
新着記事
05/08
04/23
03/31
03/12
2006年05月23日
[本日発売]ロキソニンパップ100mg
待望の?ロキソニンパップ、本日発売です。
メーカー発表
経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤「ロキソニン®パップ100mg」の新発売について
(pdfファイルもあり)

ロキソニンパップ100mg(70枚入)
添付文書もアップされてます。
ロキソニンパップ100mg添付文書(医薬品医療機器情報提供ホームページ)
薬価:53.50円/枚
販売名コード:2649735S1028
ちなみにJANは
70枚 (7枚/1袋臓 10袋):4987081474004
350枚 (7枚/1袋臓 50袋):4987081474042
700枚 (7枚/1袋臓100袋):4987081474080
ロキソニン錠で見慣れた水色と青のラインが特徴的です。でもちょっとおや?と思うのは、薬剤名の色。ロキソニン錠は劇薬のため商品名が赤字であったのに対し、ロキソニンパップは普通薬なので黒字での印字となっています。

ロキソニン錠(左)とロキソニンパップ
新薬扱いになるので、投与日数の上限は14日とのこと。しかし外用剤のため、1回の使用枚数が1枚とは限りませんので、14枚(2袋)以上の処方も十分にあります。
ちょっと話は違いますが、ボルタレンパップ。
こちらはメーカーに問い合わせしましたが、詳細は教えていただけず。お話させていただいたT氏によると、何でも商法の関係で薬価収載前は情報を外に出してはいけないんだとか。
でもそれよりも強く感じたのが、情報を外に出したくないというメーカーの態度。サプライズ効果でも狙っているのかもしれませんね。
ボルタレンパップについては教えていただけなかったので、ボルタレンテープについて製剤上の工夫などをお伺いしたところ、経皮吸収を促進させるために「N-メチル-2-ピロリドン」という添加物(添付文書に記載あり)を加えている、とのお返事をいただきました。
また、多くの貼付剤に添加物として加えられている「l-メントール」ですが、こちらも皮膚透過性を向上させるのに一役買っているんだとか。香りばっかりに目が(鼻が?)向きますが、そんな役割もあったんですね。
そんなことを思いながらロキソニンパップの添加物も眺めてみると、
「クロタミトン」
との記載が!!
これってオイラックスですよ。
やっぱりロキソプロフェンの刺激を抑えるため?それとも、熱感を生じさせることが目的?肌の弱い方は少し注意すべきなのかもしれませんね。
メーカー発表
経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤「ロキソニン®パップ100mg」の新発売について
(pdfファイルもあり)
ロキソニンパップ100mg(70枚入)
添付文書もアップされてます。
ロキソニンパップ100mg添付文書(医薬品医療機器情報提供ホームページ)
薬価:53.50円/枚
販売名コード:2649735S1028
ちなみにJANは
70枚 (7枚/1袋臓 10袋):4987081474004
350枚 (7枚/1袋臓 50袋):4987081474042
700枚 (7枚/1袋臓100袋):4987081474080
ロキソニン錠で見慣れた水色と青のラインが特徴的です。でもちょっとおや?と思うのは、薬剤名の色。ロキソニン錠は劇薬のため商品名が赤字であったのに対し、ロキソニンパップは普通薬なので黒字での印字となっています。
ロキソニン錠(左)とロキソニンパップ
新薬扱いになるので、投与日数の上限は14日とのこと。しかし外用剤のため、1回の使用枚数が1枚とは限りませんので、14枚(2袋)以上の処方も十分にあります。
ちょっと話は違いますが、ボルタレンパップ。
こちらはメーカーに問い合わせしましたが、詳細は教えていただけず。お話させていただいたT氏によると、何でも商法の関係で薬価収載前は情報を外に出してはいけないんだとか。
でもそれよりも強く感じたのが、情報を外に出したくないというメーカーの態度。サプライズ効果でも狙っているのかもしれませんね。
ボルタレンパップについては教えていただけなかったので、ボルタレンテープについて製剤上の工夫などをお伺いしたところ、経皮吸収を促進させるために「N-メチル-2-ピロリドン」という添加物(添付文書に記載あり)を加えている、とのお返事をいただきました。
また、多くの貼付剤に添加物として加えられている「l-メントール」ですが、こちらも皮膚透過性を向上させるのに一役買っているんだとか。香りばっかりに目が(鼻が?)向きますが、そんな役割もあったんですね。
そんなことを思いながらロキソニンパップの添加物も眺めてみると、
「クロタミトン」
との記載が!!
これってオイラックスですよ。
やっぱりロキソプロフェンの刺激を抑えるため?それとも、熱感を生じさせることが目的?肌の弱い方は少し注意すべきなのかもしれませんね。
12:59
| Comment(13)
| ウラ
この記事へのトラックバックURL(承認後の表示となります)
http://blog.sakura.ne.jp/tb/708407
この記事へのトラックバック:
ロ@ソニンパップに、オイ#ックスが入ってる?!
Excerpt: またまた、薬局のオモテとウラさんからの情報です。 ロキソニン・パップいよいよ発売のようです。 試供品をいくつかもらって職員とかに使ってみたんですが・・・・・ 「くっついてべたべたする」という..
