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2007年05月01日

ベネット錠/アクトネル錠の週1製剤

ボナロン錠、フォサマック錠に続き、リセドロン酸ナトリウム水和物(商品名:アクトネル錠ベネット錠)についても週1回投与の製剤が出てくるようです。

リンクは4月半ばに武田薬品工業から出された、製造承認取得のメーカー発表です。

骨粗鬆症治療剤「リセドロン酸ナトリウム水和物」週1回投与製剤
製造販売承認取得について


ベネット錠17.5mgの案内をいただきました。

benet1.JPG
案内パンフレット

錠剤は1錠単位でシートにてお渡しできるようになっているようです。上部の錠剤が入る部分と下部の2箇所が突起部分があります。また、バーコードも印字されているようですね。

benet2.JPG
シート見本

benet3.JPG
製剤写真

benet4.JPG
のみ方(表)

benet5.JPG
のみ方(裏)


(関連記事)

2006/07/28 フォサマック錠35mg

2007年04月18日

味が良いと評判のクラリスロマイシンDS「タカタ」

昨年クラリスロマイシンの後発医薬品が発売されました。先発品も含めると実に10社以上からクラリスロマイシンのドライシロップ製剤が発売されています。

そんな中で時々話に聞くのがこの『クラリスロマイシンDS小児用10%「タカタ」』です。味が良いと評判で、近隣の小児科でも銘柄指定で処方が出るようになってきています。

高田製薬ってのは塩野義製薬の製造受託もしているんでしたっけ?ケフラール細粒小児用は高田製薬の製造と聞いたことがあります。

当該製品のサンプルが入手できましたのでテストしてみました。

takata2.JPG
クラリスロマイシンDS小児用10%「タカタ」

添付文書の性状の欄に「色調・剤形:微黄白色〜微褐色の微粒又は粉末」とありますように若干黄色がかった色をしていますが、ご覧いただけますでしょうか。

takata1.JPG
0.5g包装

ほんのわずか口に入れてみましたが「この味なら子供も飲みやすいな」と感じました。添付文書に記載はありませんが、バナナっぽいフレーバーですね。メイアクトMS小児用細粒に少し味が似ています。

口溶けや舌触りも良好で、後味も強い苦味は感じませんでした。子供にとっての服用のしやすさという観点からすると、先発品のクラリス/クラリシッドドライシロップ小児用より優れているのではないでしょうか。

それではと思って、試しにムコダイン細粒と1:1で混ぜて服用してみたところ、流石に苦味が出ましたね。服用の際はやはり単剤が基本と思われます。

添付文書:クラリスロマイシン錠小児用50mg「タカタ」/クラリスロマイシンDS小児用10%「タカタ」


(関連記事)

2006/06/21 [味が違う?]クラリスDSとクラリシッドDS

2006/08/07 クラリスドライシロップの配合変化

2007年04月17日

リスパダールOD錠近日発売

案内パンフレットをいただきました。

リスパダールの普通錠には3mgの規格がありますが、OD錠として発売されるのは1mg2mgの2種類のみです。

risperdal_od.JPG
リスパダールOD錠案内パンフレット

OD錠ですが硬度が普通の錠剤と同程度あるので、自動分包機のカセットにも入れられると記載があります。


(関連記事)

2007/03/20 リスパダールにOD錠が登場

プロヘパール錠の供給が不安定に

肝臓疾患用剤「プロヘパール錠」が一時的に欠品しているようです。

proheparum.JPG
科研製薬のお詫び文書

原因としては、

中間製品の輸入先において有効成分 肝水解物であるウシの肝臓の原産国をチリからウルグアイに切り替える際の原料調達・製品化の遅れ


ということが書かれています。

この文書、当薬局には本日いただいたのですが出されたのはいつなのでしょうかね。右上の日付は「4月」とだけ書かれていますが。供給再開は4月下旬と書かれていますので、もうすぐですかね。

