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2011年07月23日
[review]心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
サッカー日本代表でキャプテンも務める長谷部誠選手の著書「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」を読みました。
代表選手の間で、マジメなことをすると「長谷部か!」というツッコミが流行っているという話を報道などで見聞きしていましたが、この本を読んで納得です。長谷部選手の真面目さが、一言一句から、行間から溢れ出ています。
読んでいるこちらまで、思わず背筋を伸ばし、姿勢を正して読まなくては…という気持ちになります。私が驚きも関心もした部分は、移動のバスの中で音楽を聴くことに関して。
長谷部選手はミスチルが好きだそうです。そして試合当日は、会場に入るバスで「終わりなき旅」を聴くのを習慣にしているのだそうです。そのこと自体についてはそれほど驚くことではないのですが、そのこだわりがスゴイ。
会場に到着したときに曲が終わるように、7分前から音楽をかける。更に、その7分前の場所を、前日のバス乗車中にチェック。そしてもし曲を聴き終える前にバスが会場に到着してしまっても、聴き終えるまでバスを降りないのだそうです。
プロなら当たり前なのかもしれないですけど、こんなエピソードがテンコ盛りですから、その真面目さも筋金入りです。半分呆れるくらいです(笑
しかしこのタイトルの「心を整える」という表現はいいですね。長谷部選手もまえがきの部分で書いていますが、心を「磨く」でも「鍛える」でもなく、「整える」。本を読み終えた今、この感覚がちょっとだけ理解できたような気がします。
長谷部選手のような真面目さは身につけられなくとも、いろんな気づきが得られる本ではないかな、と思いました。
▽ 心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣

21:25
| Comment(2)
| 本
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スポーツ選手には「験を担ぐ」的な作業を自分に課す人いますよね。それにしてもこのエピソードはちょっと驚きましたね・・・。
なるほど、そういえば「スパイクは右から履く」とか、前日にはカツを食べるとか、聞いたことがあります。
良いイメージを作るという意味では、大切な事かもしれませんね。