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2007年06月29日

[新発売]ブシ末(調剤用)「ツムラ」

ツムラから『日本薬局方ブシ末 ブシ末(調剤用)「ツムラ」』新発売のお知らせをいただきました。「ツムラの生薬修治ブシ末N(調剤用)」の代替新規品だそうです。

ブシ末(調剤用)「ツムラ」
新発売のお知らせ

製品の詳細は以下の通りです。

製品名:日本薬局方ブシ末 ブシ末(調剤用)「ツムラ」

発売予定日:平成19年7月12日(木)

包装:ボトル500g

製品サイズ:99mm(幅)×78mm(奥行)×172mm(高)

JANコード:4987138852311

統一商品コード:138852311

薬価基準収載医薬品コード:未定

日本標準商品分類番号:875900

薬価(予定):14.70円/g

包装薬価:7350.00円

規制区分:劇薬・指定医薬品

記号・番号:TJ-3023

使用期限:3年


ブシ末(調剤用)「ツムラ」製品情報
製品情報

現行の「ツムラの生薬修治ブシ末N(調剤用)」は経過措置品になるようです。


注意しなければならないのは同じブシ末といっても、原料として使用しているトリカブトの種類が変わるため、用量が大きく異なるという点です。

具体的には、現行の「ツムラの生薬修治ブシ末N(調剤用)」は原料に「ハナトリカブト」を使用していますが、『日本薬局方ブシ末 ブシ末(調剤用)「ツムラ」』はハナトリカブトに加え「オクトリカブト」も使用するということです。

弱毒処理である修治を施してあるのは両製品とも共通ですが、原料に「オクトリカブト」が加わることによって鎮痛効果がかなり大きくなるとのこと。

現在「ツムラの生薬修治ブシ末N(調剤用)」を服用している方でしたら、およそ半分程度の量にして様子を見ることになるようです。


(関連リンク)

トリカブト - Wikipedia

2007年06月28日

ハルシオン0.125mg錠 供給再開は7月下旬

昨年12月に回収以降、欠品が続いていたハルシオン0.125mg錠が来月7月下旬に供給再開を予定しているとのことです。回収のいきさつについてはこちらをご覧ください。

2006/12/25 ハルシオン0.125mg錠 製品回収

供給再開にあたっては錠剤形状と包装変更も行われるとのことで、案内をいただきました。

ハルシオン0.125mg錠
錠剤形状・包装変更の案内

変更内容を抜粋しますと以下の3点です。

・錠剤が若干厚くなります。

・錠剤の変更に伴い、ハルシオン0.125mg錠/100錠(SP)の小函が若干大きくなります。

・小函の含量表示の重複を削除いたしました。


ハルシオン0.125mg錠
小函の変更内容


(関連記事)

2006/12/26 ハルシオン錠回収後の対応

(関連リンク)

haya氏による擬人化ブログ。絵も例えも秀逸です!
向精神薬擬人化その6:ハルシオン(鮠乃薬品)

2007年06月22日

アドエアの添付文書封入方法変更

発売早々に変更のお知らせです。アドエアディスカス1個包装の添付文書の封入方法を変更するそうです。

adoair.JPG
お知らせ文書

そもそも100ディスカス、250ディスカスはカートン内に入れ、500ディスカスはカバー裏に貼付するということで、添付文書の封入方法が異なっているようです。

これは何か意図があってのことなのでしょうか。更に発売間もなくの変更も少なからず不可解に感じます。

確かに現物を見てみますと、カバーの覗き窓の部分に何もありません。

adoair2.JPG
アドエア250ディスカス

今後は500ディスカスと同様の方法−即ちフルタイドやセレベントの1個包装とも同様ということになりますが−に封入方法が統一されるとのことです。

医療用の医薬品はいろいろな規制の対象となっているのでしょうが、添付文書の封入方法やその変更も問われるのでしょうか。メーカーも大変です。


(関連リンク)