2007年04月14日

7月から麻薬の小分けが可能となりそうです

4月12日より麻薬の小分けに関するパブリックコメントの募集が出ています。

麻薬及び向精神薬取締法施行規則の一部を改正する省令の制定に関する意見募集について

施行日が平成19年7月(予定)となっていますので、今年の7月にも麻薬小売業者間での麻薬の小分けが可能となりそうです。

もちろん何でも小分けがフリーというわけではありません。いくつかポイントとなるところを抜粋してみます。

前もって届け出た麻薬小売業者間でのやりとりに限る

譲り渡す薬局、譲り受ける薬局とも麻薬小売業者であることが条件です。また、麻薬小売業者であればどこの薬局とやり取りをしてもいいというわけではなく、予め申請しておく必要があります。

麻薬処方せんに記載された分量の麻薬を調剤することができないときに限る

麻薬処方せんが来て初めて小分けが可能になるということであり、前もって備蓄という形で譲り受けることはできないようですね。

やりとりは同一県内に限る

小分けに伴う移動の際の事故を防ぐということでしょうか。例えばチェーン薬局であっても、県を越える薬局間でのやりとりはできないということになります。

譲渡許可は毎年更新が必要である

その年の12月31日までということですので、毎年申請をする必要があるんですね。


麻薬だけにかなり制限があるのは無理もないでしょうか。

上記の内容はパブリックコメントを受けて変更となる可能性もありますので、運用の際は最新の情報をお確かめください。パブコメの募集は5月11日までです。


(関連記事)

2006/09/30 麻薬の小分けが可能に?

2007年04月10日

アリセプト錠3mg、D錠3mgに14錠包装が登場

消化器系副作用の発現を抑えるための投与という製品の特性上、やはり需要があるのでしょうね。アリセプト錠3mgD錠3mgの14錠包装が昨日4月9日に発売になりました。

メーカー発表は昨月のうちに出ています。

【新発売】 アリセプト錠3mg・アリセプトD錠3mg 14錠PTP包装(pdf)


JANコードは以下の通り。

 アリセプト錠3mg(14錠PTP) 4987028210894

 アリセプトD錠3mg(14錠PTP) 4987028211020

2007年04月09日

クラリチンレディタブはアイスが溶けるように素早く溶ける

クラリチンレディタブ錠10mg、発売時にサンプルを服用したことがあります。発売が2004年11月ですので、もう2年半も前になるのですね。

私事で恐縮ですがこのところの鼻炎の悪化に耐えられなくなり、折角なので何かネタになるものを服用しようと思い「クラリチンレディタブ錠10mg」を飲んでみました。

claritin1.JPG
10錠が入った内袋

claritin2.JPG
裏面の説明

通常の錠剤ですとヒートから出す際には「上から押す」のが主流ですが、この薬に関しては「裏面を剥がして」錠剤を取り出して服用することになります。

claritin3.JPG
10錠ヒート

claritin4.JPG
ヒートの裏面

見た目既に柔らかい感じが伝わってきます。手で持つと尚更。口に入れたその瞬間に溶け始めるのが分かります。流石に「速溶錠」を謳っているだけのことはあります。

溶けるのは言ってみればアイスクリームを口に入れたような感覚ですね。もちろん冷たくはないですが、アイスクリームが体温で溶けるように素早く溶けていきます。

効果はどうなんでしょうね。抗ヒスタミン剤を服用すると大抵眠くなるのですが、この薬に関しては強烈な眠気を感じることはありません。「眠くなるのは絶対に困る!」という患者さんにはいいかもしれません。

添付文書は以下のリンクから。

クラリチン錠10mg/クラリチンレディタブ錠10mg

それによりますとクラリチン(ロラタジン)はプロドラッグのようですね。活性代謝物descarboethoxyloratadine(DCL)の効力は未変化体(ロラタジン)の7.9倍だそうです。

