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2008年01月08日

[薬局新聞新春SP]週刊トラックバックNEWS

薬局新聞の新春スペシャル企画、「08年展望WEB薬剤師チャットミーティング」と題しましてチャットを行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

その紙面の内容をアップいたします。よろしくお願いいたします。

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 07年4月から週1回、「週刊トラックバックNEWS」の連載を始めて早9ヶ月がたちます。08年にあたり、4月に予定される調剤報酬改定、登録販売者の試験実施等について、また1年間のブログ「薬局のオモテとウラ」の動向についてもご紹介したいと思います。

 調剤報酬改定関連については07年後半より様々な話題が出てきていますが、薬局関連で注目されるのは何と言っても「後発医薬品の更なる使用促進」ではないかと思います。処方せん様式の変更に始まり基本料の部分にまで手が入るようなことが言われる状況の中、どのようなスタンスで臨むのかということを明確にしていかなければなりません。薬局・薬剤師に何が出来るのか、制度が変わるとともに私たちの意識も次のステージへ移行することを考えてゆく必要があります。

 07年12月に当ブログを通じて開催したチャットにおいて、今後の取組みにもつながるいくつかのヒントとなりそうな発言がありました。例えば「後発のwiki」が上手く機能すれば、ネットを上手に使った情報を共有できるツールとして、大変有用な物になるでしょう。また「『クレーム』を買います」的な発想は、後発医薬品を評価する方法としても大きな期待が持てます。

 注目される登録販売者試験については、「実務経験をしてから試験を受ける」のがよいのか「試験合格者が実務経験を行う」のがよいのかは当ブログに寄せられたコメントでも大きく意見が割れました。受験要件としての実務経験1年が決定事項となりましたが、単に労働力を提供するだけに終わらないような工夫が必要でしょう。

 また実際に登録販売者が誕生した後の医薬品販売の体制についても、実のあるものにするべく努力してゆくことが望まれます。そもそもこの新資格、「薬剤師が医薬品供給をやらないなら、では違う資格・制度で供給させよう」と始まったと言っても過言ではありません。薬剤師が調剤ばかりに目を向け、OTC薬販売を切り捨ててきた結果なのです。薬剤師はこういった経緯を真摯に受け止め、登録販売者と協力して医薬品が適正に使用されるような環境整備に努めねばなりません。

 最後に当ブログ「薬局のオモテとウラ」について簡単にふり返ってみたいと思います。07年1年間のエントリ(記事)数は300を超え、また年間のトータルアクセスも70万を超えました。紙面をお借りしまして、皆様にもお礼申し上げます。7月に薬局をやめ勤務薬剤師となってからはブログに割ける時間が大幅に少なくなったこともあり、更新頻度・記事の内容とも今ひとつの感はありますが、質の高いコメントをいただけることで何とか保っている状態です。

 私自身、開局から勤務に転じたことで(良い意味で)肩の力が抜けたということと、大変恵まれた職場の環境にあり、日々患者さんと向き合っている状況です。新年となりますが、アンテナを錆びつかせることなく、日々の業務に、ブログに注力してゆこうと決意を新たにする次第です。08年も一年、よろしくお願いいたします。


チャットのダイジェスト版についてはこちらでアップしています。是非ともご覧ください。

[薬局新聞新春SP]週刊トラックバックNEWS2

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