Adoair.jp

2007年06月21日

ゾビラックス顆粒分包品が販売中止

バルトレックス顆粒50%が1日3回で水痘に適応を取ったから、かどうかは分かりませんが、ゾビラックス顆粒40%の分包品が販売中止だそうです。

gsk1.JPG
分包品販売中止の案内

安い薬ではないだけに小さい包装の需要は結構あったと思うのですが…。うちのような小さな薬局にとってはかなり痛い話でもあります。

gsk2.JPG
水痘に1日3回で投与が可能

バルトレックス顆粒50%の水痘治療における用量早見表もいただきました。

gsk3.JPG
用量早見表

ノバルティスより販売名変更のお知らせ

novartis.JPG novartis2.JPG

オラドール口中錠 → オラドールトローチ0.5mg

ラミシール液 → ラミシール外用液1%


など、医療事故防止の観点から販売名が変更されます。薬価については変更ありません。

旧販売名称の経過措置期間は平成20年3月31までとのこと。

ノバルティスのホームページにも案内が掲載されています。

包装変更等案内(ノバルティスファーマ)

2007年06月02日

ツムラの地味な包装変更

ツムラの本社移転に伴ってですかね、包装変更があったようです。昨日納品された「ツムラ加味逍遙散エキス顆粒」が初めてでした。

しかし地味な包装変更ですね。うっかりしているとスルーしてしまいそうです。変更点は私が気がついただけで3点ありました。左列が旧包装、右列が新包装です。

まずは住所が「東京都千代田区二番町12-7」から「東京都港区赤坂2-17-11」に変わっています。

old_tsumura.JPG new_tsumura.JPG
旧包装(左)と新包装

続いて側面ですがアルファベットで「TSUMURA」の表示が入っています。これが一番気がつきやすいですかね。

old_tsumura1.JPG new_tsumura1.JPG
旧包装(左)と新包装

箱上面ですが「分包デザイン変更品」の表示が抜けています。

old_tsumura2.JPG new_tsumura2.JPG
旧包装(左)と新包装

通常こういった包装の変更ですと外箱のどこかに「包装変更品」などの表示があると思うのですが、それは見つけられませんでした。

メーカーのページにも「ツムラメディカルスクエア 包装変更等のお知らせ」というのがあって該当すると思われるお知らせを見ましたが、あまり親切なアナウンスじゃありませんね。

本社移転に伴う包装資材の住所表記変更(pdfファイル)

2007年06月01日

[6月8日収載]新薬情報

ちょうど1週間後の6月8日に新薬の収載が予定されており、それに先立って薬価など決まってきたようです。

ゼチーア錠、この薬価でスタチンとの併用は、患者負担を考えると厳しいんじゃないでしょうか。単剤でも十分効果があるようですので、単剤投与ももちろんアリですが。


アクトネル錠17.5mg/ベネット錠17.5mg
846.6円/1錠
6月15日発売予定

ウリトス錠0.1mg/ステーブラ錠0.1mg
100.8円/1錠
6月11日発売予定
原価計算方式

ゼチーア錠10mg
250.9円/1錠
6月11日発売予定
類似薬効比較方式(コレバイン)、有用性加算5%

ビジクリア錠
56.7円/1錠

フルダラ錠10mg
3688.2円/1錠
有用性加算10%

アドエア(28ブリスター)
100ディスカス 3066.0円
250ディスカス 3575.6円
500ディスカス 4113.2円
6月8日発売予定
外国価格調整、有用性加算共になし

オルベスコ
50µgインヘラー112吸入用 1813.7円
100µgインヘラー112吸入用 2380.7円
200µgインヘラー56吸入用 2380.7円
6月8日発売予定

ミケランLA点眼液
1% 456.6円/1mL
2% 660.9円/1mL


(関連ニュース)

新薬13成分、8日に薬価収載−血管新生阻害剤が初登場(薬事日報)

2007年05月29日

[2007年7月収載]後発医薬品情報 その2

また新しい情報をいただきましたので。例によって実際に収載の際には変更になる可能性もあります。今後の情報に十分ご注意ください。

前回書きませんでしたが発売が予定されている品目を追加で2つ。

・クアゼパム(先発品:ドラール錠)
先発品は15mgと20mgがありますが、両方出てきますかね。手元にある日医工のパンフには15mgのみ記載となっていますので、発売はそちらだけですかね。