薬物動態の表だけ引用します。

claritin5.JPG
薬物動態の表(クリックで拡大)

定められている用法が「1日1回食後」なのに空腹時のデータ(レディタブ)を持ってきているのは何か理由があるのでしょうかね。

2007年03月26日

中外社長「タミフル、販売やめない」

販売止めないのは当然と思っていましたが、それって考えがちょっとずれているのでしょうかね。そもそも「販売止めます」で決着する問題でもないと思いますが。

「タミフル、販売やめない」(NB Online)

リンク先の記事、関心が高いせいもありコメントもにぎわっていますが、販売継続に対して批判的な声も多く見受けられます。

背景にあるのは「薬害」なんでしょうか。安全に使用するために使用制限は考えていかねばなりませんが(耐性の件もあるので)、中止にするべき薬ではないと思います。

当ブログにいただくコメントでも鋭いご指摘を多数いただいておりますが、そもそも「副作用のない薬はない」わけで「リスクを見極めて服用すること」が大切です。

そういう意味ではタミフルよりもリスク(と一言で言います)がある薬はたくさんあり、全ての医薬品が「薬害候補」になるといっても過言ではないでしょう。

しかしリスクの高い薬でも使用環境を整えることで薬害は防止できると考えられます。今はそちらに重きを置くべきでしょう。


「薬害」って言葉を見聞きすると、やっぱり報道の影響力って大きいなとつくづく感じます。世論形成どころか一歩間違えば世論「誘導」にも繋がってしまいますね。


(関連リンク)

タミフルにみる報道の公正性(workaholic薬剤師の思うこと)

タミフル(kikulog)
コメント欄が非常にアツイです

2007年03月22日

[タミフル]因果関係の有無に関わらずすべきこと

タミフル緊急安全性情報が出されたことは多くの方がご存知のことと思います。昨日の記事でも書きました。

2007/03/21 [緊急安全性情報]タミフル、10代への使用は中止

タミフル服用後の異常行動の可能性については、今シーズンになって言われ始めたことではありません。添付文書の重大な副作用にも「精神・神経症状」として以前から記載されています。

因果関係は未だに「グレー」ではありますが、タミフルに対する社会的な不安があることや緊急安全性情報の持つインパクト等を考えますと、「何故もっと早く出さなかったのか」という思いもあります。

タミフルと異常行動の因果関係があるのかないのか、きちんとした調査結果が待たれます。しかし誤解を恐れずに言えば、現場にとって因果関係の有無はあまり重要な問題ではありません。以下に理由を述べます。


仮に因果関係があった場合。タミフルが総叩きを食らい、医薬品としての製造・販売がストップとなるでしょうか。恐らくそうはならないですよね。

リスクを考慮に入れても投与しなければならないケースは出てきます。そうなると、タミフルを有効に安全に使用するための環境整備が必要です。具体的にはタミフルを投与する際に制限を設けることが挙げられます。

ではもし因果関係がなかった場合。晴れて潔白が証明され、今以上にタミフルが使用されるようになるでしょうか。これもやはりそうはなりませんよね。

そうなった場合、インフルエンザ治療のための環境整備が必要です。タミフルを服用しなくとも異常行動の恐れがあり、それに対して更なる注意喚起をしていく必要があります。


このように考えるとタミフルと異常行動の因果関係の有無に関わらず、現場としてしていかねばならないことは、方向性としては大きく変わるものではないと言えます。

異常行動との因果関係の有無は医薬品としては重要な問題であり、明らかにされれば使用環境整備にあたって大きな助けとなることは、もちろん言うまでもありません。


(関連ニュース)

【タミフル】緊急安全性情報‐10代の処方は原則中止(薬事日報)

2007年03月21日

[緊急安全性情報]タミフル、10代への使用は中止

タミフル、10代投与を中止…異常行動また2例で(読売新聞)

