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2014年06月06日
シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」はコーヒー風味とレモン風味
最近の話題の一つ?に「バイアグラ」のジェネリック医薬品発売がありますね。発売元の東和薬品MR氏からご案内いただきました。
シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」という名称だそうですが、この「VI」には何の意味があるのでしょうか。薬事日報の記事によりますと、
製品名の「VI」は先発の代表薬剤バイアグラ(VIAGRA)の頭文字。シルデナフィルクエン酸塩が主成分で適応症が異なる製品があるため、同品の先発・代表薬剤を明確にするため付記した
のだそうです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、「コーヒー風味」と「レモン風味」の2種類が用意されているそうです。製剤見本をいただき、味見してみましたのでご紹介しましょう。
こちらがコーヒー風味の方です。大変残念(?)ですが、有効成分は含まれていません。そのため、パッケージには製剤見本ではなく「服用感見本」と記載されていますね。

開封してみたところ。コーヒー風味にふさわしく、PTPの両サイドは茶色のラインが入っています。

錠剤の部分を拡大してみます。「シルデナフィル OD 50 トーワ」の記載があります。

さてこちらはレモン風味の服用感見本。こちらも「有効成分は含まれておりません」。

レモンをイメージしてか、PTPの両サイドには黄色のラインが入っています。

錠剤はちょうど裏側に当たるため、先ほどのコーヒー風味とは印字内容が違っています。「シルデナ 50」と書かれています。

コーヒー風味とレモン風味を比べてみましょう。

PTPから取り出してみます。よく見てみると、コーヒー風味とレモン風味で、印字の色が違っているのが分かります(クリックで拡大します)。細かい部分まで配慮されている印象を受けますね。

こちらが裏面です。印字されている内容は同じですね。

割線が入っていますので割ってみました。OD錠ですが、ボロボロになることもなく、意外にキレイに割れますね。

味ですが、当たり前の話ですが、コーヒー風味はコーヒーの、レモン風味はレモンの香りがします。いずれの製剤もメントールが入っているので、服用感は非常にすっきりしています。
コーヒー風味、レモン風味とももちろん同等の効果が得られるのでしょうが、気持ちの面も無視できません。コーヒー風味はコーヒーといってもとても甘く、レモン風味はきつくはないものの、やや引き締まる印象でしょうか。
どちらも飲みにくいということはもちろんありませんので、お好みで選んでよいと思われます。自分の好みよりも、相手の女性のことを考えて選ぶ人も少なくないかもしれませんね。
シルデナフィルはとても食事の影響を受けやすいので、空腹時に服用することになります。また、服用のタイミングを考えると、難しさを伴うケースもありそうです。そうなると、水なしで飲めるOD錠というのは、重宝するかもしれませんね。
▽ 絶対覚えておきたい疾患別薬物相互作用

21:52
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| 医薬品情報(医療用)
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