・メナテトレノン(先発品:グラケーカプセル)


それから効能・効果の相違について。

カベルゴリン(先発品:カバサール錠)ですが、先発品は「乳汁漏出症」「高プロラクチン血性排卵障害」「高プロラクチン血性下垂体腺腫」「産褥性乳汁分泌抑制」「パーキンソン病」を謳っています。

一方の後発品が持つ効能・効果は「パーキンソン病」のみとなっています。

プランルカスト水和物(先発品:オノンカプセル、DS)ですが、こちらも先発品と後発品で適応相違があります。オノンは効能・効果として「気管支喘息」「アレルギー性鼻炎」を謳っていますが、後発品は「気管支喘息」のみとなっています。

ちなみにカプセルとドライシロップの両方が発売になるようです。

カベルゴリン、プランルカスト、いずれの後発品とも薬局で病名の判断がつきそうですが、でもやっぱり効能・効果の違いがあると使い難い感があることは否めませんね。


あといくつか気になること。

セフジトレンピボキシル(先発品:メイアクト錠、MS小児用細粒)ですが、後発品はカゼインを使っているのか?それによって牛乳アレルギーの人の服用が左右されます。

それから塩酸セチリジン(先発品:ジルテック錠)ですが、こちらは20社以上から後発品が出てくるようです。薬価も0.7掛けでなく、0.63掛けくらいになるのではないか、とのこと。

ジルテックの後発品は何故そんなに多くから発売されるのかというと、どうやら導入が多いらしいですね。実際の製造は何社程度になるのでしょうか。


(関連記事)

2007/05/26 [2007年7月収載]後発医薬品情報

2007年05月23日

ロキソニン錠の新包装

三共が第一製薬と合併して第一三共になり、医薬品の包装も変わってきています。今日ロキソニン錠を注文したら、新しい包装が入荷になりました。

パッケージはオレンジ色を基調としたものになっています。左側が新包装、右側が旧包装、箱の大きさは全く同じです(写真だと違って見えますが)。

new_loxonin_1.JPG old_loxonin_1.JPG
ロキソニンパッケージ

箱側面です。上下に並べてみました。

loxonin.JPG
旧包装(上)と新包装

この面ではないのですが「GS1 RSS」という別のバーコードもついていました。「(01)14987081472403」と書かれています。

詳しくは分からないのですが、ちょっと調べたらこんなページを見つけました。RSSとは「Reduced Space Symbology=省スペースシンボル」のことらしいです。

■新しいシンボルRSSの標準化 〜2010年、RSS(省スペースシンボル)が標準に〜(財団法人流通システム開発センター)

アルミピローも「SANKYO CO.,LTD.」から「DAIICHI SANKYO CO., LTD.」になっています。

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アルミピロー 左側が新しい方

ヒートも変更がありますね。「ロキソニン」の字体が変わっています。切り離しても分かりやすいように、1列毎に薬品名が印字されています。

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10錠ヒート表面 左側が新しい方

裏面はごちゃごちゃしていましたが、多少すっきりした印象です。第一三共のロゴもあります。

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ヒート裏面 左側が新しい方

メーカーページにリンクでも、と思って第一三共のホームページを見たら、RSSの配信も行っていますね。RSSリーダーに登録すれば更新情報を都度受け取ることができます。

このRSSはRich Site Summaryのことで、RSSといったらこっちのほうがメジャーですね。包装につけられているものとは全く別の物です。

第一三共株式会社

ロキソニン錠添付文書

2007年05月14日

[発売準備中]ゼチーア錠

新しい機序の高脂血症治療剤として注目されているゼチーア錠10mg(一般名:エゼチミブ)ですが、現在発売に向けて準備中(薬価未収載)とのことです。

開発したのはシェリング・プラウで、バイエル薬品と併売していくようですね。

高脂血症治療剤「ゼチーア」−世界初の小腸コレステロールトランスポーター阻害剤−シェリング・プラウとバイエル薬品が共同販売(シェリング・プラウ株式会社)