異常行動タミフルの因果関係は依然として「グレー」ですが「10代への使用を中止」するよう、厚生労働省から中外製薬に指示が出されました。既に緊急安全性情報が出されています。

医療向情報
緊急安全性情報-タミフル服用後の異常行動について-(中外製薬)

10歳未満と20歳以上への制限は設けず、10代だけという措置となっています。しかし注意が必要であることに変わりはありません。

2007年03月20日

リスパダールにOD錠が登場

リスパダール(一般名:リスペリドン)の新剤形としてOD錠(口腔内崩壊錠)が発売されるとの事です。メーカー発表(写真あり)は以下のリンクから。

抗精神病剤「リスパダール®OD錠」の承認を取得(ヤンセンファーマ)

OD錠は日本国内で開発したようですね。手に持っても溶け出さないようにするなど、工夫がされているようです。

気になる後発医薬品ですが、今年7月に発売されるようです。ここ最近、特許切れ間近になると口腔内崩壊錠への切り替えが見られます。やっぱり、と言ってはいけませんが後発医薬品対策なんですかね。


(関連ニュース)

プレスリリース・リスト 2007/03/19(薬事日報)

2007年03月14日

アドエアのカラーは紫色になるようです

発売が予定されているアドエアですが、パンフレットにはまだその名前を載せることができないようで「セレベント+フルタイド」で書かれていますね。合剤を意識しているのはミエミエですが。

ser+flu.JPG
セレベント+フルタイド

そのアドエアですが、どんな色になるのか興味のあるところでした。もしかして緑(セレベント)と茶色(フルタイド)のツートンか、とも。それは流石にちょっと冴えないですかね(苦笑

どうやら紫色になるとのことですが、その由来はセレベントの緑とフルタイドの茶色を混ぜると紫色になるから、というのが真相とか??発想はツートンと変わりませんね。

絵の具を実際に混ぜたら紫色になるのでしょうか。


(関連記事)

2006/11/14 フルタイド+セレベント→「アドエア」

2007年01月31日

パリエット錠10mg、ピロリ除菌の適応取得

エーザイパリエット錠10mg(一般名:ラベプラゾールナトリウム)がヘリコバクター・ピロリの除菌療法に係る新効能・新用量の承認を取得したとのことです。

これでタケプロンオメプラール(オメプラゾン)と並んでPPI3剤が除菌補助の適応を取得したことになります。

プロトンポンプ阻害型抗潰瘍剤「パリエット(R)錠10mg」日本でヘリコバクター・ピロリ除菌療法に係る新効能・新用量の承認を取得(エーザイ)

除菌の補助として用いる場合タケプロン、オメプラールとも高用量のもの(それぞれ30mg、20mg)でしたが、パリエットに関しては低用量の10mgの方ですので注意が必要です。

また、併用できる抗生剤はアモキシシリンクラリスロマイシンで問題はありませんが、以下のように製品が限定されます。

<アモキシシリン>

・パセトシン® カプセル、パセトシン® 細粒、パセトシン® 錠250 (製造販売元(輸入元):協和発酵工業株式会社)

・アモペニキシン® カプセル250 (製造販売:ニプロファーマ株式会社)

・サワシリン® カプセル、サワシリン® 細粒、サワシリン® 錠250 (製造販売:アステラス製薬株式会社)


<クラリスロマイシン>

・クラリス® 錠200 (製造販売:大正製薬株式会社、発売:大正富山医薬品株式会社)

・クラリシッド® 錠200mg (製造販売:アボット ジャパン株式会社)



ピロリ除菌の際、PPIとしてパリエット錠10mgを使おうと思ったら、併用する抗生剤はこれらの製品中から選ばなければならないということです。恐らく適応取得の絡みでしょうね。

