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2012年04月30日
オフライン環境下でも使用可能な「おしえて!小児用量」
医薬情報研究所から、医薬品の小児用量を添付文書に基づいて瞬時に表示してくれるiOSアプリ「おしえて!小児用量 2012」がリリースされていました。
おしえて!小児用量 2012 - Iyaku-Joho-Kenkyujo,Inc.
収録医薬品数は1460。添付文書の「効能効果」「用法用量」の欄に、小児等の記載があるものが収録されています。早速使ってみたところ、結構重宝しそうなのでご紹介します!
収録されている医薬品を検索する方法は、大きく分けて3つあります。1つが「商品名」から検索する方法。
続いて「成分名」から検索する方法。この4月から一般名処方が増えてきている中、意外と役立ちそうです。
そして3つ目は、16の薬効分類から検索する方法です。
商品名検索から「アスベリン」と入力してみたところ、いくつか候補が表示されます。
「アスベリンドライシロップ2%」をタップすると、添付文書に記載された「1歳未満」「1歳以上3歳未満」「3歳以上6歳未満」の区分が表示されます。
該当する部分(今回は「1歳以上3歳未満」)をタップすると、このように用量が表示されます。また上記画面の真ん中左あたりにある「!」をタップすると、シロップ剤の色/味・香り/配合変化や錠剤の粉砕可否も同時に確認可能。かなりのスグレモノです。
頻用医薬品については「マイリスト」に登録することができます。フォルダが作成できるので、分類方法もカスタマイズが可能です。
登録完了!
デフォルトの「マイリスト」フォルダに「アスベリンドラシロップ2%」が登録できました。
抗生剤等の体重換算が必要な医薬品については、1kg刻みで体重を選択するようになっています。年齢併記がされているなど、作りこまれている印象があり、使う側としても嬉しいですね。
成人量を超えないよう設定されており、また添付文書に1日最大量の記載があるものについては、1日最大量も表示される仕様です。
錠剤についても小児用量が設定されているものは収録されています。
アプリの使い方や開発意図などの情報が記載されている画面。
ネットに繋がっていないオフライン環境下でも動作するため、その部分でも安心感がありますね。詳細はこちらからどうぞ。
実は私はiPhoneユーザではありません。ですのでiPadにインストールしましたが、ご覧のようにiPadでも使用可能です。個人的にはAndroid版の発売が待ち遠しいですね。
▽ 新 小児薬用量

14:45
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