小腸コレステロールトランスポーター阻害剤」ですので、コレステロールの小腸からの吸収を妨げることになります。

パッと思い浮かんだのがベイスンやグルコバイです。投与時点(食前)や機序(α-グルコシダーゼ阻害剤)の違いはもちろんありますが、位置付けとしてはそんなイメージになるのでしょうか。

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ゼチーア錠10mg DI

用法は「1日1回10mgを食後投与」で服用時点の縛りはありません。横長の白色素錠で割線が入っています。単独投与で用いられるケースと、スタチン等と併用されるケースがあるとのことです。

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ゼチーア錠単独投与

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リピトール錠10mgと併用

投与回数が1日1回なので単純に考えると「一番脂っこい食事をした後(夕食後が多いか?)」に投与するのが効果的かと思われますが、腸肝循環をするため長時間効果が持続するとの事です。


(関連記事)

【新薬】エゼチミブ
ゼチーア:新機序の高脂血症治療薬が日本上陸へ
(日経メディカルONLINE)

2007年05月11日

[6月発売予定]アドエアディスカス

メーカーMR氏より案内パンフレットいただきました。4月作成のものですので「もう見たよ」って方も結構いますかね。6月発売を予定しているようです。

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表紙にはスケートの清水宏保選手が

色はやっぱり「紫」でしたね(笑

2007/03/14 アドエアのカラーは紫色になるようです

adoair3.JPG
アドエアの特性一覧

規格としては以下の3種類が用意されます。ちょっと正確な記述じゃないかもしれませんが、サルメテロール=セレベントは50μgのみで、フルチカゾン=フルタイドの用量が3種類ですね。

アドエア100ディスカス(サルメテロール50μg フルチカゾン100μg)

アドエア250ディスカス(サルメテロール50μg フルチカゾン250μg)

アドエア500ディスカス(サルメテロール50μg フルチカゾン500μg)


現時点ではアドエアの薬価は特に加算など付かず、フルタイド、セレベントそれぞれの薬価を足したものになりそうだということです。

素朴な疑問ですが、そのまま足したら結構高くなりそうですよね。あとフルチカゾンの規格もずれが生じますので(後述)、新薬価がどうなるのか気になります。

医療用医薬品は単剤が基本の日本において合剤はあまり馴染みがなく、メリットが大きくても加点として薬価に反映させるのは難しいのかもしれません。

それから、現在フルタイドを使用している患者さんがアドエアに切り替えを行う場合の目安も示されています。

adoair1.JPG
アドエア導入用量の目安

最終的にはもちろん医師の判断になりますが、「現在吸入しているフルタイドの量を落とさないように移行する」のが基本だそうです。

注意しなくてはならないのが、今のフルタイドの規格は50μg、100μg、200μgですが、アドエアでは100μg、250μg、500μgだということです。

成分の含有量からも分かりますが、用法を見ますと「1回1吸入」のみとなっています。合剤という性質上、フルチカゾンの量を増やしたければ吸入回数を増やすのではなく、1つ上の規格の薬剤を使用することになります。

またフルチカゾンはこれまで1日の最大投与量800μgが限度でしたが、500μgという規格の登場によってアドエアにはその但し書きがありません。

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アドエアDI冒頭

新薬扱いになりますので発売後1年間は14日の投与日数制限が設けられます。このため全ての規格で当初は28ブリスターのみの発売となり、60ブリスターのものは長期投与解禁後に出てくるそうです。


(関連サイト)

公式サイト:Adoair.jp

(関連記事)

2006/11/14 フルタイド+セレベント→「アドエア」

2007年05月01日

ベネット錠/アクトネル錠の週1製剤

ボナロン錠、フォサマック錠に続き、リセドロン酸ナトリウム水和物(商品名:アクトネル錠ベネット錠)についても週1回投与の製剤が出てくるようです。

リンクは4月半ばに武田薬品工業から出された、製造承認取得のメーカー発表です。

骨粗鬆症治療剤「リセドロン酸ナトリウム水和物」週1回投与製剤
製造販売承認取得について


ベネット錠17.5mgの案内をいただきました。

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案内パンフレット

錠剤は1錠単位でシートにてお渡しできるようになっているようです。上部の錠剤が入る部分と下部の2箇所が突起部分があります。また、バーコードも印字されているようですね。