武田薬品はアモキシシリン製剤としてアモリンカプセルを持っていますが、PPIとしてタケプロンを持っていますので、手を挙げなかったのでしょうね…、と邪推してみたり。

適応症のことや製品名のことをいろいろと考えたくないのであれば、「ランサップ400/800をご使用ください」ということになるんでしょうね。あ、ランサップも武田でしたね(苦笑

2007年01月23日

ノルバスクとリピトールの配合剤「カデュエット」

海外では既に発売されているノルバスク(ベシル酸アムロジピン)とリピトール(アトルバスタチンカルシウム)の配合剤カデュエット」が、日本でも承認申請に向けて動き出しているようです。

日本ではノルバスクが錠剤として2規格(2.5mg/5mg)、リピトールが錠剤として2規格(5mg/10mg)発売されています。これら4種類の全ての組み合わせを開発する予定とのことです。

海外ではアムロジピンが3規格(2.5mg/5mg/10mg)、アトルバスタチンが4規格(10mg/20mg/40mg/80mg)、カデュエットとしては11規格発売されているようですね。

(参考)
CADUET(amlodipine besylate/atorvastatin calcium)Tablets DESCRIPTION(PDF)

しかしノルバスクの10mgは日本でも使用されるケースはあるかもしれませんが、リピトールの80mgってスゴイですね。もっとも、人種も生活スタイルも違いますので一概に比較はできませんが。


カデュエットのオフィシャルサイト(英語)なんてのもあるようですね。

CADUET Official Site

(関連リンク)

アムロジピンとアトルバスタチンの合剤が心臓発作や脳卒中のリスクを10年間にわたって50%以上引き下げることを新たな研究によって証明(ファイザー)

2006年12月25日

ハルシオン0.125mg錠 製品回収

0612251.JPG  0612250.JPG


ハルシオン0.125mg錠製品回収がメーカーより発表されています。随分と情報が早い方がいらっしゃって、当ブログの記事にもコメントいただいています。

こちらの記事のコメントです。

12月7日「ワイス内服製品の供給が不安定に

当薬局には本日連絡をいただきました。

0612252.JPG
ハルシオン0.125mg錠製品回収のお願い

未確認事項等もありますので、最終的な内容の真偽についてはご自身で確認いただきますようお願いいたします。随時修正・追加いたします。

製品回収はハルシオン0.125mg錠のみ

回収はメーカーの「自主回収」として行われる

2006年4月25日以降出荷のもの全てが対象(該当ロットは以下に掲載)

ハルシオン0.25mg錠の製品について問題はないが、0.125mg錠回収の影響を受け品薄状態

ハルシオン0.125mg錠の後発医薬品についてもやはり品薄状態

賦形剤の乳糖を変更した事で、溶出試験に不適合となったため

供給再開は約6ヶ月後



回収対象製品の製造番号及び包装形態:

1035C 100錠(SP)

1036C 100錠(SP)

1037C 100錠、1000錠(SP)、500錠(瓶)

1037F 100錠(SP)

1038C 100錠、1000錠(SP)

1038F 1000錠(SP)

1039C 100錠、1000錠(SP)

1040C 100錠、1000錠(SP)

1041C 100錠、1000錠(SP)



(追記)

メーカーMR氏より「欠品のお詫び」をいただきました。

代替品として、以下の製品が記載されています。

トリアゾラム錠0.125mg「EMEC」

ハルラック錠0.125mg

パルレオン錠0.125mg


0612253.JPG

(関連サイト)

ファイザー株式会社

ハルシオン0.125mg錠 全面回収へ(「くすりとサプリの総合情報局」)

2006年12月11日

アーテン錠の代替品

先日の記事でも書きましたが、ワイス内服製剤の供給が不安定になっているようです。

12月7日「ワイス内服製品の供給が不安定に

アーテン錠(2mg)の代替品について調べてみました。医薬品名は対応する添付文書にリンクさせてあります。

価格は全て同一で、8.6円/錠となっています。

アーテン錠(2mg)
 〔瓶〕100錠,1,000錠 〔PTP〕1,000錠


ストブラン錠(大洋薬品工業)
 PTP包装:100錠、1,200錠 バラ包装:1,200錠、6,000錠

セドリーナ錠(第一製薬)
(バラ)500錠、1000錠 (PTP)1000錠

トリフェジノン錠(共和薬品工業)
 100錠(PTP包装)、1,000錠(PTP、バラ包装)

