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2013年04月19日

[薬局新聞]後発品比較選定で芽生えた薬剤に対する自信と責任

薬局新聞連載の「ソーシャルPメンター&ニュース」第41回です。

ソーシャルPメンター&ニュース41


 引き続き、中野北薬局(木島薬品)の益満健雄先生にお話をお伺いします。

 そもそも、後発医薬品に対して大きく意識をしたのは何がきっかけだったのでしょうか。

 「きっかけは平成18年の処方箋様式の変更でした。ちょうどそのころ受けた研修会で、ある患者様が後発医薬品に変更した際に、症状の悪化を起こした症例を聴く機会がありました。『後発医薬品への変更については今後薬局で行われるようになってくる。変更した薬剤師への責任を理解してほしい』と言われたことで、きちんとした対応をしなければならないと考えました。」

 現在は木島薬品の後発医薬品情報長という、責任ある立場でもあると伺いましたが、後発医薬品の比較選定を行う中で得られたものはあるでしょうか。

 「もっとも大きいのは、『薬剤師として薬剤に対する自信と責任』が芽生えたことだと思います。大学で学んだ製剤学・薬物動態などの知識を活用することが出来ますし、また新たに学び直すきっかけにもなりました。患者様にジェネリック医薬品への変更について説明するときに、説得力という点においても、また話す内容にも違いが出ます。」

 次回も後発医薬品に関連して、詳しいお話をお伺いします。



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