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シート見本

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製剤写真

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のみ方(表)

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のみ方(裏)


(関連記事)

2006/07/28 フォサマック錠35mg

2007年04月18日

味が良いと評判のクラリスロマイシンDS「タカタ」

昨年クラリスロマイシンの後発医薬品が発売されました。先発品も含めると実に10社以上からクラリスロマイシンのドライシロップ製剤が発売されています。

そんな中で時々話に聞くのがこの『クラリスロマイシンDS小児用10%「タカタ」』です。味が良いと評判で、近隣の小児科でも銘柄指定で処方が出るようになってきています。

高田製薬ってのは塩野義製薬の製造受託もしているんでしたっけ?ケフラール細粒小児用は高田製薬の製造と聞いたことがあります。

当該製品のサンプルが入手できましたのでテストしてみました。

takata2.JPG
クラリスロマイシンDS小児用10%「タカタ」

添付文書の性状の欄に「色調・剤形:微黄白色〜微褐色の微粒又は粉末」とありますように若干黄色がかった色をしていますが、ご覧いただけますでしょうか。

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0.5g包装

ほんのわずか口に入れてみましたが「この味なら子供も飲みやすいな」と感じました。添付文書に記載はありませんが、バナナっぽいフレーバーですね。メイアクトMS小児用細粒に少し味が似ています。

口溶けや舌触りも良好で、後味も強い苦味は感じませんでした。子供にとっての服用のしやすさという観点からすると、先発品のクラリス/クラリシッドドライシロップ小児用より優れているのではないでしょうか。

それではと思って、試しにムコダイン細粒と1:1で混ぜて服用してみたところ、流石に苦味が出ましたね。服用の際はやはり単剤が基本と思われます。

添付文書:クラリスロマイシン錠小児用50mg「タカタ」/クラリスロマイシンDS小児用10%「タカタ」


(関連記事)

2006/06/21 [味が違う?]クラリスDSとクラリシッドDS

2006/08/07 クラリスドライシロップの配合変化

2007年04月17日

リスパダールOD錠近日発売

案内パンフレットをいただきました。

リスパダールの普通錠には3mgの規格がありますが、OD錠として発売されるのは1mg2mgの2種類のみです。

risperdal_od.JPG
リスパダールOD錠案内パンフレット

OD錠ですが硬度が普通の錠剤と同程度あるので、自動分包機のカセットにも入れられると記載があります。


(関連記事)

2007/03/20 リスパダールにOD錠が登場

プロヘパール錠の供給が不安定に

肝臓疾患用剤「プロヘパール錠」が一時的に欠品しているようです。

proheparum.JPG
科研製薬のお詫び文書

原因としては、

中間製品の輸入先において有効成分 肝水解物であるウシの肝臓の原産国をチリからウルグアイに切り替える際の原料調達・製品化の遅れ


ということが書かれています。

この文書、当薬局には本日いただいたのですが出されたのはいつなのでしょうかね。右上の日付は「4月」とだけ書かれていますが。供給再開は4月下旬と書かれていますので、もうすぐですかね。

2007年04月14日

7月から麻薬の小分けが可能となりそうです

4月12日より麻薬の小分けに関するパブリックコメントの募集が出ています。

麻薬及び向精神薬取締法施行規則の一部を改正する省令の制定に関する意見募集について

施行日が平成19年7月(予定)となっていますので、今年の7月にも麻薬小売業者間での麻薬の小分けが可能となりそうです。

もちろん何でも小分けがフリーというわけではありません。いくつかポイントとなるところを抜粋してみます。

前もって届け出た麻薬小売業者間でのやりとりに限る

譲り渡す薬局、譲り受ける薬局とも麻薬小売業者であることが条件です。また、麻薬小売業者であればどこの薬局とやり取りをしてもいいというわけではなく、予め申請しておく必要があります。