Weblog: 開業したて整形外科院長の野望(無謀)日記。
Tracked: 2006-05-23 13:49
この記事へのトラックバック:
経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤「ロキソニンパップ100mg」を発売<br>三共
Excerpt: 三共は5月23日、非ステロイド性抗炎症剤含有の経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤「ロキソニンパップ100mg」(一般名:ロキソプロフェンナトリウム)を発売した。変形性関節症、筋肉痛、外傷後の腫脹や疼痛を抑..
Weblog: 薬事日報社
Tracked: 2006-06-02 18:08
http://blog.sakura.ne.jp/tb/708407
この記事へのトラックバック:
ロ@ソニンパップに、オイ#ックスが入ってる?!
Excerpt: またまた、薬局のオモテとウラさんからの情報です。 ロキソニン・パップいよいよ発売のようです。 試供品をいくつかもらって職員とかに使ってみたんですが・・・・・ 「くっついてべたべたする」という..
Weblog: 開業したて整形外科院長の野望(無謀)日記。
Tracked: 2006-05-23 13:49
この記事へのトラックバック:
経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤「ロキソニンパップ100mg」を発売<br>三共
Excerpt: 三共は5月23日、非ステロイド性抗炎症剤含有の経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤「ロキソニンパップ100mg」(一般名:ロキソプロフェンナトリウム)を発売した。変形性関節症、筋肉痛、外傷後の腫脹や疼痛を抑..
Weblog: 薬事日報社
Tracked: 2006-06-02 18:08
湿布かぶれにくいといいながらオイラックスが入っているというのは・・・・
僕は1枚あたりの値段が高いのが気に入りません。
それをいうと三共の方はうちのは1枚で24時間使えますので、といいますが、もらう方はそんな目では見ませんよね。
「何枚 いくら」の発想だと思うんですけどねぇ。
実際どうなんでしょうねぇ?!最初はすごい期待していたけど・・。
情報お待ちしています!!^^v
クロタミトン(オイラックス)はセルタッチ、アドフィードにも入っていました。一般的なのでしょうか。OTC薬の湿布ですが、添加物に尿素が入っているものもあります。
値段については確かに、患者さんはそういう見方をしませんよね。ロキソニンパップは添付文書上「1日1回」ですが、実際は何回か貼る方も多そうですし。
専門の医師でなくても割と処方しやすいでしょうから遠からず動きはありそうですが、いつになるのか…。しばらく寝かしておくことになるのかもしれません。
今、個人的に色々あってなかなか覗けに来られません。
さて、製剤上の工夫を効き出してくれてありがとうねっ。
それと、クロタミトンって、毒性が強いのではあのませんでしたか?だから、疥癬に効くみたいなっ。
多分、会社としてはインサイダー取引の問題などで、禁止しているのでしょうね。
この辺の判断基準は各社によって違うと思いますが…
添加剤の問題ですが、
皮膚科のドクターに聞くと、
基本的には、種類が増えれば増えるほど、
かぶれや接触性皮膚炎等のアレルギーが増えると当り前のの反応がありました。。。
いれるいれない、どちらを選ぶかは難しい問題ですね。
お仕事がお忙しいのでしょうか。
クロタミトンは確かに毒性強いですよね。湿布に入れるのは添加物としてなので、量的に問題となることはないのかもしれませんが。
>チェリー様
なるほど。新製品が出ると株価にも影響が出ますからね。ナボールが7月なので、ボルタレンも同月でしょうか??
添加物は少ないに越したことはないのでしょうが、ゼロって訳にもいかないでしょうし。「主成分が既知なので簡単にできただろう」と考えてしまいがちですが、きっといろいろな工夫があったのでしょうね。
が、歩いているうちに剥がれてしまいました。
うーん・・・。
コメントありがとうございます。
やはり貼り付きが弱いのでしょうか。粘る感じなどはありませんでしたか?
膝など動くので貼付剤が得意な場所ではないかもしれませんが、それでも剥がれてしまうと効果が出ませんしね。貼り直すわけにもいきませんし…。
ちなみに、うちではまだロキソニンパップの処方はありません。
コメントありがとうございます。
クロタミトンは溶解剤としての用途もあるのですね。不勉強失礼いたしました。とすると、セルタッチやアドフィードにもそれを目的として加えられているのですね。
N-メチル-2-ピロリドンにつきましても、また機会を見つけて聞いてみたいと思います。ご存知のことがございましたらご教示ください。
なるほど、他に代替品がないため、やむを得ずといった理由もありそうですね。今後使用を減らす方向に行きそうな感じですね。
しかしこれだけ微量だと鎮痒の作用は期待できないのでしょうか。刺激を抑える目的で、という方に持って行きたいわけではないのですが、どうもそのイメージが強いので…。
NMPについての情報、ありがとうございます。メーカーもまず問題ないと判断したので使っているのでしょうね。
一つ心配なのは、生体内で分解されやすいとはいえ脂溶性が極めて高い物質ですので、長期使用に伴う蓄積はどうなのかな?と漠然と考えています。