トリヘキシン錠(東洋ファルマー)
 (PTP)100錠、1,200錠 (バラ)1,200錠、6,000錠

トレミン錠2mg(シェリング・プラウ)
 1,000錠(バラ)

パーキネス錠2(東和薬品)
 100錠、1000錠(PTP)、1000錠(バラ)

パキソナール錠(高田製薬)
 1000錠(SP)、1000錠(瓶)、5000錠(缶)

ピラミスチン錠(アステラス製薬)
 500錠(SP)、1,000錠(バラ)

塩酸トリヘキシフェニジル錠「オルガノン」(日本オルガノン)
 1,000錠 (瓶)

塩酸トリヘキシフェニジル錠2mg「NP」(ニプロファーマ)
 100錠(PTP)、500錠(PTP、バラ)


局方品ですので、現時点でどれが先発品でどれが後発品といった区分けはされていません。元々の先発品はアーテン錠なのでしょうかね。

しかしこうして見ると小包装を用意しているのが全て後発医薬品メーカーであることが見て取れます。局方品等に関してはこのように「逆転現象」が起こっていることがあるのですね。

2006年12月08日

[本日発売]プレミネント錠

メーカー、卸とも力が入っています、プレミネント錠。薬価収載になってからこの1週間、パンフレットをいただかない日がなかったくらい。

添付文書はすでにWeb上にアップされています。詳細はそちらにてご確認ください。

プレミネント錠添付文書

0612081.JPG
新発売の文字が入ったパンフレット

万有の包装は割と地味な方ですかね。規格は赤地に白抜きの文字ではっきりと示されています。

0612082.JPG
プレミネント錠 100錠包装

ロサルタンカリウムヒドロクロロチアジドの各成分は既にあるものですが、プレミネント錠は新薬扱いになりますので1年間は投与日数に上限(14日)が定められています。

薬価:190.00円/錠

医薬品コード:2149110F1023


(関連記事)

11月24日「12/1追補収載情報

11月20日「「プレミネント」名前の由来

11月2日「[虎に翼]プレミネント錠

10月23日「[近日発売]プレミネント錠

2006年12月07日

ワイス内服製品の供給が不安定に

ワイス株式会社の内服製品供給が不安定になっている旨の文書をいただきました。

0612074.JPG
ワイスよりお知らせとお詫び

該当する製品としては、アーテン錠オステラック錠200ロラメット錠1.0ロイコボリン錠5mgが記載されています。

ワイパックス錠が以前から品薄といった話は噂に聞いていましたが、それが影響したとかしないとか。ワイパックス錠の供給に関しても同様に文書が出ています。

0612073.JPG
ワイパックス錠についてのお知らせとお詫び

ワイスに限りませんがこういったケースにおいて、本当に物がなくて困っているところもあれば、実はたくさん持っているところもあったりします。

タミフルなんかもそうですよね。「物がない」と言う割には「シーズン後どっさり返品があった」なんていう話も聞きますし。

「ない」と言われるとついつい必要以上に手元に置いておこうという気持ちは分からないでもないです。患者さんへの迷惑も避けたいですし。

ただみんながそれをやると「本当は必要数あるのに、物がない」という事態に陥ってしまいます。「みんながやらない」ことが肝要です。


(関連記事)