麻薬処方せんに記載された分量の麻薬を調剤することができないときに限る

麻薬処方せんが来て初めて小分けが可能になるということであり、前もって備蓄という形で譲り受けることはできないようですね。

やりとりは同一県内に限る

小分けに伴う移動の際の事故を防ぐということでしょうか。例えばチェーン薬局であっても、県を越える薬局間でのやりとりはできないということになります。

譲渡許可は毎年更新が必要である

その年の12月31日までということですので、毎年申請をする必要があるんですね。


麻薬だけにかなり制限があるのは無理もないでしょうか。

上記の内容はパブリックコメントを受けて変更となる可能性もありますので、運用の際は最新の情報をお確かめください。パブコメの募集は5月11日までです。


(関連記事)

2006/09/30 麻薬の小分けが可能に?

2007年04月10日

アリセプト錠3mg、D錠3mgに14錠包装が登場

消化器系副作用の発現を抑えるための投与という製品の特性上、やはり需要があるのでしょうね。アリセプト錠3mgD錠3mgの14錠包装が昨日4月9日に発売になりました。

メーカー発表は昨月のうちに出ています。

【新発売】 アリセプト錠3mg・アリセプトD錠3mg 14錠PTP包装(pdf)


JANコードは以下の通り。

 アリセプト錠3mg(14錠PTP) 4987028210894

 アリセプトD錠3mg(14錠PTP) 4987028211020

2007年04月09日

クラリチンレディタブはアイスが溶けるように素早く溶ける

クラリチンレディタブ錠10mg、発売時にサンプルを服用したことがあります。発売が2004年11月ですので、もう2年半も前になるのですね。

私事で恐縮ですがこのところの鼻炎の悪化に耐えられなくなり、折角なので何かネタになるものを服用しようと思い「クラリチンレディタブ錠10mg」を飲んでみました。

claritin1.JPG
10錠が入った内袋

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裏面の説明

通常の錠剤ですとヒートから出す際には「上から押す」のが主流ですが、この薬に関しては「裏面を剥がして」錠剤を取り出して服用することになります。

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10錠ヒート

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ヒートの裏面

見た目既に柔らかい感じが伝わってきます。手で持つと尚更。口に入れたその瞬間に溶け始めるのが分かります。流石に「速溶錠」を謳っているだけのことはあります。

溶けるのは言ってみればアイスクリームを口に入れたような感覚ですね。もちろん冷たくはないですが、アイスクリームが体温で溶けるように素早く溶けていきます。

効果はどうなんでしょうね。抗ヒスタミン剤を服用すると大抵眠くなるのですが、この薬に関しては強烈な眠気を感じることはありません。「眠くなるのは絶対に困る!」という患者さんにはいいかもしれません。

添付文書は以下のリンクから。

クラリチン錠10mg/クラリチンレディタブ錠10mg

それによりますとクラリチン(ロラタジン)はプロドラッグのようですね。活性代謝物descarboethoxyloratadine(DCL)の効力は未変化体(ロラタジン)の7.9倍だそうです。

薬物動態の表だけ引用します。

claritin5.JPG
薬物動態の表(クリックで拡大)

定められている用法が「1日1回食後」なのに空腹時のデータ(レディタブ)を持ってきているのは何か理由があるのでしょうかね。

2007年03月26日

中外社長「タミフル、販売やめない」

販売止めないのは当然と思っていましたが、それって考えがちょっとずれているのでしょうかね。そもそも「販売止めます」で決着する問題でもないと思いますが。

「タミフル、販売やめない」(NB Online)

リンク先の記事、関心が高いせいもありコメントもにぎわっていますが、販売継続に対して批判的な声も多く見受けられます。

背景にあるのは「薬害」なんでしょうか。安全に使用するために使用制限は考えていかねばなりませんが(耐性の件もあるので)、中止にするべき薬ではないと思います。

当ブログにいただくコメントでも鋭いご指摘を多数いただいておりますが、そもそも「副作用のない薬はない」わけで「リスクを見極めて服用すること」が大切です。

そういう意味ではタミフルよりもリスク(と一言で言います)がある薬はたくさんあり、全ての医薬品が「薬害候補」になるといっても過言ではないでしょう。

しかしリスクの高い薬でも使用環境を整えることで薬害は防止できると考えられます。今はそちらに重きを置くべきでしょう。


「薬害」って言葉を見聞きすると、やっぱり報道の影響力って大きいなとつくづく感じます。世論形成どころか一歩間違えば世論「誘導」にも繋がってしまいますね。


(関連リンク)

