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2013年04月10日
イグザレルト錠10mgのPTPシートがカールを抑えるため包装変更
イグザレルト錠10mgが、PTPシートの湾曲(カール)を抑えるために包装変更したということです。既に新しいものが流通しているでしょうか。
勤務先の薬局にあるイグザレルト錠15mgもクルクルしています。こんな感じ。

明らかに浮いているのが分かりますね。別の角度から見てみても、はっきりと分かります。

これはPTPシートの素材としてCPP(無延伸ポリプロピレン)フィルムを使っており、その特性上やむを得ないという話を聞きました。なんでも、このフィルムは環境にやさしいんだとか。
PTPの素材として用いる際に、環境のことを考慮しているというのは、とても素晴らしいことと思います。そしてそれ故にPTPシートが若干カールしてしまうのも、致し方ないところであると理解しています。
とは言え、これだけ曲がっていますと、当然患者さんも気がつくわけですよね。すると中には「こんなに曲がったシートのお薬は、きっと古いに違いない!」と考える患者さんも出てくるわけです。
すると、PTPシートが曲がっていることで、お薬の品質についての懸念も出てくることになります。実際は全く問題ないのですが、見た目というのはやはりそれだけ重要だということです。
しかしメーカーからの案内は「イグザレルト錠10mg」のみですね。15mgの方は、当面このままということになるのでしょうか?
▽ OTC薬ハンドブック 2013

22:12
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