12月11日「アーテン錠の代替品

アテレック錠10が割線入りに

持田製薬が販売しているアテレック錠10ですが、錠剤の形状変更と包装変更が行われるとのことです。この変更は10mg錠のみで、5mg錠については変わりはありません。

0612071.JPG
案内パンフレット

具体的には今まで丸かった錠剤が楕円形になり、また真ん中に割線が入るとのことです。見たところ、割るのによさそうな形をしていますね。

0612072.JPG
新登場を知らせるパンフレット

アテレック錠の用法としては5mg〜重症の場合20mgを用いることがあります。10mg錠に割線をつけることで、5mg、10mg、15mg、20mgの投与に際して10mg錠だけで対応することが容易になります。

要望が多かったのでしょうかね。でも一方で5mg錠の存在意義が薄れることにもなりそうですが…。病院などでは「1規格のみの採用」もあり得ますので、そういったケースを想定したのでしょうか。

変更された製品の出荷予定は平成19年1月とのことですので、市場に出回るのはもう少し時間がかかるかもしれません。

アテレック錠5については特に製造中止等の予定はなく、継続で販売していくとのことです。

2006年11月24日

12/1追補収載情報

プレミネント錠、詳細が決まってきたようですね。薬価収載が12月1日、発売が12月8日予定だということです。肝心の薬価は190円/錠との内示が出ています。

特に加算等が認められなかったため、現行のものを足した格好になりますね(ダイクロトライド錠は12.5mgのため、薬価を半分として計算)。

ニューロタン錠50mg(186.8円) + 1/2 × ダイクロトライド錠25mg(6.4円)

また、アレグラ錠30mgも同日に収載となるようです。こちらは71.4円/錠の薬価がついています。アレグラ錠60mgが94.6円/錠ですので、割高感はありますね。

その他、追補収載の詳細は薬事日報社のサイトに記事がありました。

【厚労省】新薬12成分17品目を収載へ(薬事日報)


(関連記事)

11月20日「「プレミネント」名前の由来

11月15日「[1月発売予定]アレグラ錠30mg

11月2日「[虎に翼]プレミネント錠

10月23日「[近日発売]プレミネント錠

2006年11月21日

テオフィリンに関する注意事項

テオフィリン製剤についての注意事項です。11月も後半、いよいよ寒くなってきましたが本格的なシーズンを前に今一度確認しておきたいものです。

0611201.JPG
エルメッドエーザイ/エーザイからのお知らせ


テオフィリン製剤の安全性情報のお知らせ

冬季は発熱する小児が多くなります。
処方時及び処方後の発熱にご留意ください。


 @発熱している小児では、テオフィリン血中濃度の上昇や痙攣等の症状があらわれることがあります。

 A小児、特に乳幼児(5歳以下)に経口製剤を投与する場合には、保護者等に対し、発熱時には一時減量あるいは中止するなど、あらかじめご指導をお願いします。


両メーカーとも指導せんをご用意いただけるようです。詳しくはメーカーへ直接お問い合わせください。

エーザイ

エルメッドエーザイ

2006年11月20日

「プレミネント」名前の由来

年内発売?を予定しているARB/利尿剤の合剤「プレミネント錠」ですが、その名前の由来です。インタビューフォーム(IF)より抜粋しました。

「PREMIER」(最初の、主役の)と「EMINENT」(傑出した)を合わせて『PREMINENT』と命名された。


とのことです。

0611202.JPG
「プレミネント錠」インタビューフォーム

こういった医薬品の名称ってのは誰が考えるのでしょうかね。開発途中はコードネームで呼ばれているでしょうから、ある程度発売が決まってきた段階で名前がつくとは思うのですが。

プレミネント錠、諸外国では既に発売されていますが、フランスやアメリカでは「HYZAAR」、スウェーデンやイギリスでは「COZAAR Comp」の名前がつけられているようです。

また日本では「ロサルタンカリウム-ヒドロクロロチアジド 50mg-12.5mg」の1規格のみですが、アメリカでは「100mg-12.5mg」「100mg-25mg」もあわせた合計3規格となっているようですね。

