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2012年01月01日

[薬局新聞]週刊トラックバックNEWS204 新春SP2012

2012年、新しい年が始まりました。今年も「薬局のオモテとウラ」をよろしくお願いいたします。

薬局新聞連載の「週刊トラックバックNEWS」第204回は「新春スペシャル2012」です。皆様から投票いただいた「10大ニュース」を元に構成しました。ありがとうございました。

薬局新聞新春SP2012


 今回は新春号ということで薬局・薬剤師業界の2011年を振り返ってみようと思う。投票に協力いただいた137名の薬剤師は、2011年という年をどう見たのだろうか。当時寄せられたコメント等にも触れつつまとめたので、ご覧いただければ幸いだ。

File No.01 埼玉県の薬局で調剤事故 誤ってウブレチドを調剤し患者死亡

 (当時)現役の県薬会長の薬局で起こった事故であること、取り違えたのが毒薬であったこと、過誤が明らかになった時点で対応をしなかったこと等、論点が非常に多岐に渡ったこの事件。業界を震撼させた一報は、今も記憶に新しい。この件に関しては「医薬分業の理念の根幹を揺るがす問題」との認識は共通する部分であろう。また、薬剤師の倫理についても改めて考えさせられる機会となった。

File No.02 3.11東日本大震災 薬剤師の医療支援続々

 3月11日の東日本大震災。誰もが生涯忘れることのない大きな災害だが、その支援において、薬剤師が大きな役割を果たしたのも事実だろう。震災後しばらくすると薬剤師のブログやツイッター、Facebookでは「明日から福島に行ってきます」「医療支援に行ってきます」といった記事や書き込みが数多く見られた。また、被災地に行くことができない薬剤師らは、なんとか被災地に役立てないだろうかとITを駆使して後方支援を行った。

File No.03 震災の影響でチラーヂン、ツムラの漢方薬他、多数品薄に

 東日本大震災においては、特に東北に生産拠点を持つメーカーは工場の操業が丸々ストップするなど製薬業界も大きな打撃を受けた。「あの製品が危ないらしい」という噂は不安を呼び、ますます入手しにくくなるなど混乱をもたらした。

File No.04 日本新薬の女性MRがTwitterで薬物乱用を暴露

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用者が増えるなか、医療界でもついに「炎上」が起こった。日本新薬の女性MRが「トリアゾラムの後発医薬品を不正に入手して飲み会の時に使用している」とつぶやいたことが大きな反響を呼んだのだ。ソーシャル時代の企業の危機管理についても考えさせられる一件となったのではないだろうか。

File No.05 武田薬品工業のダーゼンが自主回収

 プラセボとの間に有意差を示すことができず、ついに市場から姿を消すことに。40年にわたって販売されてきた医薬品が突然姿を消すことに驚きつつ、メーカーの対応は評価された部分もある。軽疾患に用いるライトな薬剤の評価の難しさを感じた事例ではなかっただろうか。

File No.06 仏医薬品庁が、ピオグリタゾンとそれを含む配合剤の処方一時中止命令

 アクトスが売上の27%を占めるとも言われる武田薬品はもちろん、ちょうどジェネリック医薬品発売のタイミングとも重なり、各社とも苦しい状況となった。

File No.07 ロキソニン、スイッチOTCに 「ロキソニンS」発売

 ロキソプロフェンのスイッチ化については09年から既に言われていた。裏でどんな駆け引きがあったのか知る由もないが、第1類薬としてようやく登場となった。根強いファンが多く、かなりの売上も予想され、昨秋には販売個数で累計500万個、販売金額で同30億円を突破した。

File No.08 中医協で「調剤ポイント問題」が俎上に 原則禁止でまとまる

 はっきりしたルールがないままDgS等で実施され、多くの議論を巻き起こしてきたこの問題は遂に「原則禁止」という方向性が示されたが、DgSの業界団体は継続を求める動きを強めるなど、まだ状況が動く要素もありそうだ。

File No.09  Facebook、twitter等、ソーシャルメディアが薬剤師に浸透

 この1年で急速に広まった印象だ。Facebookは実名で、twitterは匿名で、といった使い分けもされているこの状況は当面続くと思われる。コミュニケーションの手段としてはもちろん、今後はプロモーションツールとしても幅広く用いられるのではないだろうか。

File No.10 三牧ファミリー薬局が大阪府によって告発される

 薬事法が改正されてからも第1類薬をサイトで販売していたとして大阪府が告発。その一方、社長の三牧氏は「基準がおかしい。国がこんだけアホなんやから仕方がない。別に言うことないですわ」「司法の判断を待ちたい。(通販を)やめるつもりはない」「悪いことをしたとは思っていない。法律が悪い」と徹底抗戦の構えを示していた。いわゆる「ネット販売」について、結局のところ未だ混沌とした状況が続いている。

File No.…番外編?

 10大ニュースからは漏れたが、「日薬会長の児玉氏、副会長の七海氏に対して公開質問状が出される」「ドラッグストアのOTC情報提供不要カードが明るみに」といったニュースにも多くの声が寄せられている。埼玉の調剤過誤、twitterでの炎上やネット通販の問題等、いずれも「薬剤師の倫理」について問われる問題であるだけに、今一度原点に立ち返って薬剤師のあるべき姿について考えてみる必要があるのかもしれない。

 投票結果を見てみると、上位3件に多くの関心が寄せられていることがわかる。災害の問題も調剤過誤の問題も、他人事ではないという気持ちの表れではないだろうか。年が明けても尚、継続して取り組んでいかなければならない問題である。

※ 投票は12月5日から12月14日までの10日間。2011年に話題になったニュースから1人5タイトルを選ぶ形式で行った。投票総人数137人。


実践副作用学―くすりの副作用をどう考えどうとらえたらよいのか?

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