タミフルにみる報道の公正性(workaholic薬剤師の思うこと)

タミフル(kikulog)
コメント欄が非常にアツイです

2007年03月22日

[タミフル]因果関係の有無に関わらずすべきこと

タミフル緊急安全性情報が出されたことは多くの方がご存知のことと思います。昨日の記事でも書きました。

2007/03/21 [緊急安全性情報]タミフル、10代への使用は中止

タミフル服用後の異常行動の可能性については、今シーズンになって言われ始めたことではありません。添付文書の重大な副作用にも「精神・神経症状」として以前から記載されています。

因果関係は未だに「グレー」ではありますが、タミフルに対する社会的な不安があることや緊急安全性情報の持つインパクト等を考えますと、「何故もっと早く出さなかったのか」という思いもあります。

タミフルと異常行動の因果関係があるのかないのか、きちんとした調査結果が待たれます。しかし誤解を恐れずに言えば、現場にとって因果関係の有無はあまり重要な問題ではありません。以下に理由を述べます。


仮に因果関係があった場合。タミフルが総叩きを食らい、医薬品としての製造・販売がストップとなるでしょうか。恐らくそうはならないですよね。

リスクを考慮に入れても投与しなければならないケースは出てきます。そうなると、タミフルを有効に安全に使用するための環境整備が必要です。具体的にはタミフルを投与する際に制限を設けることが挙げられます。

ではもし因果関係がなかった場合。晴れて潔白が証明され、今以上にタミフルが使用されるようになるでしょうか。これもやはりそうはなりませんよね。

そうなった場合、インフルエンザ治療のための環境整備が必要です。タミフルを服用しなくとも異常行動の恐れがあり、それに対して更なる注意喚起をしていく必要があります。


このように考えるとタミフルと異常行動の因果関係の有無に関わらず、現場としてしていかねばならないことは、方向性としては大きく変わるものではないと言えます。

異常行動との因果関係の有無は医薬品としては重要な問題であり、明らかにされれば使用環境整備にあたって大きな助けとなることは、もちろん言うまでもありません。


(関連ニュース)

【タミフル】緊急安全性情報‐10代の処方は原則中止(薬事日報)

2007年03月21日

[緊急安全性情報]タミフル、10代への使用は中止

タミフル、10代投与を中止…異常行動また2例で(読売新聞)

異常行動タミフルの因果関係は依然として「グレー」ですが「10代への使用を中止」するよう、厚生労働省から中外製薬に指示が出されました。既に緊急安全性情報が出されています。

医療向情報
緊急安全性情報-タミフル服用後の異常行動について-(中外製薬)

10歳未満と20歳以上への制限は設けず、10代だけという措置となっています。しかし注意が必要であることに変わりはありません。

2007年03月20日

リスパダールにOD錠が登場

リスパダール(一般名:リスペリドン)の新剤形としてOD錠(口腔内崩壊錠)が発売されるとの事です。メーカー発表(写真あり)は以下のリンクから。

抗精神病剤「リスパダール®OD錠」の承認を取得(ヤンセンファーマ)

OD錠は日本国内で開発したようですね。手に持っても溶け出さないようにするなど、工夫がされているようです。

気になる後発医薬品ですが、今年7月に発売されるようです。ここ最近、特許切れ間近になると口腔内崩壊錠への切り替えが見られます。やっぱり、と言ってはいけませんが後発医薬品対策なんですかね。


(関連ニュース)

プレスリリース・リスト 2007/03/19(薬事日報)