日本でのニューロタン錠は50mgと25mgの2規格で、単剤での100mgも発売されていませんので、今後他の規格が発売される可能性は低いと予測されます。

(関連サイト)
閲覧に当たっては無料の会員登録が必要なサイトがありますのでご了解ください。

プレミネント錠:日本初の配合降圧薬(日経メディカル)

プレミネント錠:日本初の配合降圧薬(神経内科医の徒然診療日記)
http://plaza.rakuten.co.jp/hirokohjiclinic/diary/200611090000/

日本初 ARBと少量利尿薬の合剤/高血圧症治療薬「プレミネントTM錠」が承認(お薬ブログ!気になる最新トピック)

(関連記事)

11月2日「[虎に翼]プレミネント錠

10月23日「[近日発売]プレミネント錠

2006年11月15日

[1月発売予定]アレグラ錠30mg

現行は1規格60mgのみのアレグラ錠ですが、年明けに30mgの発売を予定しているとのことでご案内をいただいています。ちなみに30mgの包装は100錠PTPのみとのことです。

0611151.JPG
アレグラ錠30mgは「近日発売」

アレグラ錠60mgも10月に小児適応を取得し、12歳以上の小児に対しては60mg×2T、即ち成人と同用量の投与が認められています。30mgは「7歳以上12歳未満の小児」に対してということになっています。

0611152.JPG
裏面DI

抗ヒスタミン剤(抗アレルギー剤)といえば、

ジルテック錠10mg/5mg
アレジオン錠20mg/10mg
エバステル錠10mg/5mg
アレロック錠5mg/2.5mg
タリオン錠10mg/5mg

などがありますが小児に適応がある錠剤がないために、小用量の方は使用が限定されてしまうケースが多いですね(小児に使われることもないではないですが)。

中には内服液やドライシロップ、口腔内崩壊錠といった剤形が用意されているものもありますが、小児への適応があるのはアレジオンDSくらいです。アレグラもゆくゆくはドライシロップを考えているのでしょうか。

しかしこのアレグラ錠30mg、「用量的には小児なんだけど実は錠剤が飲める(飲みたい)」という年齢層にとっては大変ありがたいものになることと思います。

(関連サイト)

アレルギー性疾患治療剤『アレグラ』の小児(7歳以上)への用法・用量追加承認を取得(pdfファイル)(sanofi-aventis)

2006年11月14日

フルタイド+セレベント→「アドエア」

少し前から話には聞いていましたが、吸入においても配合剤が出てきそうです。海外では「Seretide」や「Advair」といった名前ですが、日本では「アドエア」を予定してるようです。

現行の商品名ですと「フルタイド + セレベント」ということになりますね。併用している患者さんは少なくありません。

グラクソ・スミスクライン、COPD治療薬として
サルメテロール/プロピオン酸フルチカゾン配合剤を承認申請
(GSK)

(関連サイト)

プレスリリース・リスト 2006/11/13(薬事日報)

2006年11月13日

[厚労省]タミフルについてQ&A追加

厚生労働省のホームページ内に新型インフルエンザ対策関連情報の掲載がありますが、11月10日付でタミフルを服用した後の異常行動による小児の死亡例に関する項目がQ&Aとして追加されています。

新型インフルエンザに関するQ&A

追加部分の抜粋はこちら。

新型インフルエンザに関するQ&A(抜粋)

非常に大きな関心を集めているのは、服用後の異常行動についてです。

IV-6 タミフルを服用した後の異常行動等による小児の死亡例が報道されていますが、厚生労働省としては、タミフルの安全性についてどのように考えているのですか。

端的に引用しますと、

現段階でタミフルの安全性に重大な懸念があるとは考えていません


ということのようです。

これで問題が解消されたわけではありませんので、引き続き注意喚起していくことは必要です。が、変に不安を煽ることになってもいけません。その辺り、情報提供方法が問われそうです。
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