?
そう、ここまで書けば分かって頂けたかも知れませんが、この問題を突き詰めていけば、日本国民のための医薬品の投薬(あるいは、販売)って、別に、「日本の薬剤師がやる必要はなく、外国の薬剤師が行ってもいいのでは?」って結論になり得ませんか?あるいは、「薬剤師の資格の国際統合」という議論にも結びつきそうです。
こんなことを言うと突飛なことと見る向きもあるかもしれませんが、他の業界での国際統合での流れなどを鑑みるに(特に、金融業界)、決して突飛なことではない、と考えています。現に、処方箋の1日量記載から1回量の記載へと国際統合する方向へ変わりつつあるなど、どんどんと外堀は埋められてきてますしね。大部分の薬剤師が気がつかない間に。
あと、一言、日本の患者と、(薬剤師をはじめとする)医療業界の人間の双方に対して共通に主張したいことは(私自身に対してもですが)、「日本という1つの閉じられた社会それ自体が、世界から見ると(特に、BRICsなど新興国から見ると)、一つの既得権みたいなものだ。」ということです。
コメントありがとうございます。
今回の件に関しては、いろいろな意見があるのではないかというのは、個人的にも感じています。
単なるネット販売の是非にとどまらず、広い視点で今後、議論されてゆくべきなのでしょうね。
もともと通販は認められてきたわけではなく、法で規定されていなかったグレーゾーンだったはずです。
それが今回の薬事法改正で黒になったわけです。
今回の薬事法改訂の大きな趣旨は情報提供の強化、明文化が目的だと理解しています。
薬というのは、化学物質に効能効果・用法用量・副作用・相互作用などなどさまざまな情報が付いてきて初めて医薬品という商品になると思うんです。
なので、適切な商品提供という面からみて、販売側にはきちんと情報提供を行う義務が生じるはずですが、それがきちんと行われていない。
また、添付文書をつけていても購入者は用法用量など必要な部分だけ見て、その他の注意事項には目を通すことが少ないという調査結果を受けての改正がなされたという一面もあったと理解しています。
適切な情報の伝わっていない商品を販売するというのは、欠陥商品を売りつけているのというのと変わらないと思います。
通販でどれだけ注意書きを添付しようと、きちんと購入者の目にとまらなければ意味がないですし、直接注意事項を購入者に確認させることのできる事が、対面販売が多くの通販業者より優れている部分だと思います。
当然、大量販売のドラッグストアのように情報提供をほとんどしていないところも多くありますし、Webカメラやテレビ電話を使ってほぼ対面販売と同じようなシステムのある通販業者も一部にいますからこれから関係当局の指導・監督の強化や、通販システムの議論、全ての業者に認めるのではなく、ある程度の設備を整えた業者にのみ認めるといったことは必要になってくるでしょう。
通販業者も、DSでは情報提供しないないからいいだろうとか3類は売れるから2類薬を3類に下げろと要求するのではなく、情報提供の義務のない3類薬だが、きちんとした監視体制をとっているのでこれだけの不適切な事例を回避することができたなどの実績を積み重ねることを重視していくべきなのではと思います。
コメントありがとうございます。
形式的でなく、実質的にどう情報を提供するのか、画一的でないそれぞれの人に合った方法で、というのであれば、対面販売に勝るものはないでしょう。
そういう意味では、対面販売は医薬品販売の王道であり主流であり続けるはずですが、逆に、ネット販売、通信販売をうまく活用することも、考えていければいいのかなと思っています。