2007年03月14日

アドエアのカラーは紫色になるようです

発売が予定されているアドエアですが、パンフレットにはまだその名前を載せることができないようで「セレベント+フルタイド」で書かれていますね。合剤を意識しているのはミエミエですが。

ser+flu.JPG
セレベント+フルタイド

そのアドエアですが、どんな色になるのか興味のあるところでした。もしかして緑(セレベント)と茶色(フルタイド)のツートンか、とも。それは流石にちょっと冴えないですかね(苦笑

どうやら紫色になるとのことですが、その由来はセレベントの緑とフルタイドの茶色を混ぜると紫色になるから、というのが真相とか??発想はツートンと変わりませんね。

絵の具を実際に混ぜたら紫色になるのでしょうか。


(関連記事)

2006/11/14 フルタイド+セレベント→「アドエア」

2007年01月31日

パリエット錠10mg、ピロリ除菌の適応取得

エーザイパリエット錠10mg(一般名:ラベプラゾールナトリウム)がヘリコバクター・ピロリの除菌療法に係る新効能・新用量の承認を取得したとのことです。

これでタケプロンオメプラール(オメプラゾン)と並んでPPI3剤が除菌補助の適応を取得したことになります。

プロトンポンプ阻害型抗潰瘍剤「パリエット(R)錠10mg」日本でヘリコバクター・ピロリ除菌療法に係る新効能・新用量の承認を取得(エーザイ)

除菌の補助として用いる場合タケプロン、オメプラールとも高用量のもの(それぞれ30mg、20mg)でしたが、パリエットに関しては低用量の10mgの方ですので注意が必要です。

また、併用できる抗生剤はアモキシシリンクラリスロマイシンで問題はありませんが、以下のように製品が限定されます。

<アモキシシリン>

・パセトシン® カプセル、パセトシン® 細粒、パセトシン® 錠250 (製造販売元(輸入元):協和発酵工業株式会社)

・アモペニキシン® カプセル250 (製造販売:ニプロファーマ株式会社)

・サワシリン® カプセル、サワシリン® 細粒、サワシリン® 錠250 (製造販売:アステラス製薬株式会社)


<クラリスロマイシン>

・クラリス® 錠200 (製造販売:大正製薬株式会社、発売:大正富山医薬品株式会社)

・クラリシッド® 錠200mg (製造販売:アボット ジャパン株式会社)



ピロリ除菌の際、PPIとしてパリエット錠10mgを使おうと思ったら、併用する抗生剤はこれらの製品中から選ばなければならないということです。恐らく適応取得の絡みでしょうね。

武田薬品はアモキシシリン製剤としてアモリンカプセルを持っていますが、PPIとしてタケプロンを持っていますので、手を挙げなかったのでしょうね…、と邪推してみたり。

適応症のことや製品名のことをいろいろと考えたくないのであれば、「ランサップ400/800をご使用ください」ということになるんでしょうね。あ、ランサップも武田でしたね(苦笑

2007年01月23日

ノルバスクとリピトールの配合剤「カデュエット」

海外では既に発売されているノルバスク(ベシル酸アムロジピン)とリピトール(アトルバスタチンカルシウム)の配合剤カデュエット」が、日本でも承認申請に向けて動き出しているようです。

日本ではノルバスクが錠剤として2規格(2.5mg/5mg)、リピトールが錠剤として2規格(5mg/10mg)発売されています。これら4種類の全ての組み合わせを開発する予定とのことです。

海外ではアムロジピンが3規格(2.5mg/5mg/10mg)、アトルバスタチンが4規格(10mg/20mg/40mg/80mg)、カデュエットとしては11規格発売されているようですね。

(参考)
CADUET(amlodipine besylate/atorvastatin calcium)Tablets DESCRIPTION(PDF)

しかしノルバスクの10mgは日本でも使用されるケースはあるかもしれませんが、リピトールの80mgってスゴイですね。もっとも、人種も生活スタイルも違いますので一概に比較はできませんが。


カデュエットのオフィシャルサイト(英語)なんてのもあるようですね。

CADUET Official Site

(関連リンク)

アムロジピンとアトルバスタチンの合剤が心臓発作や脳卒中のリスクを10年間にわたって50%以上引き下げることを新たな研究によって証明(ファイザー)
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