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2012年06月18日
[review]猫色ケミストリー
以前、「理系非モテ男子に贈る、前代未聞空前絶後の有機化学ラブコメ!」として「ラブ・ケミストリー」という本をご紹介しました。かなりぶっ飛んだ内容でなかなか楽しめたのですが、その作者の第2作目が発売になっていました。
その名も「猫色ケミストリー」というタイトルなのですが、ケミストリーになぜ「猫色」とつくのか、その辺りからもうぶっ飛び具合が予想できますね!(苦笑
以下、ネタバレがありますので、読み進めるにあたってはご注意ください。
今回の主人公もやはり(?)理系非モテ男子です。そうそう、登場人物は「ラブ・ケミ」とはまったくつながりがありませんので、その辺りは混乱しないように。「マシタ化学」は出てきますがね…。
しかし「ラブ・ケミ」もそうでしたが、「猫ケミ」の物語にも秘書が登場して、キーとなる人物設定となっています。作者は「秘書フェチ」なのか?(笑
そしてタイトル通り、猫がストーリーに深く関わってきます。しかし猫とはいえ、中身は猫ではないわけですから、何とも不思議な感覚で読み進めることになります。
そこまで深くはないですが、化学の要素もそれなりにあり、そして謎解きもあり。謎解き自体はそんなに凝ったものではなく、シンプルな部類に入ると思いますが、それでもなぜか、先を急いで読みたくなります。
主人公とこの猫…ではなく女の子は、恋仲になるのかなと思いつつも、最後まで読んでも、それを匂わせることはあっても決定的なシーンはありません。
と言いつつも、女心に疎く、大した恋愛経験もない私が言うのですから、どれほど当てになるかということは責任を持てません。ぜひ、場面場面の「乙女ゴコロ」を解説していただきたいものです。とは言え、解説していただいても、それを活かす場がもう私にはないんですけどね。
おっと、なぜか話がおかしな方向に進んでしまいそうですので、今回はこの辺で…。
▽ 猫色ケミストリー

22:58
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